2022年07月04日

折戸なすの柴漬け風〜出汁茶漬け編

東海地方の梅雨明け宣言と同時に届いた『折戸なす』

コロンと小ぶりな愛らしい丸い姿に似合わぬ鋭い棘、そして艶やかな茄子紺。
そして何よりぎゅっと詰まった筋肉質な身質を主人が気に入り、夏の味として毎年楽しみにしております。
今年は初めて揚げ茄子にも致しましたが、何と言っても落ち着くところは『折戸なすの柴漬け風』 ☆彡

今朝第3弾を漬け込み終わり、2022年の折戸なすは全て調理済みと相成りました。
特に蒸し暑い今年の夏、折戸なすをたっぷり使ってあっさり出汁茶漬けなどいかがでしょう。

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毎年拵える折戸なすの柴漬け風。
ちょうど梅干しを漬け込む時期と重なることもあり、梅干し用の赤紫蘇をちょっと拝借して柴漬けに使います。

手順や材料等は殆ど変わりませんが、わずかながら微妙に毎年改善しているのです。
そして、流石に第3弾ともなると赤紫蘇の在庫切れとなりますので、一昨年に漬けた梅干しの赤梅酢を使用したりして。

今年は第2弾の柴漬け風から、変色防止のためミョウバンを初めて使ってみました。

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出汁茶漬けにした柴漬け風はミョウバン不使用のもの。
こうして見比べてみると、確かに折戸なすの色が鮮やかに漬かっているのが分かります。

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折戸なすの柴漬けを出汁茶漬けに。
自家製柚子胡椒との相性も抜群です。

  1. お出汁は、小鯛煮干しと昆布を水出しで。
    昨日の夜からお水に漬けて冷蔵庫に入れておくだけ。

    ゆっくりと加熱し、沸騰直前で昆布を取り出します。
    灰汁をそっと除き、10分ほどことこと弱火で煮出すだけ。



  2. 折戸なすの柴漬け風を刻み、お醤油をちろりとひと回し。
    炊き立てのご飯にたっぷり添え、熱々のお出汁をたっぷり、柚子胡椒を添えて召し上がれ。

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夏野菜真っ盛りな今週の作り置き料理。

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オクラは梅おかか和えに。
インゲンは胡麻和え、甘長唐辛子は高野豆腐と一緒にじんわりお出汁を煮含めて。

お出汁に使った昆布やシイタケは細切りにし、ピーマンやひじきと一緒にきんぴらに。
粗く刻んだ胡桃を入れるのがお気に入りです。




刻んだ柴漬けをご飯に混ぜて、小ぶりな三角お結びに。
海苔をくるりと巻いてお弁当箱に詰めます。

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鯛煮干しと昆布のお出汁が本当に美味しい。
お味噌汁はカタクチイワシの煮干しを長年使っておりますが、たまたま手にしたこの鯛煮干し、我が家の常備アイテムになりそうです。

月曜のお魚はちょっと甘い西京漬けかみりん干し。
今週はさわらのみりん干しですよ。

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第3弾まで漬けた折戸なすの柴漬け風ですが、早くも第1弾はおしまい。
やはり今年も乳酸発酵は期待できそうにありません。

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posted by しんさん at 14:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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