窓を開けるのも躊躇するほど、いえ、窓を開けなくても感じる屋外の熱気。
一体全体どうしちゃったの?
そう尋ねたくなるほど早朝からの猛暑のなか、スーツを着て出勤していく主人の後姿を見送ります。
そして感謝します。
今朝は小さなカップケーキを焼いてみました。

主な材料は、オートミールと冷凍卵白、控えめなお砂糖とココナッツオイルです。
そう、小麦粉は一切使用しておりません。
もう少しふくらむかと期待していたのですが、ふと目を離した焼いている途中でシュン、と。
あらら、といった感じです。

でもまぁ、生地はそれなりにふんわり、甘さも私好みの甘さでまぁ良しと致しましょう。
色気のないアルミのカップは、随分前、まだ100均ショップに足繁く通っておりました頃につい買い溜めてしまったもの。
最近、折を見てはせっせと消費するよう心掛けているのです。

◆材料(8号サイズのアルミ製おかずカップに12〜13個分といったところ)
- オートミール(ミルで粉状に粉砕した状態で) 70g
- シナモンパウダー 3g
- お塩 ひとつまみ
- 卵白(冷凍してあったもの) 5個分(正味155g)
- てんさい糖 30g
- 蜂蜜 25g
- アーモンドミルク 80g
- ココナッツオイル 40g
- レモン汁 5g
◆作り方
- 先ずは卵白を泡立てます。
1個分ずつラップに包んで冷凍してあった卵白を、半解凍状態でボールに出して使用します。
シャリッと半解凍状態の卵白を泡だて器で崩しながら泡立て始め、氷の塊がなくなったらてんさい糖と蜂蜜を加えて泡立てます。
8分立てといったところでしょうか。
艶ッと泡立てた卵白は出番まで冷蔵庫へ。 - 泡だて器のアタッチメントは洗わずそのまま次の工程へ。
別ボールにアーモンドミルクとココナッツオイル(液状)を合わせ、泡だて器でよく撹拌しましょう。
粉状に粉砕したオートミール・シナモンパウダー・お塩を合わせてふるい入れます。
レモン汁も加え、泡だて器で更に撹拌します。 - 冷蔵庫のからメレンゲを出し、2と合わせていきましょう。
先ずは泡だて器でメレンゲをひとすくい。
しっかりと混ぜ込みます。
スパチュラに持ち替えてもうひとすくい。
今度は出来るだけメレンゲをつぶさないよう、底からすくうように混ぜ込みます。
最後にメレンゲのボールに戻し入れ、出来るだけメレンゲを傷付けないようそっと底からなじませましょう。 - カップにふわりと流し入れ、予熱したオーブン庫内へ素早く移します。
設定温度を170℃にして25〜28分。
理屈がシフォンケーキなので、一応逆さにした状態で冷ましてみました。
紙カップの方は、いつものようにハンガーのクリップで留めておきましたが、さて、アルミケースの方は?
うーんと考えた結果、このような姿に。
ふっくら状態を保とうと一応は私なりに努力したこと、これでご理解いただけるでしょうか。
また冷凍卵白が溜まったら焼くと致しましょう。

我が家の夏の風物詩、今年も『折戸なす』が届いてから早1週間が過ぎました。
主人は塩もみが大のお気に入りのようですが、作り置きが出来ない茄子の塩もみはタイミングが難しい。
丁寧に出来るだけ日持ちするよう保存を心掛けてはおりますが、茄子にしてみれば早々に食べてもらえるのがいちばん。
折戸なすと、近所のマックスバリュで購入した平均的な茄子を揚げて食べ比べ。
お昼用にはジャーに詰めてサラダ仕立てに仕上げましたよ。

- 折戸なすと標準茄子。
それぞれ分かるよう切り方に少し変化をつけ、ビニール袋に合わせます。
お塩を極少量ふって優しく全体になじませたら、10分ほどおきましょう。 - その間に、揚げた茄子を漬け込む合わせ調味料の準備。
干しシイタケのお出汁・お酒・お醤油を合わせてひと煮たち。 - 10分経つと、茄子からうっすらと水が出てきます。
丁寧にひとつひとつ拭き取り、太白胡麻油で揚げましょう。
うっとりするほど綺麗な茄子紺。
お塩のひと手間で、気持ち良いほど茄子が油を吸収しないのです。 - しっかりと油を切ったら、切ったそばから合わせ調味料に漬け込みましょう。
今宵の日本酒のお供が出来ました。 - 茄子がしっかりと冷めたら、ジャーの底に詰めます。
更にビーツのピクルスを詰めます。
ひよこ豆・ミニトマト・鴨の燻製・ベジミートそぼろ等を合わせて和え、ぎゅっと詰め込んで出来上がり。
茄子とビーツが合わさると、最高に地味な色合いとなることが判明致しました。


今朝の主食は久しぶりのお蕎麦。
鴨蕎麦にしましょうね。
お魚は金太郎イワシですよ。
小ぶりですが本当に美味しい。

そろそろ箸置きをガラスの亀さんから夏用に変えないとね。


