2022年05月26日

全粒粉テーブルロール〜ココナッツオイルとセミドライミニトマト編

木曜日なのでいつものようにパンを焼きました。

前日の夕方、手作りの豆乳ヨーグルトからでた水分(ホエー)と全粒粉を合わせて生地を準備し、当日の朝は成形して焼くだけの気楽なオーバーナイト発酵全粒粉パン。
今週はバターでなくココナッツオイルを使ったバターロール、はい、全粒粉テーブルロールです。

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間もなく6月。
気温が上がり、冬の間は白くかたまっていたココナッツオイルが透明な液状を保つ季節となりました。
溶かしバターを準備する手間も省けるココナッツオイルのテーブルロール。

いつもより幾分ふんわりもっちり焼き上がった全粒粉生地の中には、セミドライ状態のミニトマトがごろごろと潜んでおります。

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エルブ・ド・プロヴァンスを練り込んだ素朴な全粒粉生地に、甘みをぐっと増したセミドライのミニトマト、そして最後にちろりと生地にちりばめたフルール・ド・セル。

このわずかなフルール・ド・セルが見事なほどのバイプレーヤー。
器量はまだまだ改善の余地ありですが、この組み合わせには自画自賛なのです。

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◆材料(やや小ぶりなテーブルロール4つ分です)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • エルブ・ド・プロヴァンス 3g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(手作りの豆乳ヨーグルトから出た水分です) 83g(毎回微妙に量は異なります)
  • オーツミルク ホエーと合わせて90g計量します

  • お塩 1g
  • ココナッツオイル(液状) 10g

  • セミドライミニトマト(手作りです) 適量
  • 水溶き卵黄 適量
  • フルール・ド・セル 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    先ずはビニール袋に、全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・エルブ ド プロヴァンス・インスタントドライイーストを合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

    計量したホエーとオーツミルクをよく混ぜ、合わせた粉類の半量をここに加えましょう。
    よく混ぜ、更にお塩とココナッツオイルを加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。

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  2. 半量残った粉類に1を加え、生地がひとつにまとまるまで軽く捏ねます。
    まとまった生地の形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵を促しましょう。

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  3. 生地を軽く揉んでガス抜きをしたら、再度形を整えビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、野菜室でひと晩ゆっくりと発酵を促します。

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  4. 今朝のスタートはここから。
    ひと晩野菜室で過ごした生地を、先ずは野菜室から出して室温に戻してあげましょう。

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    生地を軽く揉んでガス抜きをしたら、形を整え4等分します。
    断面を包み込むように丸め、15分間のベンチタイムを設けましょう。

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  5. ベンチタイムが終了したら成形に移ります。

    今までは教科書通り、打ち粉の上で成形しておりました。
    でも、そろそろ脱線しても良い頃合い、今朝は他のパン同様ラップを使った成形と相成りました。

    先ずは丸めた生地の綴じ目を下にしてラップで挟み、平らに丸くのばしましょう。

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    2等辺三角形を意識しながら両端を折りたたみ、ラップで挟んで軽くめん棒で押さえつけます。
    これを縦半分に折りたたみ、綴じ目をなじませるように両手で転がしながら細長いしずく型にのばしましょう。

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    しずく型にのばした生地をラップで挟み、めん棒(すりこ木ですが)を優しく転がしながらのばします。

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    セミドライミニトマトを並べ、ひろい側からトマトを包み込むように優しく丸めていきましょう。

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    綴じ目をしっかり閉じ、綴じ目を下に間をあけて並べます。
    ぬれ布巾とラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵タイム。

    うん、打ち粉を使わずラップの成形、後片付けもラクチンです。

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  6. ふっくらと発酵が進んだ生地の表面に、刷毛でそっと水溶き卵黄をぬります。
    フルール・ド・セルをちろりと散らし、予熱したオーブン庫内へ。

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    設定温度を200℃にして12〜13分。

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    生地が切れてしまった箇所も多々見受けられますが、さほど気にしません。

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    巻き終わりとなる細い側の生地をもう少し厚めにのばすこと。
    次回、器量の良いパンに近づくために覚えておきましょう。

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近所のマックスバリュにある地元野菜のコーナー。
農家さんが直接お持ち込みになるコーナーで、器量の悪い、ですがお買い得な野菜を時々見かけます。

小ぶりな新玉ねぎは、丸ごと玉ねぎのスープにぴったり。
在庫野菜と一緒に圧力鍋に。
とろとろチビ玉ねぎのスープは我が家の定番、今日は冷凍アサリとオーツミルクでクラムチャウダー風に。

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  1. ちび玉ねぎは皮をむき、お尻の部分に放射線状の切れ目を入れておきます。
    火も入りやすいし、何より食べやすくなりますからね。

    圧力鍋に移し、面取り人参・押し麦・つぶしたにんにく・少なめのスープストック・ひとつまみのお塩を加えて加圧すること4分弱。

  2. 圧が抜けたら冷凍アサリを加え、オーツミルクを注いでひと煮たち。
    火を止め、白味噌を溶かし入れます。

    スープジャーに盛り、粉砕したペコリーノロマーノと黒胡椒を散らして出来上がり。

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こんがり素朴な全粒粉パンと具沢山スープ。
我が家のお昼の定番です。

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今朝の主食は、圧力鍋を使った炊き粥です。
日本米はスプーンにたった2杯、押し麦・オートミール・もち麦・十六雑穀・蕎麦の実、そしてついにはキヌアまで加えたカサ増しっぷり。

テーブルロールの艶出しに使用した卵黄の残りを流し入れてかきたま風に。
たっぷりのおろし生姜を添えます。

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木曜日のお魚は塩鯖。
こんがりパリ、中身はフワ、すっかり慣れたものです。

ひと口サイズの濃厚チョコレートケーキが小さなお楽しみ。
最近はこの量ですっかり満足するようになりました。





イオンネットスーパーに届けて頂いた『きぼうばなな』が我が家の食卓に初登場です。
昨日、イオンの株主総会をオンラインで視聴致しました。
なんだ、これでいいじゃん、そう思ったのは私だけでしょうか。

雨のなか、外では子ツバメらがコンディションを確かめるかのように今日も飛び回っております。


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posted by しんさん at 13:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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