昨日の夕方だったか。
突然主人からのご伝達。
『明日の朝は8時には家を出るからね』
免許証の書き換えは聞いておりましたし、カレンダーにも書き込んであります、時間もきっちり。
ただそこは逆算出来ない私の性格、だから何?いつもと何が違うの?そこを定かにして頂かないと。
普段より1時間早い朝食と主人の出勤をようやく理解し、さぁ大変、いつものようにのんびりとはしていられません。
パパッと手早く、そしてどこかウキウキしながら、今朝は『おはぎ』など拵えてみましたよ。

小豆餡ときな粉の2種類。
もちろんお昼ご飯です。
断面だって、ちゃんと『おはぎ』に見えるのではないかしら。

ですが、もちろん材料はこんなん。
非常食用にいくつかストックしてあるレトルトご飯です。
賞味期限が近付いた、いえ、少し過ぎていたかしら。
以前はイオンネットスーパーでも買えたコジマフーズ株式会社の『海と大地のデリ』シリーズ、『ほっくり国産さつまいもと有機もち米入り ほの甘芋おこわ』

冷凍してある切り餅を混ぜ込んだら、時間が経ってももっちり、そして文字通りおの甘い美味しいおはぎになりました。
小豆餡は以前拵えて冷凍しておいたものを使いましたので、本当に簡単です。
『いつもより早いから、朝食は無理しなくて良いよ、お弁当も明日はなくて良いよ』
そんな主人の心遣いに逆らう天邪鬼。
意外と臨機応変に対応可能なのですよ、私。

◆材料
- 海と大地のデリシリーズ(今はもう販売していないようですが)ほの甘芋おこわ 1パック(160g)
- 切り餅 2個(90gでしたが、1個でも良かったかしら)
- お水 30g
- 小豆餡 適量
- きな粉 適量
◆作り方
- 冷凍してあった小豆餡、そして切り餅は、前日のうちに冷凍庫から冷蔵庫に移して自然解凍しておきました。
切り餅をさいころ状に切って耐熱ボールに移し、分量のお水を加えます。
ふわりとラップをし、2分ほど様子を見ながらレンジ加熱しましょう。
切り餅と一緒に、『ほの甘芋おこわ』もレンジ加熱して温めておきます。 - 切り餅が十分やわらかくなったのを確認し、杓文字をお水で湿らせながら滑らかに練ります。
温めた『ほの甘芋おこわ』と合わせて混ぜ込みましょう。 - 小豆餡は予めラップを使って丸めておきます。
きな粉ver.の方は小さめに。 - ご飯を4つに分けて丸めましょう。
こちらは、小豆餡の方を小さめに。
小さめのお団子は小豆餡で包み、大ぶりなお団子は平らにして小豆餡を包みます。
手をお水で湿らせたり、ラップを使ったりしながら効率的に。 - ラップで包みながら形を整えたら、きな粉ver.の方にはきな粉をたっぷりまぶしましょう。
ビニール袋を使うと簡単。
少々餡子が飛び出ていても平気です。
はい、出来上がり。

お菜だって簡単に済ませましょう。
小ぶりなジャーにぎっしり詰めた具沢山サラダ。
加熱なし、切るだけの簡単シンプルなサラダですよ。
おはぎとの相性なんて、我が家には関係のないことですしいつものこと。

- キヌアは、以前炊いたものを小分けにして冷凍しておきました。
必要分だけとって自然解凍します。 - 後は在庫食材を切って加えるだけ。
カラフルな4色ピーマンは、昨日の肉詰め(☆彡)にした残りの部分、頭の部分を適当に切って。
アボカドと粗みじん切りにした玉ねぎは、アボカドの変色防止も果たす相性の良いメンバー。
ミニトマトは半分に切って。
胡桃やアーモンドと異なり、加熱する必要のないパンプキンシードはこんな時頼りになります。
ドライフィグはさいの目に切って。
ドライブルーベリーも加えましょうか。
揚げて冷蔵庫に放ったらかしにしてあったアジフライも入れてしまおう。
レモン汁を回しかけ、粗挽き胡椒にフルール・ド・セル、オリーブオイルを回しかければ出来上がり。

おはぎに使った『ほの甘芋おこわ』
非常時用ですから、もちろん主人とわたしのふたり分常備してありました。
せっかくですもの、ひとつは朝食に致しましょう。
もちろんカサ増しキヌアを加え、1パックをふたりで半分こ。

お弁当のお菜に使ったアボカドは、朝食のしめ鯖用のアボカドをちょいと拝借して。
だからね、主人。
1時間やそこら出勤が早いからって、そうそう慌てませんから大丈夫ですよ。
急いで食べる食事ならしない、結婚前から私がそう言っていたのを忘れましたか?
食事はゆっくり楽しみながら。
さ、火曜日の週間ルーティーン。
シーツその他がからりと乾いた頃ですよ。
外は今にも降り出しそうな曇り空ですが、からりと乾いていることでしょう。
今日は気持ちの良いお布団で早々に就寝し、明日は水曜、週間ルーティーンに則り日本酒です。
