我が家の冷凍庫はいつもパンパンです。
どれくらいパンパンかと申しますと、冷蔵庫の冷凍スペースだけではお話にならず、三菱の冷凍庫を1台買い足してもパンパン、そんな状態です。
何がそんなに詰まっているのかと言えば、主人が箱買いした干物や西京漬け等、朝食用のお魚が相当な場所を占めております。
それは良しとして、目下のところ困っておりますのが『冷凍アジフライ』
一時、冷凍アジフライに凝った主人が大量に取り寄せるものだから、そして既に飽きてしまっているものだから、もうヤレヤレと苦笑いするしかありません。
なので、私のほうも変則技に出ましたよ。
本日のお昼、我が家では定番の『おから寿司』とアジフライを組み合わせ。

文字通り、酢飯の代わりに、お酢を効かせたおからを使った『おから寿司』
郷土料理で見るおから寿司は、きびなごをくるりと巻いた上品なもの。
我が家のおから寿司は、アボカドだったりしめ鯖だったり、野菜の甘酢漬けだったりと自由気まま。
今日はアジフライと、甘酢に漬けこんだトマトを合わせて、小ぶりに握ったおからの上に。

甘酢を存分に含んだアジフライ。
お昼にどんな食感になるかしら、そうも思いましたがさほど心配には及びませんでした。
うん、美味しい。
まるでパズルのような冷凍庫から、アジフライが2枚だけ旅立ちました。

- おからは100gずつに小分けして常時冷凍保存してあります。
・・・この類も冷凍庫パンパンの一因かしら。
卵 1個と寿司酢(☆彡)大さじ3をよく混ぜ合わせておきます。
前日から冷蔵庫に移して自然解凍したおからをここに加え、さらりとするまで中〜弱火で炒りつけます。
粗熱がとれたら、ラップを使って小さく丸めておきましょう。
ひとつ20g前後にすると食べやすい大きさのおから寿司に仕上がります。 - フライパンをさっと洗って水気をふき取り、太白胡麻油を熱して冷凍アジフライをからりと揚げましょう。
網の上でしっかりと油を切ったら、トマトの甘酢漬けを甘酢も一緒にたっぷり上に。
トマトの甘酢漬けは、作り置きお惣菜も兼ねて既に調理済み。
甘酢にざく切りトマト、薄切り新玉ねぎを加え、オーブントースターでさっと焼いたマイタケを加えてしばらくおくだけ。
ちょっとしたソースにもなるし、そのまま食べても美味しいし、夏に向けて頻度が上がるお惣菜。 - 甘酢がなじんだアジフライを切り、トマトらと一緒にラップに並べておからをその上に。
キュッと握って出来上がり。
大葉で巻けば、美味しくて食べやすくて、そして何よりアジフライが2切れとは言え片付いた安心感。

アジフライを揚げたついでに、冷蔵庫にあった長茄子も揚げてみました。
我が家には珍しく、茄子の揚げだしなど作り置きお惣菜に追加してみました。
但し、こってりと油で揚げた茄子はその後しっかりと熱湯で油抜き致しましたが。

油抜きすることであっさりと、それでも茄子色が綺麗な揚げだし茄子になります。
- 長茄子はヘタを切り落とし、縦に切れ目を何本か入れて太白胡麻油で揚げます。
網の上でしっかり油を切りましょう。 - 油を切った茄子に、更にたっぷりと熱湯を回しかけます。
油が抜けてあっさり揚げ茄子に。 - 昆布だしにお酒・みりん・お醤油等を合わせて煮立て、戻して圧し洗いした高野豆腐を加えます。
生姜をたっぷり散らしてしばらく煮ましょう。
直火にかけられる琺瑯の保存容器で横着料理。
火を止め、食べやすく切った茄子を沈めて出来上がり。
明日になれば、茄子はもっと美味しくなるハズ。
最近、主人とふたりで月曜・火曜とお酒を控えております。
明日は揚げだし茄子で日本酒、春を通り越して初夏なイメージです。


『明日の主食は鶏粥が良い』
昨晩、珍しく主人がこうきっぱりと主張しました。
なので当然今朝は鶏粥。
そしてお魚はしめ鯖、アボカド、新玉ねぎの組み合わせ。
今週は甘酢トマトも添えて。

以前は月曜日もお酒を楽しんでおりましたが、週末存分にお酒を楽しんだ後の月曜が少々辛くなってきた昨今。
衰えと共に月・火曜とお酒を控えるようになりました。
その代わり、月曜の夜はゆっくりふたりで映画を見る日に。
昨日のクリントイーストウッド、格好良かったなぁ。
今日もお酒を控えて、さっさと寝てしまおう。
明日の宴会に備えて。
