いつもの通り、手作りの豆乳ヨーグルトのホエーを使い、オーバーナイト発酵スタイルのお気楽パン。
先週と同じく(☆彡)、小さな小さなひと口サイズの甘いパン、名前も愛らしい『パヴェ』を全粒粉で。
相変わらずの凸凹石畳ではありますが、そこもまた愛らしいと思うのが手前味噌なのでしょうか。
手作りの練乳、いえ、賞味期限が迫ったココナッツミルクで拵えた手作りのコンデンスココナッツミルク(☆彡)ですね。
そう、手作りのコンデンスココナッツミルクをたっぷり生地に混ぜ込んだ甘い全粒粉パヴェ。
作ってから間もなく1ヵ月になるコンデンスココナッツミルクですもの、流石にそろそろお片付けをしなければ。
前回より2割以上多めに加えたコンデンスココナッツミルクが焦る気持ちを象徴しております。
艶出しの卵黄代わりにぬる蜂蜜の甘さも加わって、穏やかな甘さが春の陽気のような平和なパンです。
写真で見る美しいパヴェのようには今回も焼き上がりませんでしたが、この素朴な風味と素朴な佇まいで十分満足。
もっちりとした食感が特徴的。
今日、お昼に食べない分は冷凍します。
週末に主人が淹れてくれる濃いめのコーヒーにもぴったり。
ちょこんっとコーヒーの脇に添えるその姿も愛らしい、最近お気に入りのパンなのです。
◆材料(前回よりコンデンスココナッツミルク多めです)
- 全粒粉強力粉 150g
- 全粒粉薄力粉 35g
- スキムミルク 15g
- てんさい糖 15g
- インスタントドライイースト 3g
- ホエー(手作りの豆乳ヨーグルトから出た水分です) 56g
- アーモンドミルク 44g(ホエーと合わせて100g計量します)
- コンデンスココナッツミルク(ココナッツシュガーで拵えた手作りです ☆彡) 67g
- お塩 2g
- 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かしバターにしておきます) 20g
◆仕上げ用 - アーモンドミルクと蜂蜜 各小さじ1強
◆作り方
- 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。
全粒粉強力粉・全粒粉薄力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。
ホエーとアーモンドミルク、コンデンスココナッツミルクは合わせてよく混ぜ合わせておきましょう。
合わせた粉類の半量をここに加え、しっかりと混ぜ合わせます。
お塩、溶かしバターを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせましょう。
残った粉類にこれを加え、生地がひとつにまとまるまで軽く捏ねます。
生地の形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
ヨーグルトメーカーに入れ、40℃で1時間発酵を促しましょう。 - ヨーグルトメーカーから生地を出したら、軽く捏ねてガス抜きをします。
もう一度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
保存容器に入れて野菜室でひと晩、ゆっくりと発酵を促しましょう。 - 今朝はここからスタートです。
先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。
室温に戻した生地を厚さ1センチほど、ビニール袋を利用して20cm×19cmほどの長方形に伸ばします。
ここはいつもの小ぶりなすりこ木ではなく、めん棒を使って丁寧に。 - ビニール袋を切り開き、表面がつるりとした綺麗な面が表になるように、生地を3つ折りにします。
軽くめん棒で表面を転がしながら形を整え、ぴったりとビニール袋で包んで冷蔵庫に1時間。
この工程がパヴェの特徴なのですって。 - よく冷えた生地を12等分し、天板に間をあけて並べます。
艶出しの蜂蜜とアーモンドミルクをよく混ぜ合わせ、刷毛で表面にさっとぬりましょう。
後ほど重ねぬりするので、この段階ではさっと。
ぬれ布巾とラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分の最終発酵を促します。 - 最終発酵が完了したら、オーブンの予熱を始めると同時に、残った艶出し用蜂蜜をなくなるまで繰り返し刷毛でそっと表面にぬります。
次回は、もう少し蜂蜜・アーモンドミルクの量を減らしましょう。
予熱したオーブンに移し、設定温度を190℃にして10分間。
甘い素朴な全粒粉パヴェの焼き上がりです。
手作りのコンデンスココナッツミルクはこれでおしまい。
次回パヴェを焼くのは、また在庫のココナッツミルクが賞味期限間近に迫った時でしょうね。
今朝は少々冷え込みました。
まだまだ温かいスープが嬉しい3月の後半、今日は鴨肉とひよこ豆、そして丸ごと玉ねぎのスープです。
私にしては珍しく、ひよこ豆を前日からお水に浸けて戻しておきました。
圧力鍋とはいえ、やはり直接ひよこ豆をかたいまま茹でるより、ほっこり美味しい気が致します。
- ひと晩お水に浸して戻したひよこ豆は、戻し水ごと圧力鍋で加圧すること3分間。
- たまねぎはお尻部分に十文字の切れ目を入れておきます。
早く火が通るのと同時に、食べやすさも倍増しますものね。
圧が抜けた圧力鍋に加え、押し麦、フルール・ド・セルやエルブ・ド・プロヴァンス、追加のスープストックを加え、加圧すること4分強。
最後にアーモンドミルク、ナンプラー、オイスターソース等を加えてひと煮たち。 - スープジャーに盛り、輪切りにした鴨肉の燻製を加えます。
生クリームをひと回しして出来上がり。
甘いパヴェとホコホコのひよこ豆のスープ。
鴨肉のピリッと黒胡椒とも好相性です。
残った鴨肉を使って、今朝の主食は鴨蕎麦です。
たっぷりの大根おろし、そうそう、手作りの柚子胡椒も忘れずに。
木曜日のお魚は塩鯖です。
塩鯖の焼きに関してだけは、どうやらコツをつかんだようです。
久しぶりに前髪を作ってもらった昨日。
何年、いえ、何十年ぶりの前髪の対処にまだちょっと苦労しております。
が、巻き髪に拘っていた自分が冗談のように、ますますショートが身近になってきました。
すっかり出不精に慣れてしまった今、意外とヘアチェンジで遊んでみるのには良いタイミングかも。