ここ最近続いております春の陽気のせいでしょうか、とにかく眠い。
寝ても寝ても、9時前には就寝しているにも関わらず、最近はスマートウォッチの振動に起こされてばかり。
西の窓を開け、沈んでいくふくよかな月をボケっと眺めながら、ドッコイショっといった感じで動き始めます。
春の空気のように、どこかおぼろな頭で拵えるどこかおぼろなお昼ご飯。
取り敢えず、昨晩冷凍庫から冷蔵庫に移しておいた『おから』を使って、ノロノロ仕上げた今日のお昼。
地味なおからバーです。
期待に反してしっとりしたおからのクラスト。
クラストの上にバナナを敷き詰め、更にココナッツミルクのコンデンスミルクに絡めたナッツをたっぷりひろげて焼きました。
甘い香りが更に眠気を誘います。
フィリングは、随分前に拵えたココナッツミルクのコンデンスミルク(☆彡)、数種のナッツ、そしてこちらもまた随分前に拵えたレモンピールです。
おからのクラストを焼いた後、もう少ししっかり焼いてカリっとさせた方が良かったかしら。
とにかくしっとりした食感。
◆材料(野田琺瑯のレクタングル浅型Sサイズにひとつ分です)
- 生おから 100g
- アーモンドプードル 15g
- コーンスターチ 15g
- てんさい糖 5g
- シナモンパウダー 適量
- お塩 ひとつまみ
- ココナッツオイル 25g
- 完熟バナナ 1本
◆フィリング - 手作りのコンデンスココナッツミルク(☆彡) 65g
- 胡桃・アーモンド・カシューナッツ 各20g
- 手作りのレモンピール 適量
◆作り方
- 先ずはおからのクラストから。
おから・アーモンドプードル・コーンスターチ・てんさい糖・シナモンパウダー・お塩をビニール袋に合わせて振り混ぜます。
ここに湯せんして液状にしたココナッツオイルを加え、全体になじませましょう。
オーブンシートを敷き詰めた琺瑯容器に移し、しっかりと押し固めてピケします。
予熱したオーブンに移し、170℃で先ずは20分。 - 20分焼いたところで一旦取り出し、輪切りにしたバナナを散らして更に10分。
見た目はあまり変わっていなさそうですが、バナナはトロリ熱々です。 - バナナを焼いている間にフィリングの準備。
コンデンスココナッツミルクを弱火で煮立て、ここにざっくり刻んだナッツ類を一気に加えてからめます。
オーブンから出したばかりのおから生地、熱々バナナの上にひろげましょう。
軽くバナナをつぶすようにしながら表面をならします。 - 再び予熱したオーブン庫内へ。
180℃に少し温度を上げて15分間。
ですがもう少し焼いた方が良かったかしら。
熱い状態でレモンピールを散らし、オーブンシートで押さえ軽く埋め込むように表面を整えます。
完全に冷めてから切り分けて出来上がり。
先日、全粒粉のクスクスを取り寄せました。
もちろんハリサと一緒に。
使いたくてウズウズしておりました。
どうせならばエディブルフラワーやカラフルな初夏の野菜やらと合わせて素敵な佇まいに仕上げたかったのですが、好奇心が勝ってしまいました。
使いたくてウズウズしておりました。
どうせならばエディブルフラワーやカラフルな初夏の野菜やらと合わせて素敵な佇まいに仕上げたかったのですが、好奇心が勝ってしまいました。
在庫食材であり合わせクスクス。
お湯で戻すのが一般的なクスクス。
具沢山好きな私ですもの、具沢山スープで戻します。
- スープストックに刻んだアンチョビ・セロリの葉っぱ・ミニトマト・マイタケ・蒸し大豆・キャベツ・・・
色々合わせてひと煮たち。 - ここにクスクスを適量放り込み、ぴったり蓋をして5分間。
- 全体をさっくり混ぜたら、オリーブオイルと黒胡椒、味をみながらフルール・ド・セル。
はい、ジャーに盛ってハリサを添えれば出来上がり。
地味ですが、やはり美味しいクスクス。
週末は華やかなクスクスで軽いロゼなど、今から楽しみです。
今朝の主食は炊き粥。
おぼろ昆布と手作りの梅干しを添えてシンプルに。
おぼろ昆布と手作りの梅干しを添えてシンプルに。
この類の組み合わせ、時々妙にホッとするのです。
お魚はイワシ。
いつものお魚に比べると小ぶりですので、実は少々勇気が要るのです。
が、食べた後に後悔したことはありません。
美味しい。
月・火曜とお酒を控え、週の半ば水曜日、今日は飲みます。
主人お待ちかねの豚の角煮と昭和な香りの日本酒、この組み合わせです、多分。
そしてまた明日、眠い目をこじ開けておぼろな頭でお弁当作り、と。
この季節は毎年こうですもの。
いち早く春を感じ取って眠気を覚える、ある意味本能に忠実だとも言えるのかも。