2022年01月27日

コロコロ不安定な全粒粉バターロール〜グラノーラと干し芋と胡桃ver.

木曜日ですので、今週も手作り豆乳ヨーグルトのホエーを使ってパンを焼きました。
前日の夕方に生地を準備し、ひと晩ゆっくり野菜室で発酵させ、木曜の朝に焼くいつものオーバーナイト発酵全粒粉パン。

最近凝っております全粒粉バターロール、今週はスキムミルク多めでチャレンジです。

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もはや『バターロール』という定義をすっかりすっ飛ばしてしまった佇まい。

そもそもが豆乳ヨーグルトから出た水分、ホエーを有効利用するため週間ルーティンと致しましたパン作りですから、いつも使用する全粒粉強力粉は100g前後。
小ぶりな上、グラノーラやら胡桃やら干し芋やらを欲張って多めに巻き込もうとするものだから、まぁ危なっかしい、まぁ不安定。

4つのうちひとつは、側面が完全に上を向いた状態で焼き上がってしまったものですから、まるでシナモンロールのような佇まいです。

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『バターロール』と言うのだから普通に焼けば良いものを、そこは技量不足を隠す技。

少量残って手作りの干し芋やら、胡桃やら、ほんのり蜂蜜味がお気に入りのグラノーラやら、全粒粉生地でたっぷり巻くものだから、その出来上がりはずんぐりむっくりコロコロ不安定なお姿。

でも、そこがまた愛らしくもある手前味噌。

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ひと晩野菜室で発酵させた生地が、焼く前から何故だかふわりと良い香り。
そして焼き上がってみると、更にそれを上回る魅惑的な甘い香りに和むのです。

干し芋とグラノーラの穏やかな甘み、胡桃の食感が楽しいずんぐりむっくりな全粒粉バターロール。
週末が待ち遠しい本日木曜日のお昼ご飯ですよ。

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◆材料(小ぶりな自称バターロール4つ分です)

  • 全粒粉強力粉 90g
  • 全粒粉薄力粉 10g
  • スキムミルク 20g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(豆乳ヨーグルトから出た水分です) 80g

  • お塩 ひとつまみ
  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かしバターに) 10g



    ◆フィリングその他

  • 干し芋・胡桃・グラノーラ 各適量
  • 水溶き卵黄 適量

    ※グラノーラはカスカディアンファームのオーガニックグラノーラ?オーツアンドハニーを使いました
     



◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませてしまいます。

    全粒粉強力粉・全粒粉薄力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    計量したホエーの粉類の半量を加え、しっかりと混ぜ合わせましょう。
    更にお塩・溶かしバターを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。
    残った粉類にこれを加え、生地がひとつにまとまるまで軽く捏ねましょう。
    形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めてヨーグルトメーカーへ。
    40℃で1時間発酵を促します。

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    ヨーグルトメーカーから出した生地を再度軽く揉み、形を整え同じようにビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

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  2. 今朝のスタートはここから。
    ひと晩を野菜室で過ごした生地を冷蔵庫から出し、室温に戻しておきましょう。

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    室温に戻した生地を軽く捏ねてガス抜きをしたら、4等分して丸めます。
    ビニール袋に戻し、15分間のベンチタイムを設けます。

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  3. ベンチタイムの間に、胡桃を粗く砕いて予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしておきます。
    さいの目に切った干し芋・グラノーラと合わせておきましょう。

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  4. ベンチタイムが終了したら成形へと参りましょう。

    ガス抜きを兼ねながら、そっと生地を楕円にのばします。
    2等辺三角形を作るイメージで両端を折り込み、底辺の部分も折り込みます。
    これを更に半分に折ったら、長い長いしずく型を作るイメージで両手で転がしながらのばしましょう。

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  5. めん棒(私はすりこ木を使っております)で生地をそっと平らにのばします。
    フィリングを散らし、幅のひろい側に置いた干し芋をしっかり巻いて芯にしたら、後はふわりと巻いて綴じ目をしっかりと指でつまんで閉じましょう。

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    巻き終わりを下にし、座りが良いよう少し押し付けるようなイメージで天板に並べます。
    きつく絞ったぬれ布巾とラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

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  6. 刷毛で水溶き卵黄をそっとぬります。
    生地に巻けずに残ってしまったグラノーラその他も、無駄なく卵黄をぬった上に散らしましょう。

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    220℃に予熱したオーブンに移し、設定温度を190℃にして12分。
    案の定ひっくり返りましたね。

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    それでも憎めない手作りのパン。
    ほんのり甘い美味しい全粒粉バターロール、香りが抜群に良いのです。

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パンを焼く木曜日。
毎回悩ましいのが、艶出しに使った卵黄の残りをどうするか、です。

今週はスープに使いました。
ちょうど残っておりましたおからパウダー(この日のおから蒸しパンの残りですね ☆彡)と残った卵を合わせてお団子に。
白菜をたっぷり使ったスープのアクセント、おからとひじきのお団子を浮かべます。

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  1. 残った卵に、乾燥ひじき・おからパウダー・ベジミートそぼろ(☆彡)・蕎麦の実等を合わせてお団子にします。

  2. お水・干し貝柱・おろし生姜・白菜・マイタケ等をお鍋に合わせて加熱しておきます。

    ついでに、おつまみで楽しんでおりましたエルブ・ド・プロヴァンス風味のかぼちゃの種もここに。
    程よい塩味を添えてくれます。

    白菜が十分やわらかくなったところに、水溶き葛粉を加えてとろみを添えます。
    お団子を加えてひと煮たち、スープジャーに盛って刻みネギとひねり胡麻を添えて出来上がり。

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小ぶりなのに絶大な干し貝柱の存在感。
温かなスープにホッとする寒さですが、まだまだスープを楽しみたいのでもうしばらく寒さが続いてほしいとも思う昨今。

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今朝の主食は冷凍うどんを半分こ。
すき焼きうどんに、こんがり焼いたお餅と温泉卵を添えました。

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昨年末、お中元で頂いた冷凍うどん。




お正月中に食べようね。
そう主人と話していたのですが、お節料理に飽きた頃にはそれお好み焼きだ、それ焼きそばだと、他のジャンクフードに先を越されて後回し。
冷凍庫を空けてくれないと金太郎イワシが買えない、そんな主人からの苦情に押され、とうとう朝食に登場することと相成りました。


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16センチのストウブにぴったりと収まる冷凍うどん。
なんだか楽しい。

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今日は甲状腺エコーの検査の日です。
もう少ししたら出かけましょう。
今日は上の階がリフォームの工事中、賑やかです。


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posted by しんさん at 14:16 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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