2021年11月26日

タルトタタン2021

毎年、秋が深まるこの頃になると主人が信州から名月りんごを取り寄せ、恒例行事で私がタルトタタンを焼いておりました。
過去形なのは、備忘録を読み返すとどうやら昨年は焼いていなかったようなので。

そう言えばいちど、同じ農家さんから取り寄せた洋梨の質が芳しくなくて、名月りんごの取り寄せもなんとなくしないまま昨年は終わってしまったのだっけ。
1年間が空いただけなのに、なんだか懐かしい手作りのタルトタタン。
名月りんごではないけれど、イオンネットスーパーさんに届けて頂いたりんご2個を使って気楽なタルトタタン、焼いてみましたよ。

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りんご2個ですもの、小さな小さな直径11センチのタルトタタンです。
小さなおまけのタルトタタンも2個焼けましたので、今日のお昼はこのプリンカップで焼いた『おまけタルトタタン』を主食にしましょうか。

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少々頼りなげなタルト生地は、今秋週明けに拵えた『おから蒸しパンサンド ☆彡』に使ったおからパウダーのお片付けも兼ねて。
備蓄品のひとつ、全粒粉ビスケットの賞味期限が来月と迫っておりましたのでこれも一緒に。
せっかくおからパウダーなのだからと、オートミールも使ってしまうあたり私の性分なのでしょう。

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晩秋の恒例だったタルトタタンの痕跡を全く残さない新たな形のタルトタタン。
それでも主人は今日のタルトタタンに歓声のメッセージを送ってくれました。

気楽な、だけど今の生活を色濃く表すタルトタタン、無理をしないのがいちばんですものね。





◆材料(直径11センチの小さな丸型1個と、100mlのプリンカップに2個分でした)


  • りんご(王林ともうひとつは何だっけ?) 2個
  • てんさい糖 40g
  • お水 小さじ1
  • 無塩タイプの発酵バター 15g

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    ◆タルト生地

  • おからパウダー 14g
  • アーモンドプードル 15g
  • オートミール 20g
  • ジェルブレビスケット 5枚
  • 無塩タイプの発酵バター 25g

  • 卵黄 5g
  • オーツミルク 5〜6g

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◆作り方

  1. 先ずはりんごを煮ます。
    時間のある時に煮て、容器に敷き込んだ状態で冷蔵庫に入れておきました。

    お鍋にお水・分量の半量(約20g)のてんさい糖を合わせ、キャラメル状になるまで加熱します。
    ここにバターを加え、素早くなじませましょう。

    りんごは予め皮と芯を除き、縦4等分しておきます。
    半量(1個分)をお鍋に加え、キャラメルを全体に絡めましょう。

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    キャラメルがりんごに絡んだら、残りのりんごとてんさい糖を加えます。
    りんごを立てるように並べ、ぴったりと蓋をして弱火でじっくり30分。

    りんごの水分でとっぷりぽってり煮上がったら上下を返し、更に10分弱。
    これ以上煮ると焦げるのでここでストップ。

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    オーブンシートをお水で湿らせて軽く揉み、型に添わせるように敷き込みます。
    粗熱をとったりんごをきっちりと詰め込み、タルト生地を作る日までふわりとラップをして冷蔵庫へ。

    おまけのプリンカップのには、嵩増しの柿のコンポートも紛れております。
    もちろん主人は気づきませんでした。

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  2. りんごのコンポートが冷蔵庫で過ごすこと数日間。
    ようやくタルト生地を作る気になったので先に進みます。

    先ずは全粒粉ビスケットをミルで粉砕します。
    おからパウダー・アーモンドプードル・オートミールは予めビニール袋に合わせて振っておき、ミルに加えて更に粉砕してビスケットとなじませましょう。

    バターをよく冷えた状態でさいの目に切って加え、小刻みに回転させて粉類になじませます。
    これをボールに移し、冷えた卵黄とオーツミルクを加えてさっくりとなじませましょう。

    冷蔵庫から型に詰めたりんごを取り出して上にたっぷり、スプーンの背でしっかりと押さえ込みます。
    30分ほど冷蔵庫で冷やしておきましょう。

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  3. 210℃に予熱したオーブンに移し、先ずは200℃で3分間、180℃に落として10分間、更に170℃で17分、計30分じっくり焼いたら網の上で冷まします。

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    しっかり冷めてから型から出し、更に冷やして召し上がれ。
    タルトタタン2021、健康をちょっと意識した、そして体力の衰えを気遣った仕上がりとなりました。

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新たにお野菜定期便をお願いしました、北八ヶ岳の農場ゴールデングリーンさん。
冬季はお野菜の出荷をしないそうなので、今期は来月だけではありますが楽しみです。

先日届いた便の中にあったカボチャ。
マヨネーズを使わない、そして何より簡単で抜群に美味しいカボチャのサラダにしましたよ。
たっぷり入ったベーコンがマヨネーズの油を上回っている気も致しますが、美味しいのがいちばん。

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  1. カボチャは皮つき、さいの目に切ってスープストックをひたひたに注ぎます。
    お鍋の蓋をぴったりとし、ことこと10分ほど。

  2. カボチャが十分やわらかくなったら、蓋を開けて加熱し水分をとばします。
    弱火にかけた状態でつぶし、更に水気をとばしましょう。

  3. ベーコンはさいの目に切り、予めたっぷりの熱湯を回しかけておきます。
    2に加えてさっとなじませたら火を止め、粗熱をとりましょう。

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    冷めたところで玉ねぎのみじん切り、ミルで粉砕したペコリーノロマーノ、粗挽き黒胡椒を加えて出来上がり。
    パンプキンシードを散らしたかったのですが、開封してあったヒマワリの種で代用。

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同じゴールデングリーン農園の葉野菜たちを詰め込んで。

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金曜日、今朝の主食は主人お待ちかねの伊勢うどん。
イワシはイオンの生姜煮です。
金曜日のお約束。

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随分と前から楽しみにしておりました、11月26日当日です。

毎金曜日はいつも楽しみなのですが今週は特別、早く時計が3時をまわらないかしら。
そしてイオンネットスーパーさんが届けて下さる『鰆のお刺身』を今宵の日本酒のお供にするのです。

実は私、お魚は大好きですが『お刺身』は食べません。
それでもイオンネットスーパーの予約販売にあった『鰆のお刺身』を注文したのは、もちろん主人のため。

主人も相当楽しみなようでわざわざお醤油を取り寄せたりと、そんな主人を見ていると私も今日の到着が楽しみになってくるのです。





夕方5時開催の我が家の宴会。
間もなくイオンさんがいらっしゃる時間ですよ。


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posted by しんさん at 15:03 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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