2021年09月21日

かぼちゃのプリンとお豆腐白玉〜お月見ver.

今宵は十五夜、中秋の名月です。
以前でしたら、別名『隠れ城』とも『月見寺』とも呼ばれる岐阜県南西部にある行基寺さんにて、中秋の名月を観賞するのが毎年の恒例でしたが、今は叶わぬお話。

連休明けで少々頭の回転が鈍ってはおりますが、今年もささやかなお月見気分に浸ってみましょうか。

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濃厚なカボチャのプリンの上には、甘さを控えた小豆餡。
白玉粉とお豆腐で拵えた真っ白なウサギをあしらってみました。

まん丸な十五夜お月さまに寄りそう2羽のウサギ、といったところでしょうか。

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かぼちゃのプリンはオーブンで湯せん焼き。
今や手慣れた我が家の定番 お豆腐白玉は、いつもの真ん丸からちょっと細長くして『芋名月』ver.に。

中秋の名月が満月と重なるのは8年ぶりだそうですよ。

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◆材料(iwaki製 100mlのプリンカップに控えめな4つ分です)


 ◆かぼちゃプリン
  • かぼちゃ 正味100g強(正確には106g)
  • アーモンドミルク カボチャと同量(106g)
  • 卵 1個
  • 生砂糖 20g
  • バニラビーンズペースト 適量

  • てんさい糖 20g
  • お水 小さじ1
  • 熱湯 小さじ1


    ◆小豆餡(多めに煮て、一部は冷凍、一部は冷蔵保存します)
  • 小豆 250g(約1.5カップ)
  • お水 小豆の倍量(約600t)
  • 生砂糖 適量
  • お塩 ひとつまみ


    ◆お豆腐白玉

  • 木綿豆腐 40g弱(正確には38g)
  • 白玉粉 お豆腐と同量(38g)
  • アーモンドミルク 適量


  • ひまわりの種
  • クコの実
  • 食紅

    各適量




◆作り方

  1. 先ずは圧力鍋で簡単小豆餡。

    小豆を洗ってザルにとり、しっかり水切りをしてから圧力鍋に移しましょう。
    中〜弱火で全体がさらりとするまで乾煎りしたら、小豆の倍量のお水を注いで加圧すること15分。

    圧が抜けたら蓋を開け、全体をざっくり混ぜて中〜弱火で加熱しながらお好み量のお砂糖を加えます。
    仕上げにお塩をひとつまみ。

    一部はお砂糖を加える前に小分けにして冷凍保存致します。

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  2. かぼちゃプリンへと進みます。

    先ずはカラメル。
    てんさい糖とお水をお鍋に合わせて中火にかけ、全体が均一に混ざるようゆっくりお鍋を回しながら加熱します。

    全体がふつふつとして香ばしい香りがしてきたら火を止め、熱湯を加えてなじませましょう。
    耐熱容器に分け入れます。
    もう少し量が多くても良かったかしら。

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  3. お鍋を洗わず、そのままかぼちゃのプリン本体へと参りましょう。

    かぼちゃは皮を厚めにむき、やわらかくなるまで電子レンジで加熱してザルにとります。
    自然に水気をとばしたら、分量の半量程度のアーモンドミルクを合わせてバーミックスで撹拌しましょう。

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    お鍋に卵と生砂糖を合わせ、泡だて器でそっと混ぜ合わせます。
    ここに残りのアーモンドミルクを加え、湯せんでアーモンドミルクを人肌程度に温めながらそっと混ぜ合わせます。

    むらなく混ざったところで、カボチャペーストを合わせて混ぜます。
    横着をしてバーミックスを使ったので、大変泡立っておりますが・・・

    ザルで漉してバニラビーンズペーストを加え、2の容器にそっと注いで表面の泡をスプーンで丁寧に取り除きます。

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  4. 天板にお湯を張り、予熱したオーブンに移します。
    設定温度 160℃で30分間湯せん焼きにしましょう。
    オーブン庫内で粗熱をとっておきます。

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  5. 最後はウサギさんのお豆腐白玉。

    白玉粉と木綿豆腐をビニール袋に合わせ、お豆腐を崩しながらなじませます。
    極少量ずつ様子を見ながらアーモンドミルクを加え、耳たぶ程度の滑らかな生地に仕上げましょう。

    棒状にのばして包丁で4等分したら、里芋のような形に整えます。
    多めのお湯を煮立て、ぐらぐらと煮立たせないよう火を弱めてそっと白玉団子を鍋肌からお湯の中に。
    ふわりと浮いてきたら数秒おいてお水にとります。

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  6. 白玉団子をお水からとり、たっぷりのお水で湿らせたキッチンペーパーの上で程よく水を切っておきます。

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    蒸し上がったかぼちゃプリンの上にたっぷりの小豆餡。
    白玉団子を並べ、ひまわりの種を耳に。
    食紅を極少量爪楊枝の先にとり、チョンッと目を付けて出来上がり。

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圧力鍋を出したついでに、大根やごぼう、人参や残ったカボチャの煮物を拵えました。
面取りしたこれら野菜の切れ端、お味噌汁に入れてしまうだけではあまりに能がない。

・・・という訳で、お菜に有効利用。
野菜の切れ端を使ったトマトソースをこんにゃく麺に合わせます。

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人参や大根、皮も含めたカボチャの切れ端、玉ねぎ・・・
全てミルに合わせて細かく刻んでしまいましょう。

お鍋にオリーブオイル、鷹の爪、ニンニク等を合わせ、刻み野菜も加えてなじませます。
週末に拵えたカレーの残りのトマトソース、そして赤ワイン、その他オイスターソースやらお塩やらナンプラーやら適当に加えてトマトソースの出来上がり。

さっと湯がいたこんにゃく麺を加えて和えましょう。
スープジャーに分け入れ、黒胡椒をたっぷり挽いて出来上がり。

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思い付きの割には、きちんとウサギに見えるのではないかしら。

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3連休中の朝食はずっとプロテインでした。
それもあって、久しぶりのこのスタイルに主人は嬉しくてたまらないと言った状態。
先ずは落ち着かせるのに一苦労でした。

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夜からは曇り空になるとの予報も。
でも大丈夫。

毎朝、キッチンに行くと先ず窓を開けて換気をします。
4時起床ですので最近は真っ暗ですが、ひんやりとした朝の空気が心地良くもある大好きな瞬間。
今朝は西の空の低い位置にお月さまが綺麗でしたよ。





洗面所の主人に声を掛けました。
『お月さまが綺麗だよ』

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早朝、窓を開けてお月見をする主人。





さ、これで今宵は雲がひろがっても大丈夫。
片見月にはなりません。

・・・かな?



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posted by しんさん at 15:07 | Comment(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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