2021年09月02日

干し芋と胡桃の全粒粉スティックパン〜ほんのりきな粉の香り

木曜日なので今朝はパンを焼きました。

毎朝食べる自家製豆乳ヨーグルトのホエーを使った木曜日のお気楽パン作り。
もともとは濃厚なヨーグルトが好きな主人のためにと生み出した荒技ではありますが、こうして1週間の献立ルーティンが存在するのは楽しいいし、何よりリズミカル。

今週は全粒粉ステックパンですよ。

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全粒粉生地にきな粉を混ぜ込んだ素朴な生地で、たっぷりの干し芋と胡桃を包んでツイストしました。

今年の初夏、アウルさんで取り寄せた甘いサツマイモ 紅はるか。
長期保存を目論んで干し芋にして更に冷凍してありましたが、冷凍庫のスペースを確保せざるを得ない今の我が家。
最近ますます食材のお取り寄せに情熱を注ぐ主人は、正に食欲の秋到来といったところでしょうね。

・・・さっと炙った干し芋と熱燗が好きな私には、その季節を前に涙の決断ではありますけどね。

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生地はいつものオーバーナイト発酵。
前日の夕方にビニール袋で生地を準備し、ひと晩ゆっくり野菜室で発酵を促し翌朝焼き上げます。

きな粉とシナモンの香りが似ていると思っているのは、私だけでしょうか。
生地をビニール袋で捏ねている段階から、きな粉の香ばしい香りに期待は膨らみ、そして焼き上がったパンにシナモンを想う。
地味なきな粉ではありますが、干し芋と胡桃にはぴったりな組み合わせでしょう。

そして切らしていた黒胡麻の代わりに散らした蕎麦の実が、思いがけずサクサクと良いアクセント。
いつも通り器量は自慢出来ませんが、私好みの風味が自慢のパンが焼き上がりましたよ。

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◆材料(小ぶりなスティックパン4本分です)

  ※もう少し水分を増やした方が良かったかしら。

  • 全粒粉強力粉 100g
  • きな粉 15g
  • スキムミルク 15g
  • てんさい糖 10g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(豆乳ヨーグルトから出た水分です) 75g
  • お塩 ひとつまみ
  • ココナツオイル 15g

  • 干し芋(☆彡)適量
  • 胡桃 適量
  • 蕎麦の実 適量
  • 水溶き卵黄 適量





◆作り方
  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・きな粉・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

    計量したホエーにこの半量を加え、菜箸でしっかりと混ぜ合わせます。
    ホエーはもう少し増やしたほうが良かったかと。

    お塩、ココナツオイルを順に加えてその都度菜箸でしっかりと混ぜ合わせたら、残った粉類に加えましょう。
    生地がひとつにまとまるまで軽く捏ねたら綺麗にまとめ、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間。

    その後軽く揉んでガス抜きをしたら、再度綺麗にまとめてビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れ、野菜室でひと晩発酵を促しましょう。

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  2. 今朝はここからスタート。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻してあげましょう。

    軽く揉んでガス抜きをしたら丸め直し、15分間のベンチタイムを設けます。

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  3. ビニール袋を使って生地を長方形に伸ばします。
    強力粉が100gと少量なので、めん棒の代わりにすりこ木で十分。

    ビニール袋を切り開き、糊代を残して生地の2/3面に刻んだ干し芋と胡桃をひろげましょう。
    両端から中央に向かって生地を三つ折りにし、端をしっかり摘まんで閉じます。

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  4. 90度向きを変えて生地を長方形にのばし、再度2/3面に干し芋と胡桃をひろげて生地三つ折りにして包みます。

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    形を整え、包丁で4等分しましょう。

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  5. オーブンシートを敷いた天板に間をあけて並べ、軽く生地をひねって成形します。

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    きつく絞ったぬれ布巾とラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で40分間の最終発酵。
    水溶き卵黄をぬり、蕎麦の実を散らします。

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  6. 210℃に予熱したオーブンへ移し、設定温度を180℃にして12〜15分。

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    穏やかな甘み、香ばしいきな粉の香り、ホエーの有効利用とはいえ木曜日のパン作りは相当楽しいのであります。

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パンの艶出しに使用した水溶き卵黄、その残りの卵を使って相殺的なお菜をひとつ。
ついでに、今夜はお酒を控えますが、明日の日本酒のお供ともなる得る合理的なお菜。

ベジミートとお豆腐のハンバーグ風?照り焼き風?などいかがでしょう。
見るからに主人が好みそうなお菜です。

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  1. ベジミート(大豆ミートとも。ミンチタイプを使用)はそのまま使います。
    戻したひじき、木綿豆腐、オートミール、おろし生姜、鯖缶そぼろ(数日前にお弁当の一環として拵えたもの)、コーンスターチを合わせます。
    残った卵もここに加えてよく捏ねます。

  2. 形を整えて大葉で包み、少量の胡麻油を熱したフライパンで両面に焼き色をつけましょう。
    最後にお酒を加え、蓋をしてしっとりと蒸し焼きにしたらいちど別皿にとります。

  3. 残ったお酒にお醤油、みりん、お砂糖、少量のオイスターソースといしり醤油を合わせて煮立て、とろりとしたら2を戻し入れて絡めます。
    仕上げに胡麻をたっぷりひねって出来上がり。

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明日の日本酒とあわせるのが楽しみなお菜を従え、本日のお弁当の完成です。

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週間ルーティンと言えば、我が家では朝食のお魚も何となくルーティン化しております。
本日木曜日は焼き鯖。

炊き立てご飯と焼き鯖の組み合わせに、主人は理性を失い大興奮。
ここまで朝食を楽しんでくれる旦那さま、大切にせねば罰が当たるというものです。

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今日は朝から雨模様。
週末まではこんな天気が続くそうです。


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posted by しんさん at 14:17 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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