これで何度目になったのでしょうか。
主人からのお誕生日プレゼント、盛夏の俵屋旅館。
そして何枚目になったのでしょうか、この場所で毎年お願いするお暇乞いの記念写真。
デジカメからいつからかスマホに替わり、写真上手な若い仲居さんのやんわりとした掛け声が替わり、主人は気づいていない私の着物がこっそり替わり、そして来年はどんな変化が訪れるのかしら。
そろそろ京都の賑わいも戻ってきて欲しい、そう密かに願うと致しましょう。
そして変わらない俵屋さんの朝ごはん。
お豆腐から出し巻き卵に替わったのは昨年?いえ一昨年くらいからだったかしら。
坪庭での一枚も忘れずに。
冷たいお茶を頂きながら車の到着を待ちます。
土曜日午前の俵屋さんは大変静かでした。
そして今年は新しい試みをひとつ追加致しました。
俵屋さんでお誕生日を過ごし、いつも問題なのはその日のお昼。
そもそも観光も致しませんし、帰宅日のお買い物だって俵屋さんからほんの20メートル範囲内。
岐阜に着いてからゆっくりお昼が賢明として、さぁどこで?雰囲気が台無しになるようなお昼は避けたいもの。
そこで主人が考えたのは、文句が出ようはずもない菱岩さんのお弁当。
強烈な保冷剤を調達し、渋る先方さんを説き伏せて用意して頂いたお弁当を取りに俵屋さんから直行致します。
そして帰宅。
洗濯機では麻の長襦袢がコロコロ回っております。
ざっくりと旅の後片付けを済ませたら、いそいそお酒の準備を初めて旅の反省会。
帰宅後も楽しい2021年の俵屋さん。
主人からの誕生日プレゼントが益々パワーアップ致しました。
来年からはこれが定番になることでしょう。
昨年に引き続き、2021年盛夏の京都も静かでした。
ですが昨年の取り残されたような閑散とした感じではなく、ただ外国人を見かけない、それだけ。
京都としては静か、というだけで岐阜の柳ヶ瀬くらいの賑わいには満ちておりました。
長い長い主人のお盆休みは只今ようやく中盤といったところです。
2021年08月11日
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