2021年8月6日。
例年は主人のお仕事の都合で少々のズレも生じる誕生日の京都俵屋旅館ですが、今年の8月6日は金曜日。
正にお誕生日当日の宿泊と相成りました。
2021年は茜の間。
ゆっくりといちばん風呂を頂き、主人がお風呂から上がるのを待って程よく冷えたビールで水分補給。
お誕生日プレゼントで頂いた白ワインが程よく冷えた頃合いを見てお部屋に届けて頂きました。
十分過ぎるアペリティフを頂いた後、お楽しみの夕餉のお膳が運ばれてきましたよ。
こんな涼し気な着こなしが自身の和装にも活かせたら、盛夏の京都散策もさぞ楽しいでしょうね。
自身の誕生日を想わせる香りがあるって最高に贅沢。
太刀魚にほんのちょっと効かせたバターが奥ゆかしい。
こんな風にバターをお家のお料理に活かせたら・・・はい、私はいまここに居ないでしょうね。
今のまま、現状維持で良いのです。
お膳も終盤。
ふっくらとしたお茄子の脇の昆布巻き。
この鰊の昆布巻きが本当に美味しかった。
夏生まれが誇らしくなるような強肴。
光り輝く小ぶりなお米。
楽しい夕餉の膳も幕引きです。
なつさんが手際よくお部屋のターンダウンを始めます。
茜の間は別館の3階、窓の開閉は出来ません。
窓の外で先ほどから物音がしますよ。
窓の向こう側ならばこっちのもの。
セミが飛び立とうと躍起になっておりました。
随分遅くまでチャレンジを繰り返しておりましたが、はてさて、久しぶりの日光を燦燦と浴びた我々は大変草臥れております。
自身の道は自身で切り開くことを祈って眠りにつきます。
色々とチャレンジの多い2021年ですが、いつも通り良いお誕生日プレゼントを頂戴しました。