洗濯機が直りました。
それだけで鬱々としておりました気分がさっと晴れ、今朝の目覚めの良いこと良いこと。
おまけに今朝は今シーズン初のセミの鳴き声を確認しました。
やがては暑さの象徴ともなってしまうセミの鳴き声ですら前向きに思える、洗濯機の存在を頼もしく思った出来事でした。
今朝はみょうがとベーコンの炊き込みご飯を炊きましたよ。

みょうがを沢山頂きました。
ご自宅のお庭に次々頭を出すという羨ましい限りのみょうが事情。
もちろん多くは定番の甘酢漬けに致しましたが、大きなジッパー付き保存袋にいっぱいのふっくら艶やかなみょうが、折角なので少し冒険も楽しもうと炊き込みご飯を思いつきました。
油揚げの代わりにベーコンを使って、ね。

さっと湯通ししたベーコンと一緒に炊き込んだみょうががほのかに香る、美味しい炊き込みご飯が炊きあがりました。
主人は少々この組み合わせに疑心暗鬼でありましたが、ほら、ひとくち食べてご納得。
ベーコンが主役か、みょうがが主役か、そう聞かれたら、間違いなくみょうがが主役の炊き込みご飯。
みょうがを沢山頂いた時、または全く実を付けない畑のみょうががいつか目覚めた時、是非とも炊きたいご飯です。

とっても簡単です。
- 我が家は1合弱のお米にもち麦、蕎麦の実、押し麦、十六雑穀米を足して2合弱にします。
いつもどおりお米を洗ってお鍋に移し、2合分のお水を大さじ1程度お酒に置き換えて吸水させます。 - ベーコンはそこそこの存在感が残るようやや厚めにカットし、ザルに入れてたっぷりと熱湯を回しかけます。
みょうがは7〜8個、縦半分に切って千切りに。
ベーコンとみょうがをお米の上に散らします。 - 蓋をして強火で煮立てたら、弱火で10分、10分以上蒸らして炊飯終了。
全体をさっくり混ぜて出来上がり。

甘酢漬けにしても、炊き込みご飯にしても、まだまだ楽しめる量のみょうが。
ならばと拵えたのがみょうが味噌。
このみょうが味噌を添えたくて、炊き込みご飯の塩気を抑えたというのが正直なところ。
分かっていますよ、主人にはこのみょうがの炊き込みご飯、少々薄味だってこと。
だから添えます、みょうが味噌。

思惑通りの反応に私はひとりご満悦。
たっぷりのみょうがにアクセントの胡桃が自慢です。

みょうがの甘酢漬け(☆彡)はまだ水が上がってきておりませんが、今日の夕方にはやわらかな薄紅梅色した甘酢に満ちていることでしょう。
形を整えるために切り落とした茎の部分は醤油に漬け込んで。
そして主人お気に入りのみょうが味噌。
そして主人お気に入りのみょうが味噌。
みょうが味噌の端っこに、スプーンですくった跡がついています。
朝食時に『みょうが味噌の存在』を知ってしまった主人が、どうしてもと言ってひとすくいした跡です。

- 我が家は3種のお味噌を常備しております。
八丁味噌を20g、京都の白味噌を40g、石川の麹味噌を40グラム。
3種をボールに合わせてみりんを大さじ1程注ぎ、よく混ぜ合わせておきましょう。 - みょうがはたっぷり小口に切り、胡麻油でさっと炒めます。
胡麻油がなじんだところで砕いた胡桃をたっぷりと。
1のお味噌をここに加え、てんさい糖もお好み量加えましょう。
軽く煮詰めて出来上がり。
主人のお弁当も、みょうがとベーコンの炊き込みご飯を小さなまん丸お結びにして、みょうが味噌を添えます。
味付け卵、私の分を忘れておりますね。


朝は炊き立ての炊き込みご飯を楽しみます。
主人曰く、出来ることならばみょうが味噌を白いご飯に添えてほしい、と。
検討します。

洗濯機が直って、今まで通りの生活なのに家事の負担が激減した気分。
セミの鳴き声も聞いたことですし、夏本番に向けて美容院の予約も先ほど済ませておきました。
そして週末からの3連休。
連休中のメニューは既に確定しております。
洗濯できる喜びはまだしばらく継続しそうです。

ラベル:みょうがの炊き込みご飯