主人がまたお取り寄せを企んでいる様子です。
先日取り寄せた冷凍カキフライの品質に気を良くし、今度は冷凍アジフライ。
冷凍庫の場所を相当陣取るようですので、私はせっせと冷凍庫のお片付けを進めております。
小分けにして冷凍してある“おから”は、意外と場所をとります。
今日は“おから”に注目、おからのケーキなどいかがでしょう。
小麦粉を使わない、正真正銘グルテンフリーなおからのケーキ。
しっとりした生おからを乾煎りし、さらさらのおからパウダーにしてからケーキの生地に使います。
フライパンで乾煎りするのは大変ですが、オーブンならば時々ざっと混ぜるだけで乾煎りは完了。
前日の夕方、キッチンカウンター越しの主人とお喋りしながらお猪口片手の乾煎り作業はなかなか楽しいものです。
前日に乾煎りを済ませてオーブン庫内に朝まで放置、朝はミルで粉砕するだけでさらさらおからパウダーの出来上がり。
少々歪な形はいつものご愛敬。
少々歪な形はいつものご愛敬。
当初の予定では、以前何度も焼いたことのある“紙コップシフォン”、そう、マフィン型を使わず紙コップで焼くつもりでおりました。
が、紙コップをケーキ型に使うのに批判的なご意見があるのを小耳に挟みましたので、急きょマフィンパンに変更。
これはこれで愛らしいのではないかしら。
そして何より、おから100%でもこの仕上がり。
主人も相当気に入ってくれたので、冷凍庫のおからは一気にお片付け出来そうです。
お砂糖を出来るだけ控え、自家製の塩レモンペーストでほんのり塩味のおからケーキ。
小ぶりでもしっかりお腹を満たしてくれますよ。
◆材料(松永製作所のマフィンパンに小ぶりな3つ分)
- おから 生の状態で200g弱(パウダーにすると60g弱になります。今日使用するのは20g)
- 卵 2個
- てんさい糖 20g
- お塩 ひとつまみ
- 蜂蜜 10g
- ココナッツオイル 30g
- 塩レモンペースト 10g
- オーツミルク 40g
- バニラビーンズペースト 適量
- ベーキングパウダー 小さじ1/2
- 型にぬるバター ほんのちょっと
◆作り方
- 先ずは、生おからでおからパウダーを作りましょう。
冷凍してあったおからは予め冷蔵庫に移して解凍し、オーブンシートをひろげた天板にひろげます。
予熱なしのオーブン 130℃で1時間50分ほど。
時々全体をスパチュラ等でざっと混ぜながら、しっかり水分を飛ばします。
前日の夕方にこの作業を開始し、朝までオーブン庫内に放ったらかし。 - カラッとしたおからを2〜3回に分けてミルで粉砕します。
ザルでふるっておからパウダーの出来上がり。
今日使う分20gを計量し、残りは保存容器に入れて冷蔵庫へ。 - 卵白と卵黄を分け、先ずは卵白の泡立てから参りましょう。
よく冷えた状態の卵白を軽くほぐし、お塩をひとつまみ加えて軽く泡立てます。
分量のうち半量の10gを2回に分けて加え、しっかりとしたメレンゲに泡立てましょう。
出番まで冷蔵庫で冷やしておきます。 - 卵黄、残ったてんさい糖 10gを合わせ、もったりするまでしっかりと泡だて器で撹拌しましょう。
この順番ならば、泡だて器のアタッチメントは洗わずそのまま使って大丈夫。
蜂蜜、塩レモンペースト、ココナッツオイル、オーツミルク、バニラビーンズペーストを順に加え、その都度しっかりと泡だて器で撹拌します。
最後に計量したおからパウダーとベーキングパウダーを合わせてふるい入れ、泡だて器でしっかりと混ぜ合わせます。 - 冷蔵庫からメレンゲを取り出して、おから生地と合わせましょう。
先ずは卵白をひとすくい、おから生地に加えて泡だて器でしっかりと混ぜ合わせます。
次いでもうひとすくい、今度は泡だて器からスパチュラに持ち替えて、メレンゲを出来るだけつぶさないよう底からすくうように混ぜ込みます。
最後にこれをメレンゲのボールに戻し入れ、同じくスパチュラで底からすくうように混ぜ込みましょう。 - マフィンパンには、予め極々少量の発酵バターをぬり込んであります。
生地をふわりと流し入れたら、型と生地の境目を爪楊枝でくるりと一周させましょう。
200℃に予熱したオーブンに素早く移し、設定温度を170℃にして28〜30分。
焼き上がったら、熱いうちに型から出して網の上で冷ましましょう。
不安定な様がまた愛らしいおから100%の小さなケーキ。
小麦粉のケーキとはまた異なるふんわり感、美味しいですよ。
畑の帰りに寄った早朝のマックスバリュ。
小さな玉ねぎが袋にいっぱい入って100円でした。
実店舗の魅力ははやりこの類の掘り出し物。
丸ごと圧力鍋でやわらかく煮て、葛粉でとろりととろみをつけました。
ベジミートのそぼろ、彩りのトマト、風味の干しシイタケ、それぞれが名脇役です。
冷やして食べる夏のお菜。
小さな玉ねぎが袋にいっぱい入って100円でした。
実店舗の魅力ははやりこの類の掘り出し物。
丸ごと圧力鍋でやわらかく煮て、葛粉でとろりととろみをつけました。
ベジミートのそぼろ、彩りのトマト、風味の干しシイタケ、それぞれが名脇役です。
冷やして食べる夏のお菜。
- ちび玉ねぎは上下を少し切り落とし、お尻部分に十文字の切れ目を入れて圧力鍋に並べます。
鰹だしを注ぎ、さっと洗った干しシイタケを戻さずそのまま上に散らしましょう。
お塩をひとつまみ加え、加圧すること3分弱。 - ミンチタイプのベジミートは熱湯に数分浸して戻し、キッチンペーパーを敷いたザルにとって水を切っておきます。
ベジミートの戻し汁は、朝食のお味噌汁に有効利用。
圧力鍋の圧が抜けたら、ミニトマトと一緒に加えます。
オイスターソース、ナンプラー等で味付けをして軽くひと煮たち。
ミニトマトの皮が派手にめくれないうちに火を止め、保存容器に野菜たちを全て取り出します。 - 残った煮汁に水で溶いた葛粉を加え、透き通ってとろみがつくまで加熱します。
取り出した野菜たちの上に回しかけて出来上がり。
お弁当用にジャーにとり、週末に拵えたボロネーゼソースとブロッコリーを添えます。
作り置き料理としての葛煮、うんと冷やして食べるとお酒のお供にとても良いのです。
連日連夜のおうち宴会、流石に今夜はお酒を控えますけどね。
連日連夜のおうち宴会、流石に今夜はお酒を控えますけどね。
夜の宴会も楽しみですが、目下のところ我が家いちばんのイベントは朝食です。
それは主人も同じなよう。
毎朝の朝食が楽しみで仕方がない、これって最高に幸せなことなのでは?
今朝の主食は、うどんかお蕎麦か悩んだ結果のきつね蕎麦。
作り置き料理として拵えた甘辛いお揚げは今日でおしまい。
きつね蕎麦に添えられるとは思っていなかったであろう大きな塩鯖。
今朝は皮がペロンとめくれた残念な焼き姿ではありますが、それでも味は最高に美味しい。
どうも最近はお酒の誘惑に負けっぱなし。
週にいちどの資源ごみの日、一升瓶がごろごろ詰まった我が家の袋がちょっと恥ずかしいのです。