2021年01月29日

ほうじ茶と栗の全粒粉マドレーヌ

昨日の朝焼く予定だったマドレーヌ。
ひと晩生地を寝かせた方が良いと聞き早速の予定変更、昨日の夕方生地を準備してひと晩ゆっくり生地を寝かせました。

そして今朝焼いたマドレーヌ。
ほうじ茶風味の生地に天津甘栗を埋め込んだ、甘さ控えめ全粒粉マドレーヌです。

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表面の気泡はまた次の課題に。
型から生地が溢れることもなく、天津甘栗の重みに負けることなく微かに認識できる小さなおヘソ。
全粒粉使用、てんさい糖使用にしては、うん、なかなか良い出来なのではないかしら。

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コロンッと型から離れるあの快感も、マドレーヌを焼く醍醐味のひとつかと存じます。
やっぱり良かった、松永製作所のマドレーヌ型に買い換えて、マドレーヌを焼くその度実感致します。

今回割引価格になっていたほうじ茶パウダーを目ざとく購入したのも、以前から色々なフレイバーのマドレーヌを焼いてみたかったから。

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主人には言われそうですけどね。
『冒険しなくていい、実験もしなくていい、普通のマドレーヌを焼いて!』
と。

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私なりのポイントとして、生地は泡立て過ぎず、泡立てなさ過ぎず、優しく混ぜること。
なので電動泡だて器を使わず手動で生地を混ぜております。
生地を泡だて器で丁寧に混ぜたら、最後はスパチュラで底からすくうように仕上げること。

そしてひと晩ゆっくり冷蔵庫で生地を寝かせること。
かための生地に少々躊躇しましたが、今後はこの路線をしばらく続けようかと思っております。






◆材料(松永製作所のマドレーヌ型 8Pタイプにぴったり1枚分)

  • 卵 1個(室温に戻しておきます)
  • てんさい糖 50g

  • 全粒粉薄力粉 55g
  • ほうじ茶パウダー 4g
  • ベーキングパウダー 2g

  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かしておきます) 60g
  • 蜂蜜(溶かしバターに合わせて人肌温度を保っておきます) 10g

  • 天津甘栗 適量




◆作り方

  1. 生地は前日の夕方に準備しました。

    室温に戻した卵を泡だて器でほぐし、てんさい糖を加えてすり混ぜましょう。
    ここに全粒粉薄力粉・ほうじ茶パウダー・ベーキングパウダーを合わせてふるい入れ、泡だて器でしっかりと、そして優しく混ぜ合わせます。

    相当かたい生地です。

  2. 人肌温度を保った溶かしバターと蜂蜜をよく混ぜ、少しずつ1のボールに加えてはその都度混ぜ合わせましょう。
    ここでも激しく混ぜるのではなく、そっと優しくかつしっかりと。

    最後にスパチュラで底からすくうようにそっと混ぜ、ラップをしてひと晩冷蔵庫へ。
    そうそう、材料欄に書き忘れましたが、最後にバニラビーンペーストを適量加えてあります。

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  3. ひと晩寝かせた生地を絞り出し袋に移します。
    型には予め刷毛で丁寧に溶かしバター(分量外)をぬっておきましょう。
    オーブンは210℃に予熱しておきます。

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  4. 絞り出し袋の先端を切り、準備した型に生地を流しましょう。
    段々とコツがつかめてきましたよ。

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    天津甘栗を2〜4等分して生地に軽く埋め込みます。

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  5. 予熱したオーブンに移し、設定温度は強気の190℃で10〜13分。
    焼きあがったら熱いうちに型から出して網の上で冷ましましょう。

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    あれ?

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    焼き立てをひとつ、主人と半分こ。

    時間が経つとしっとり仕上がるマドレーヌ。
    焼き立てはまるでクッキー生地のような、表面サクサク食感が楽しめます。
    焼き立てならではのこのサクサクマドレーヌ、つまみ食いしないなんてあり得ませんものね。





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週末です。
作り置き料理のお片付けも兼ねたお菜です。

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ジャーの底には自家製ビーツのピクルスをさいの目に切ってたっぷりと。
鶏ささみの茹で鶏を粗くほぐしてその上に。

鶏ささみの上には、我が家においては珍しいマヨネーズをキュッとひとしぼり。
アボカドはペースト状にした自家製塩レモンで和えてたっぷりと。

最後は油揚げ。
きつねうどんやお稲荷さんにも応用できる、甘辛お醤油味の油揚げを刻んでたっぷり。

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一見洋風ですがどちらかと言えば和風寄りなサラダ。
ほうじ茶風味のマドレーヌとの相性など考えておりません。
マドレーヌがコロンッと型から外れる快感が何よりなのです。

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今朝の主食は主人も私も大好きなへしこ茶漬け。

さっと炙った鯖のへしこを温かなご飯の上に。
熱々の出汁をたっぷり回しかけ、添えた自家製柚子胡椒を少しずつ崩しながら召し上がれ。


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凝り性の主人ですから、ついには鯖のへしこにまで贔屓にする作り手が出来てしまいました。
おそらく今後、以外のへしこを取り寄せることはないでしょう。




大好きな鯖のへしこを気軽にいつでも食べられるよう、少々邪道かもしれませんが冷凍保存。
半身のへしこの骨を骨抜きで丁寧に取り除いてから、細切りにして小分けに冷凍保存します。

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もちろん糠も乾煎りして。
蕎麦の実を加えた糠の乾煎りを朝の納豆にも添えます。
塩分が高いのでほんの少しでぐんと風味が増すのです。

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外は大雪。
さて、月にいちどの歯科定期健診はどうなることやら。

確実なことがひとつだけ。
今宵は雪見酒に風呂吹き大根です。


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posted by しんさん at 13:42 | Comment(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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