昨日の“お砂糖不使用なおからドーナツ ☆彡”と言い、その前々日の“甘すぎるチョコレートジャータルト ☆彡”と言い、最近実験料理をして上手くいった例がありません。
なので今週最後のお弁当、今日は無難に事を運びましょう。

味噌風味の焼きおにぎりです。
2021年、今年の大寒は一昨日、水曜日だったのかな?
大寒の朝に開封するつもりでおりました信州のお味噌『大寒仕込み』、当日は慌ただしくてあっさり開封を先延ばしに致しました。
時間に追われ、焦ってお料理をするとろくなことにはなりませんからね。
大寒当日という訳にはいきませんでしたが、主人がオンラインの情報をもとに選りすぐったこのお味噌。
説明によると、1年のうちで最も空気中の雑菌が少ない大寒に仕込み18ヵ月以上寝かせて仕上げる伝統あるお味噌のようです。
説明によると、1年のうちで最も空気中の雑菌が少ない大寒に仕込み18ヵ月以上寝かせて仕上げる伝統あるお味噌のようです。
寒の内のこの時期に開封出来て、なんだかちょっと得した気分。

新しい我が家の調味料のひとつとして主人が選んだこの大寒仕込み、信州のお味噌なら“胡桃”かな?と。
胡桃と合わせて胡桃味噌をとも思いましたが、胡桃をご飯に炊き込んでみました。
胡桃と合わせて胡桃味噌をとも思いましたが、胡桃をご飯に炊き込んでみました。

いつものように蕎麦の実や押し麦を混ぜ、胡桃、たっぷりの生姜、酒粕を炊き込んだご飯にこの信州味噌を合わせます。
地味な炊き込みご飯ですが胡桃の底力にとりこになること請け合い、胡桃の万能性は無限大です。

そして大寒仕込みのこのお味噌。
ネギと柚子をちょっと効かせてオーブントースターで微かな焼き目をつけて仕上げます。
にらんだ通り、胡桃との相性も抜群です。

以前は愛知県岡崎の八丁味噌を使っていたのですが、少々の使い辛さもあって主人がこのお味噌を選んでくれました。
使い勝手も良いし、何より美味しいこの信州味噌。
京都の白味噌、石川の麹味噌に並ぶ我が家の常備味噌と落ち着きそうです。

- お米1合に対し、十六雑穀・もち麦・蕎麦の実・押し麦をそれぞれ大さじ1。
お水を1.5合弱注いでお酒を大さじ1、お塩をほんのひとつまみ。
胡桃、刻み生姜、酒粕を散らしてご飯を炊きます。 - ご飯を小ぶりなお結びさんにし、軽くしわを寄せたお魚焼きホイルの上に並べましょう。
- ネギと柚子の皮を刻み、信州味噌に合わせます。
せっかく丁寧に作られたキリリと凛々しいお味噌なので、みりんではなくシンプルにお酒をちょっと加えて扱いやすくのばしましょうか。 - お結びさんの上に合わせ味噌をたっぷりと。
高温のオーブントースターで、表面がうっすら色づくまで焼けば出来上がり。

お弁当箱に詰めるお菜も今日はシンプルに参りましょう。
長芋のお菜、そして市販の蒸し大豆を使った簡略版五目豆です。

長芋のお菜。
短冊やおろしに次ぐ簡単で美味しいお料理、オーブン料理なのでオーブン庫内に入れたら放ったらかしというのも大きなポイント。
- 長芋は皮ごとお料理するので野菜ブラシでしっかり洗います。
大ぶりな拍子木切りにしてビニール袋に移しましょう。
極少量のお醤油、胡麻油、白胡麻を順に加えてその都度優しく全体になじませます。
最後に少量の米粉を加えてなじませましょう。 - お魚焼きホイルの上に間をあけて並べます。
オーブントースターで焼き色がつくまで焼けば、はい、出来上がり。
焼き立てはカリカリのホクホク、冷めても美味しいのです。
五目豆は市販の蒸し豆を使った簡略版。
今週活躍してくれた数々の作り置き料理のお片付けにも一役買っております。
今週活躍してくれた数々の作り置き料理のお片付けにも一役買っております。
多めの胡麻油に鷹の爪を足して人参をじっくり炒めたら、風呂吹き大根の煮汁を有効利用。
昆布と鰹節の旨味に満ちた風呂吹き大根の煮汁ですもの。
大根の甘みも加わったこの煮汁で炊く簡略版あり合わせ五目豆、何気なく貧乏性が宿っております。
大根の甘みも加わったこの煮汁で炊く簡略版あり合わせ五目豆、何気なく貧乏性が宿っております。
風呂吹き大根の煮汁だけでなく、こっそり鶏レバーの煮汁も加えたこと、主人はまず気付かないでしょうね。
随分前に干した大根や蓮根もそろそろお片付け、ここに加えましょう。
随分前に干した大根や蓮根もそろそろお片付け、ここに加えましょう。
終始強火の強気で仕上げます。
隠し味にはナンプラー、オイスターソースとナンプラーは頼りがいのある黒子な存在。
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朝食には炊き立ての胡桃ご飯。
いつもは京都の白味噌と石川の麹味噌をブレンドすることが多い朝のお味噌汁ですが、今朝は大寒仕込みの風味を存分に楽しもうとブレンドなしで信州味噌単独で。

お味噌に添えられていたリーフレットには、お味噌汁の具は2種類程度にとありました。
ほぼお味噌汁を卓越し、野菜の味噌煮化しております私に向けた注意書きでしょうか、これは。
期待を込めて開封した大寒仕込みのお味噌、昨晩は収穫した九条ネギに合わせてみました。

1年以上かけて種から育てた九条ネギ。
じっくり焼いて大寒仕込みの信州味噌を添えます。
じっくり焼いて大寒仕込みの信州味噌を添えます。
そろそろ主人が帰宅しても良い頃合いなのですが。
寄り道をしているのでしょうか。
だとしたらその先は酒屋さん?それともお魚屋さん?
今日は金曜日ですものね。
今日は金曜日ですものね。
