出来る限り外出しない、私たちふたりがたどり着いた新型コロナ感染予防はこれが原則。
ネットが使えなくなることを想えば、わたしたち二人外出しないなんてさほど難儀なことでもありません。
返って、ネットスーパーやオンラインの産直サービスのおかげで生活が潤っております昨今。
イオンさんが好き過ぎて、最低単元株ながら株主にまでなってしまったほどです。
とは言ってもね、たまには主人とふたり外出するのも楽しいもの。
晩秋の味を楽しみに、三重県は桑名まで。
旬の味を楽しめる大和さんで秋会席を楽しんで参りました。
畑以外の外出、デートらしいデートも久しぶりですもの。
いつもはお茶で通す大和さんですが、今日は珍しく主人がノンアルコールビールを注文しましたよ。
ひとり1本ずつ、それぞれ手酌で乾杯です。
通い始めてまだ1年少々の大和さんではありますが、こちらの味にすっかりなじんでしまいました。
女性が拵える郷土料理は、やはり男性が拵えるそれとは違う穏やかさが漂うのです。
我が家でも旬の銀杏、同じ調理方法でしょうにぐっと気分が高揚します。
11月の蛤。
初夏の濃厚な卵黄のような蛤とは全く違う、ですがお出汁が抜群に美味しい今の蛤。
これで今シーズンの蛤は食べ収め。
お出汁を飲み干したい。
真鯛のお刺身。
コリっとした食感を売りにせず、もっちりとしたお刺身。
このタイプのお刺身ならば私も進んで食べられるのです。
もう要らない、食べる?
私のそんなセリフを期待している主人が分かりやすい。
大和さんの天ぷら、大好き。
家庭的でありながら程よいお塩加減。
今回、何が出てくるのかが全く想像出来なかったオマール。
主人が電話で問うた時、牛肉かオマールとの答えだったそうです。
主人が電話で問うた時、牛肉かオマールとの答えだったそうです。
牛肉ならば朴葉焼きもありますが、大和さんでオマール?
オマールをどうするのか何故聞かなかったのかと、相当私に責められた主人。
それでもおかげで随分盛り上がりました。
お味噌かグラタン、そう想像した私の案がニコイチになった正解がこちら。
主人がお名残り惜しそうにいつまでも突いておりました。
あっさりとした蓮根の酢の物、大和さんの酢の物は円やかです。
サクサクの鰻の下には艶やかなご飯。
小粒なお米が最近のお気に入りです。
アサリの赤だし、何だか懐かしいね。
デザートは大好きな桃源もち。
胡麻の存在感も顕著な葛餅です。
お気に入りのパン屋さんでバゲット焼いてもらい、大和さんに向かう道中ちょっと遠回りしてそれを受け取ります。
たっぷり2時間ほどのドライブを往復、お家でもよくお喋りしますが車中でのお喋りはまた格別。
お腹が満たされ帰途につき、ここぞとばかりにオンラインではなかなか買えない、例えば100均ショップ等に寄って買い物を済ませてすっきり帰宅。
もしかして今がいちばん幸せなのかも、そう主人がドライブ中に言った言葉に大きく同意致します。
アメリカだ、フランスだ、も楽しかったけれど、今のお家が今までで一番充実しているのは事実。
あまり外出しない今だから、たまの外出で今までの何倍も何十倍も満足できるのです。
あまり外出しない今だから、たまの外出で今までの何倍も何十倍も満足できるのです。
今回ティファニーで買い損ねた結婚指輪はまたそのうち、機会があれば、ね。
ラベル:桑名の大和さん