今朝は蓮根ご飯を炊いてみました。
蓮根を最初に調理する混ぜご飯ではなく、お米と一緒にやや大ぶりに切った蓮根を一緒に炊き込む蓮根の炊き込みご飯。
主役は蓮根、そんな蓮根の炊き込みご飯です。

産直アウルさんで見つけた“水谷グルッポ”さんの蓮根。
この姿の蓮根は今日日なかなかお目にかかれるものではありませんもの。
生産者の水谷さま曰く、こちらの蓮根はシャキシャキではなくほこっとした食感が特徴なのだとか。
初日はすりおろしてすり流しに致しました。
ホクホクとした食感の蓮根、どうお料理しようか考えた結果の炊き込みご飯です。

油揚げと一緒に炊き込みたかったのですが、ほんのひと足違いで油揚げは甘辛く煮て作り置き料理として活躍中。
うーんと在庫食材を見回して、冷凍してある厚切りベーコンに目が留まりました。
切り干し大根もベーコンと一緒に炊くと美味しいもの、蓮根だって美味しいに違いない。
Googleさんで調べるとなかなか人気のある組み合わせのようですよ、蓮根とベーコン、納得の好相性です。

味付けはベーコンの塩気にお任せ、加える白だし醤油は極々少量。
そしてやっぱり心がときめいてしまう鍋底のおこげ。

糸引きシャキシャキ蓮根も好きですが、こちらのほこほこ蓮根もお気に入り。
在庫は豊富、まだまだ楽しめる蓮根料理に思いは募るのです。

とっても簡単、蓮根の炊き込みご飯。
- 蓮根が主役の炊き込みご飯ですもの、中心部分の形の良い個所を使います。
皮をむいて幅1センチ弱のイチョウ型に切り、さっと酢水に晒しましょう。
半分は甘酢漬けにして常備菜に。 - ベーコンは細切りに。
半解凍の状態で切れば厚切りベーコンの細切りも楽々です。 - お米をいつも通り洗ってお鍋に移し、十六雑穀、押し麦、もち麦を加えていつも通りの水加減。
・・・からお酒 大さじ1、みりん 小さじ1、白だし醤油 極々少量分を引いて合わせましょう。
ほんの少しだけヨーグルト(我が家は豆乳ヨーグルトです)のホエーを足すと、もっちり炊き上がります。
蓮根とベーコンを散らし、いつも通りに炊き上げます。
私は強火で煮立てたら弱火にして10分、じっくり蒸らすのがいつもの炊き方。
さっくり混ぜてお茶碗に盛り、刻みネギとひねりゴマで彩りを。

作り手さんのご苦労が分かると、節近くのかたい部分の蓮根も何とかして食べたいと思うもの。
いえ、ただのいつもの貧乏性ですね。
いえ、ただのいつもの貧乏性ですね。
節近く、形のいびつな蓮根はハンバーグ風にしてお弁当に。
ちょうど炊き込みご飯に使ったベーコンも少量残りましたし、蓮根とベーコンの煮込みバーグ風。
韻を踏んだお片付け料理です。

- 蓮根の節周辺部分、少々皮が残っていても気にしません。
ベーコンと合わせてミルで粉砕。 - 粉砕した蓮根とベーコン、卵、みじん切り玉ねぎ、市販の蒸し大豆、ベジミート、刻んだ干しえのきをボールに合わせ、おろしにんにくと米粉を加えてよく混ぜひと口大のお団子に。
オリーブオイルでさっと表面を焼きかためたら、セミドライトマトとオイスターソース、お醤油、みりん等を加えて絡めましょう。
ハイ、出来上がり。
蓮根を余すことなく使った蓮根尽くしのお弁当。
昨日の蓮根パン(☆彡)とはがらり異なる佇まいです。
昨日の蓮根パン(☆彡)とはがらり異なる佇まいです。


さ、金曜日。
作り置き料理もいったんお片付けをする頃合いです。
今朝は大阪湾の金太郎いわしの干物。
いよいよお味噌汁の具に大根登場、季節は冬へと向かいます。

昨日は中秋の名月でしたね。
いつもならば主人と一緒に行基寺、通称月見寺にてお月見ですが今年はお家で月見酒。
あら、昨日は飲まない約束でしたのにね。
今朝の西の空。
障子越しからでも十五夜お月さんの明かりが分かるほどでした。
窓を開け、網戸越しのお月さん。

明けの明星、金星で良いのかしら?
お月さんの上できれいでしたよ。
お月さんの上できれいでしたよ。
