お盆休み中、主人が買ってくれたカヌレ型。
今朝は3回目のカヌレを焼いてみましたよ。

銅のカヌレ型が高価なのと、蜜蝋を使うという点で躊躇致しておりましたホームメイドカヌレ。
私の相棒となりましたこのカヌレ型、内側がシリコン加工された本格的なものではありませんが型離れも申し分なくたいへん気に入っております。
蜜蝋はそもそも難易度が高いので最初から使う気はありませんが、それでもバニラビーンズペーストとラム酒は揃えたいもの。
前回(☆彡)・前々回はとにかく型が届いた喜びから、いつものようにお家にある全粒粉と豆乳、バニラビーンズ不使用、そしてラムの代わりにブランデーというやり過ぎなほどのあり合わせで挑みました。
あっちこっち自由に傾いた器量の悪いカヌレではありますが、欲を言わなければカヌレの材料は一部を除いて常備してあるものばかり。
白玉団子やクッキー、パンケーキを拵えるような気楽な感覚でカヌレ、それが出来れば素敵だと思いません?

と、そんな欲をかいての大失敗。
こんな焼き上がりのカヌレは3度目にして初めてです。
なんでしょう、この大きな空洞は。
なんでしょう、この出来損ないなだし巻き卵のような中途半端な焼き上がりの生地は。
この大失敗カヌレに至った私の野望は、『全卵でカヌレを焼きたい!』です。
なんでしょう、この出来損ないなだし巻き卵のような中途半端な焼き上がりの生地は。
この大失敗カヌレに至った私の野望は、『全卵でカヌレを焼きたい!』です。

そう、多少材料を置き換えてはおりますが、基本的にカヌレの材料は牛乳、バター、小麦粉にお砂糖。
そして使用するバターも小麦粉も意外と少量、お砂糖を控えれば頻繁に食べても問題ないのでは?そんな材料と分量です。
そして使用するバターも小麦粉も意外と少量、お砂糖を控えれば頻繁に食べても問題ないのでは?そんな材料と分量です。
ただし私が気に入らなかったのは、卵黄2個に対して卵白10gという卵の使用量。
残った卵白の使い道に縛られながらカヌレを焼くなんて、それはあまりに不本意と言うものです。
そこで全卵を使用した結果、いえ、卵だけが原因だとは思っておりません。
思い当たる節はいくつかあります。
生地を入れる時に今日はオーブンの汚れが気になってモタモタ致しましたし。
生地を入れる時に今日はオーブンの汚れが気になってモタモタ致しましたし。
ですが、気持ち良いくらいのこの空洞・・・いや、あっぱれ。

通常のレシピに比べてお砂糖の量はかなり控えめです。
デーツシロップで甘みを補ってもおります。
デーツシロップで甘みを補ってもおります。
卵の問題が解決するまで、お家で焼くお気楽カヌレへの挑戦は続くのです。
そう、高価過ぎるバニラビーンズをあっさりバニラビーンズペーストに置き換えたのも気楽にカヌレを焼きたいという野望からですもの。
そう、高価過ぎるバニラビーンズをあっさりバニラビーンズペーストに置き換えたのも気楽にカヌレを焼きたいという野望からですもの。

◆材料
- 豆乳 250g
- 無塩タイプの発酵バター 10g
- デーツシロップ 10g
- 生砂糖 45g
- 全粒粉薄力粉 50g
- 全卵 1個
- ラム酒 大さじ1
- バニラビーンズペースト 小さじ1/2弱
- 型にぬるためのバター 適量
◆作り方
- 生地は前日に用意します。
今回は前日の午前中、主人を送り出してから生地を準備して1日弱冷蔵庫で寝かせました。
先ずは豆乳・バター・デーツシロップを合わせて湯せんにかけましょう。
バターが溶ければそれでOK、粗熱をとっておきます。 - ボールに薄力粉と生砂糖を合わせ、泡だて器で丁寧に混ぜ合わせましょう。
ここに卵を割り入れてよく混ぜます。
粗熱が取れた1を少しずつ加えて滑らかに混ぜ合わせます。
ラップを生地に密着させ、冷蔵庫で翌日まで寝かせておきましょう。 - 今日はここからスタートです。
先ずは生地を冷蔵庫から出して室温に戻しておきましょう。
型用のバターも室温に戻しておき、刷毛で丁寧に型にぬっておきます。
オーブンは天板ごと250℃に予熱しておきましょう。
生地を漉し、ラム酒とバニラビーンズペーストを加えてよく混ぜ合わせます。 - 準備した型に生地を流し、熱々に予熱したオーブンに素早く移します。
設定温度を210℃にして60分。
もう少し最初は高い温度で焼き始めるのが良いかも。
焼きあがったら熱いうちに型から出し、網の上で冷まします。
表面はカリッとしていますが、何しろあの空洞ですからね。
冷めたカヌレ、高温のオーブントースターで焼き直したら美味しくなりましたよ。
高温で沸々と生地を煮立たせながら焼くカヌレ、型にぬったバターが飛び散って後のオーブンのお掃除が大変です。
“チン!してふくだけ”が今の我が家の必須アイテム。

我が家では牛乳の代わりに豆乳を常備してあります。
日持ちする豆乳が4パック、これが我が家の冷蔵庫の常。
日持ちする豆乳が4パック、これが我が家の冷蔵庫の常。
ですがいちど開封してしまうと自慢の日持ちが崩壊してしまうのが豆乳の性分、カヌレでたった250gだけを使用した豆乳、お弁当のお菜にも使いましょう。

メイソンジャーで拵えるフルフル豆腐は我が家の定番メニュー。
今日は金曜日ですし、作り置き料理のお片付けも兼ねてトッピングをたっぷり。
煮びたしの煮汁をアガーでジュレにして添えますよ。

我が家で愛用致しておりますにがりは、豆乳 100に対してにがり 1がフルッとかたまる好バランス。
500tの豆乳に対して小さじ1のにがりを加えてそっとひと混ぜふた混ぜ。
容器に漉しながら注ぎ、アルミホイルで蓋をして軽く湯せんにかければフルッとかたまります。
今宵の晩酌用にも。

500tの豆乳に対して小さじ1のにがりを加えてそっとひと混ぜふた混ぜ。
容器に漉しながら注ぎ、アルミホイルで蓋をして軽く湯せんにかければフルッとかたまります。
今宵の晩酌用にも。

作り置き料理の煮汁にアガーを加えてゼリー状にかためます。
お豆腐の上に茄子やオクラの煮びたし、みょうが等々を並べ、スプーンで崩した煮汁のジュレをたっぷり添えれば出来上がり。

お豆腐の上に茄子やオクラの煮びたし、みょうが等々を並べ、スプーンで崩した煮汁のジュレをたっぷり添えれば出来上がり。


今朝の主食は主人が大好きな鶏粥。
今日のこの鶏ささみ、お盆休み中に取り寄せた三重県の熊野地鶏のささ身を使った鶏粥です。
今日のこの鶏ささみ、お盆休み中に取り寄せた三重県の熊野地鶏のささ身を使った鶏粥です。

ぴったりと蓋が出来るお鍋にたっぷりお湯を沸かし、お酒をお塩を少々。
再度煮立ったところに、予め室温に戻しておいた鶏ささみを重ならないように加えてすぐ蓋をし火を止めます。
そのまま30分以上放置し、鶏肉に火が入っていることを確認して取り出します。
鶏のゆで汁でお粥を炊き、茹でたささ身をほぐしてトッピング。

再度煮立ったところに、予め室温に戻しておいた鶏ささみを重ならないように加えてすぐ蓋をし火を止めます。
そのまま30分以上放置し、鶏肉に火が入っていることを確認して取り出します。
鶏のゆで汁でお粥を炊き、茹でたささ身をほぐしてトッピング。

最初はね、鶏粥にこの熊野地鶏を使うのは失礼かな?とも思いました。
でもいつも頻繁に食べているこの鶏粥、はてさて地鶏で拵えるとどう違うのか興味は深々。
いつもとは明らかに異なる鶏粥が出来上がりましたよ。
いつもとは明らかに異なる鶏粥が出来上がりましたよ。
さて。
1か月にいちどの定期歯科検診の日です。
思えば、私がひとりで自ら車を運転して出かけるのは今や月にいちどのこの日だけになりました。
思えば、私がひとりで自ら車を運転して出かけるのは今や月にいちどのこの日だけになりました。
外は雨が降っています、結構本格的に。
出来れば行きたくないけれど、仕方がないので主人が帰宅したら入れ替わりに出かけると致します。
帰りは西友さんによってささやかな食材調達をしてきましょう。

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