我が家において、ココナッツミルクは常備してある食材のひとつ。
先日、ココナッツミルクと緑豆を合わせた大好きな緑豆餡(☆彡)を拵えました。
そしてその時のココナッツミルクがほんの少量残っておりました。
食材お片付けの金曜日ですし、このココナッツミルクと緑豆餡を一気にお片付け。
ココナッツミルク風味の全粒粉あんぱんなどいかがでしょうか。

あんぱんってなじみ深いパンではありますが、自分で焼くとなるとお話は別。
生地を等分して、ひとつひとつ生地をのばして餡を包んで・・・欲張りな私、餡がはみ出す爆発あんぱんを前にがっくり項垂れること多々。
ならばとそんな工程をあっさり飛ばし、大きくのばした生地で餡をくるり。
ちょんちょんッと生地をカットして成型完了、まるでスコーンのような佇まいではありますが歴としたあんぱんです。
主人のメッセージにあった『このパンみたいなの美味しい!』、言い得て妙です。
自分で焼いたパンは端っこの中途半端な断面もどこか愛らしいのです。

お水を使わず、ココナッツミルクとゆるめの豆乳ヨーグルトで全粒粉を捏ねた生地。
ちょっと生地がやわらか過ぎて高さが出なかったのが残念ではありますが、その分しっとりやわらかな、そしてほんのり甘い全粒粉生地に焼きあがりましたよ。

全粒粉生地に包まれたたっぷりの緑豆餡は、つぷつぷとした食感のもち麦入り。
数日前に拵えた白玉ぜんざい(☆彡)、その時の緑豆餡を冷蔵保存しておいたもの。
ココナッツシュガーを使い、ココナッツミルクで仕上げた少々変わり種、ですが我が家では定番な緑豆餡。
そう、私、緑豆とココナッツミルクの組み合わせが大好きなのです。

手順はいつものオーバーナイト発酵スタイル。
前日に生地を準備してじっくりひと晩野菜室で発酵、翌朝2次発酵を促して焼くだけのお手軽パンです。
特に今朝はフィリングの餡まで準備済みなのでいつも以上に余裕なのです。
◆材料
- 全粒粉強力粉 100g
- 全粒粉薄力粉 35g
- グラハム粉 20g
- てんさい糖 10g
- インスタントドライイースト 1g
- ココナッツミルク 65g
- 豆乳ヨーグルト(ホエー多めのゆるゆる自家製ヨーグルトです) 100g
- お塩 1g
- ココナッツオイル 10g
- 緑豆餡 適量
- 水溶き卵黄 適用
- 黒胡麻 適量
◆作り方
- 生地の準備は前日の夕方に。
全粒粉強力粉〜インスタントドライイーストまでをビニール袋に合わせ、空気を含ませるようによく振り混ぜておきます。
ココナッツミルクと豆乳ヨーグルトをよく混ぜ合わせ、粉類の半量を加えてよく混ぜ合わせましょう。
これを残りの粉類に戻し入れ、ひとつにまとまるまでもみます。
ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留め、ヨーグルトメーカーに移して40℃で1時間。
その後ビニール袋の上から軽くもんで形を整え、再度ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
保存容器に入れて蓋をし、野菜室でひと晩ゆっくり発酵を促しましょう。 - 今朝はここからスタートです。
先ずは生地を野菜室から出して室温に戻してあげましょう。
その後軽くもんで生地のガス抜きをし、丸め直して20分間のベンチタイム。 - ベンチタイム完了した生地をビニール袋のまま、めん棒を使って正方形〜長方形にのばします。
ビニール袋を切り開いて緑豆餡をたっぷり、ここでスパチュラ等を使って緑豆餡の表面も整えて。
後はビニール袋を使って海苔巻きの要領でくるりと巻き、形を整えます。
そっとビニール袋を取り除いて切り分けますが、生地がやわらかいので包丁より木綿糸を使うのが賢明。
乾燥しないよう時々霧吹きでお水を吹きかけながら、ふわりとラップをしてオーブンの発酵機能 40℃で40分間発酵を促しましょう。 - 2次発酵が完了したら、水溶き卵黄をそっと表面にぬって黒胡麻を散らします。
200℃に予熱したオーブン庫内に素早く移して霧吹きでお水をひと吹きふた吹き、設定温度180℃で12〜13分。
色黒で器量も悪いパンではありますが、そこもまた愛敬のひとつなのであります。

パンを焼くといつも悩むのが、艶出しに使ったほんの僅かな卵黄の残りの卵。
いつもならば鯖缶と合わせてナゲット風にすることが多いのですが、実は昨日主人のかかりつけ医から食に関しての警鐘が。
昨日エコー検査を受診した主人。
結果を聞きながら話は食生活へ。
毎日青魚を食べています、と主人。
お医者さま、いやいや、青魚というものは体には良いのですが毎日というのは食べ過ぎですね、と。
残った卵を使い、鯖缶なしの苦し紛れのお菜を拵えました。

残った卵を始め、ベジミート・ひじき・玉ねぎ・お豆腐・刻んだニンニクをボールに合わせます。
米粉をつなぎに加え、オイスターソース・お塩・ガラムマサラで味付けをしてよく捏ねてから丸めます。
一部はつるむらさきのお浸しでこれを包み、一部はセミドライトマトのオリーブオイル漬けをトッピングし、200℃のオーブンで焼き色がつくまで焼いて出来上がり。
米粉をつなぎに加え、オイスターソース・お塩・ガラムマサラで味付けをしてよく捏ねてから丸めます。
一部はつるむらさきのお浸しでこれを包み、一部はセミドライトマトのオリーブオイル漬けをトッピングし、200℃のオーブンで焼き色がつくまで焼いて出来上がり。
苦し紛れのお菜でした。


毎朝の青魚はやめましょう、そうかかりつけ医に言われたからと言って急に変更できるでもなし。
昨日は少々ショックを受けていた主人ですが、今朝はいつも通りの主人に戻っておりました。
だってさぁ、僕たちの夕ご飯を見たら一般的な意見通りとはいかないと思うよ、と。
そりゃそうだ。
ならばいつも通りの朝食と致しましょうか。

主人のエコー検査を見て、ウズウズと検査好きの血が疼き始めました。
いいな、いいな、エコー検査、そんなに詳しく見てもらえるんだ。
さ、今宵は日本酒。
久しぶりに放送されておりました“あてなよる”の録画を見ながら飲みますよ。
