有意義だったお盆休みが明けました。
今年のお盆は例年になく実りの多い数日間だったと、ほんの少し胸を張っております。
先ずは何より梅干し、まだまだ寝かせる期間は必要ではありますがようやくの完成です。

2020年は梅雨も長く、せっかく仕込んだ梅干しを干して仕上げるチャンスになかなか恵まれず、あららという間に土用干しのチャンスも逃して気づけばお盆。
せっかく仕込んだ梅も完成を前に肩透かし、冷暗所で不満気な佇まいでありました。

ようやく13日から3日間晴天に恵まれホッと胸をなでおろしております。
3日間のうち、初日と二日目は梅酢も直射日光を浴びせて殺菌殺菌。


今年の梅は2キロ分、2回に分けて仕込んだこの梅。
初回は新型コロナ対策を万全にして農協の直売所へと勇んだのですが、その後どうしても追加で仕込みたなったのは単なる気まぐれでしかありません。
ですが2度目はとても人の多い農協直売所には行く気にならず、潔くイオンネットスーパーにお願い。
あら?意外ではありますがイオンネットスーパーからの梅のほうが、私好みのふっくらやわらかな梅干に仕上がったようです。
はい、来年からは迷わず潔くイオンネットスーパーにお願いします。
お盆中、ズームを使った法要も初体験。
画像も音声もクリアだし、なによりお声の通るお坊さんのお経はズームを通しても響きます。
ひとつだけ残念なのは、法要が土曜日の午前中だったので配達物がひっきりなし、度重なる中座にすっかり落ち着きのない嫁だと確信されたであろうこと。
涼しい顔して甥っ子らとおしゃべりする主人、あなたが取り寄せたイワシのお片付けがいちばん大変だったのよ。
そうそう、お盆中の実りのひとつ、主人が取り寄せたイワシの干物。

ひとつは築地から、ひとつは山陰から。
明治4年から変わらない製法で丁寧に仕上げられた大阪湾の金太郎イワシの小ぶりな干物、片や山陰沖日本海のなじみのあるサイズの真イワシの干物、どちらも主人が厳選して厳選した干物です。
早速今朝は小ぶりな金太郎イワシ、築地産のイワシの干物から。

もちろんお弁当も今日からスタートです。

お盆中、いえ、新型コロナ感染対策もあってすっかり外出自粛生活がなじんだ昨今、長雨が続いて畑の野菜の出来が今一歩なこともあって野菜はもっぱら産直サイトのアウルさんにお願いしております。
先日ふと、主人が大好きな鶏肉の販売が目に留まりました。
三重県の地鶏、さっそく取り寄せて初日は砂肝とレバーに挑戦。
もちろん主人の好物、私は双方苦手、ですが二人ともが納得の味に品質の良さを実感致しました。
そして今朝はいよいよ鶏ガラに挑戦。

Googleで検索した鶏ガラの下処理を頭に叩き込んで挑んだ初めての鶏ガラではありますが、あららの拍子抜け。

お掃除するまでもなく大変綺麗な鶏ガラに、大量にすくう気でおりました灰汁はほぼなし、大鍋を使った結果少々予定より淡い鶏ガラスープとはなりましたが出来は上々。

そして早速本日のお弁当に。
いえ、そうそう、朝食の主食もこの鶏ガラスープを使って炊き上げたご飯です。
今日から新しい食材が我が家に加わりました。
十六雑穀、押し麦に加え、もち麦がその食材。
今朝は初めてご飯にもち麦を加え、鶏ガラスープでご飯を炊いてみましたよ。

いつもより気のせいかふっくら炊き上がったもち麦いり鶏ガラご飯。
お弁当にはこの鶏ガラスープ風味の鶏ガラご飯にほぐしたせせりを混ぜ込んで。
ワタ付きでからりと揚げた自家製ゴーヤをふわりとご飯で包んで天むすに。

ゴーヤはワタ付きのまま大胆に輪切りにし、お醤油とほんの少しのお砂糖、白ごまをよくもみ込んで下味をつけてから米粉を加えて全体になじませます。
ここまでビニール袋ひとつなので楽ちんなのです。

ちょっとこってりとしたもち麦入り鶏ガラご飯に、ほの苦いワタ付きゴーヤの唐揚げ天むす。

最近気に入ってよく拵えるワタ付きゴーヤの唐揚げです。
そしてゴーヤの唐揚げを使った天むすもお約束。
加えて鶏ガラご飯で夏バテなど関係なしです。


さて、そろそろ主人が帰宅する頃です。
初めてのズーム法要、梅仕事の終了、初めての鶏一羽分ご対面、他にも畑のバタフライピー開花全盛、初めてのカヌレ、愛用しておりましたケトルの買い替え、寝室に続き寿命を迎えた私の部屋のクーラー設置等々、短くも実りあるお盆期間でありました。

さ、明日からは今日以上に日常を取り戻さなければ。
そしてバニラビーンズが届いたら、是非納得できるカヌレを焼いてみたいものです。
さ、帰宅した主人に仕事部屋を譲りましょう。
以上、脈略のないただつらつらと思いついた、そして目に留まったお盆休み期間中の画像を並べての日記でありました。
