2020年07月17日

ふるふる豆乳ゼリー白玉ぜんざい風〜お豆腐白玉 黒胡麻 ver.

昨日はまさに梅雨の晴れ間。
梅雨真っ只中なのを忘れてしまうほど、まどろみを誘う心地良い風に甘えてしばしのお昼寝。
我が家は風の通りが良いので、特に西日が射し始める2時、3時頃までは自然の風を出来るだけ家中に行き渡らせるようにしております。

そしてそんな昨日つは打って変わり、今日は梅雨らしい雨空が戻ってまいりました。
最近はこんな蒸し暑さもあって、この類のものばかりを拵えている気が致します。
お豆腐白玉、目下搭乗頻度急上昇中です。

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先日拵えた自家製の黒胡麻ペースト(☆彡)のお片付けも兼ね、今日もお豆腐白玉は黒胡麻ver.
もっちりとしたお豆腐白玉は、冷蔵庫に入れておいてもかたくならず、冷凍保存も出来る優れもの。
お水で捏ねる白玉団子より、ほんのちょっとだけ得した気分になれるのがまた良いのです。

先日拵えた緑豆餡(☆彡)を添え、胡桃を添えて白玉ぜんざい風に。

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こうして前回拵えた白玉ぜんざい風と見比べても毎回同じような佇まい。
でもね、毎度毎度ちょっとずつ材料も手順も変えてはいるのです。

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お豆腐白玉団子は定番とは言え、色黒な黒胡麻ver.や時にはビーツで着色した桃色ver.
それに合わせるのも葛粉を使って葛餅風にしたり、アガーを使ってふるふるのゼリー風にしたり、ね。

葛粉もアガーも常備してある食材ではありますが食感は全くの別物。
もっちり仕上がる葛粉ではありますが、やはり葛粉を使うと冷蔵庫で何時間も冷やすものにはあまり向かないようです。
作り立て、あるいは程よく冷やしたものに比べると、お昼時には少々不本意なことも多々。
時期が時期だけにお昼まで冷蔵庫、というのは致し方ないことなのですけどね。

それに比べてアガーのふるふる感は時間が経っても健在です。
今日はアガーで豆乳をふるふるにかためてみました。
ゼリーと言うよりちょっととろみのついた飲み物、そう言っても良いくらいの大成功なアガー加減です。






◆材料


 ◆お豆腐白玉
  • 木綿豆腐 100g
  • 白玉粉 60g
  • 自家製黒胡麻ペースト 6g

 ◆豆乳ゼリー
  • 豆乳 600t
  • アガー 6g
  • 和三盆 6g

  • 胡桃
  • 緑豆餡
  • デーツロップ




◆作り方
  1. 豆乳ゼリーを作りましょう。

    お鍋にアガーと和三盆を合わせてよく混ぜます。
    ここに分量の豆乳のうち100t程度を加えてよく混ぜます。
    泡だて器を使うより、スパチュラでそっとお鍋の隅まで混ぜるほうがアガーのダマ解消には良いかと。

    アガーが溶けたところで徐に中〜弱火にかけてさらに混ぜ、完全にアガーを溶かします。
    ここに少しずつ残りの豆乳を加えましょう。
    沸騰直前まで温めてアガーをなじませ、容器にそっと注いだら表面の泡を丁寧にすくっておきます。

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    粗熱がとれたら冷蔵庫に移して冷やしかため、デーツシロップをしぼります。

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  2. お豆腐白玉を作ります。

    材料をすべてビニール袋に合わせて捏ねましょう。
    ひとつにまとまったら袋から出し、滑らかになるまで丁寧に捏ねて棒状に伸ばし8等分します。
    丸めて中心を少し窪ませ、たっぷりの熱湯の中にそっと移します。

    ぐらぐらと煮立たせない程度の火加減で、ふわりと白玉団子が浮くまで茹でたらひと呼吸。
    すくって冷水に移します。
    白玉団子が冷えたら引き上げ、たっぷりのお水で湿らせたキッチンペーパーの上に並べてふわりとラップをしておきましょう。

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  3. 胡桃は予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしておきます。
    デーツシロップをしぼった豆乳ゼリーの上にお豆腐白玉を3つ、緑豆餡をたっぷり添えて胡桃を散らせば出来上がり。

    胡桃は必須。
    アーモンドやカシューナッツとは異なる胡桃のちょっと脂を含んだあの絶妙なさっくり食感が、緑豆だろうが小豆だろうが餡にはとてもよく合うのです。

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日によっては朝からクーラー稼働も全く抵抗ありませんが、今朝は雨の気配を含む風が吹いてクーラーの助けを借りるほどの暑さでもなし。
だからと言って、オーブンや圧力鍋を使う気にはならない湿度。
火を使わないライスペーパーが頼りになります。

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トマトは昨日のうちにセミドライ状態に。
輪切りにしたトマトを網の上に並べ、110℃のオーブンで1時間半ほどローストするだけ。

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ペコリーノロマーノはミルで粉砕します。
スライス玉ねぎを加えて和え、黒胡椒をたっぷり挽きましょう。
新しいミルは大活躍です。

ライスペーパーはオリーブオイルを数滴たらしたお水にさっとくぐらせ、お水で湿らせたキッチンペーパーの上に。
アボカドを並べてチーズで和えた玉ねぎで固定します。
セミドライトマト、自家製ビーツのピクルスをスライスして重ね、きっちり巻けば出来上がり。
大きさ、長さ、幅、すべてバラバラなのもご愛敬。

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なんてことでしょう。
今朝の主食は、主人が大喜びした冷たいお蕎麦。

モロヘイヤとつくね芋を合わせたとろろをたっぷり添えた冷たいお蕎麦に、主人は終始無言で私の湯呑みが空になったのにも気づかずお口いっぱいの幸せを噛みしめておりました。

だというのに、あれ?画像?消しちゃった?

すりおろして凍らせておいたつくね芋、そして作り置き料理のひとつとして今日まで活躍しておりましたモロヘイヤのお浸し、私の相棒でもあるミルに合わせてお蕎麦にたっぷり。
アボカドとしめ鯖、スライス玉ねぎとのお皿とも相まって、全体が夏色の朝食に鼻高々でしたのに。





今宵はしとしと雨を眺めながらアイスブレーカー、ペンギンさんマークの日本酒をロックで頂きましょう。



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ラベル:お豆腐白玉
posted by しんさん at 14:41 | Comment(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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