SNSの、あれ、何て言うんですか?
アリゴリズムを使って、当人が興味ありそうな画像や動画が表示される機能。
アリゴリズムを使って、当人が興味ありそうな画像や動画が表示される機能。
私の場合、大抵は着物やお料理に因んだものばかり。
先日、ちょっと面白そうなお料理の動画が流れたので最後まで見てみました。
そして、いつもの見様見真似ではありますが拵えてみました。

面白い形のパンでしょ?
ロシア語の動画でしたので内容はさっぱり分かりません。
ですがその成形に興味は深々。
発酵させた生地を平らにのばし、パタンパタンと四つ折りにして成形は完了。
そしてその後が面白い。
発酵させた生地を平らにのばし、パタンパタンと四つ折りにして成形は完了。
そしてその後が面白い。

パン生地を四つ折りにするにはこんな理由が。
焼き上がったパンを軽く開き、出来た隙間にフィリングをたっぷり挟んで完成。
いままで見たことのない成形です。

もちろん成形方法だけを頂戴し、材料は私の都合に置き換えます。
お水は使わずお豆腐で捏ねる全粒粉生地。
使用するイーストを極少量に抑え、ひと晩ゆっくり野菜室で醗酵を促すオーバーナイト醗酵。
夕方に生地をちょちょっと準備し、朝は発酵させた生地を焼くだけなので簡単です。
フィリングのトマトは前日にゆっくりオーブンでセミドライ状態に。
自家製ビーツのピクルス、ペコリーノロマーノ、先日間引いたルッコラのベビーリーフをたっぷり生地の隙間に押し込みます。
自家製ビーツのピクルス、ペコリーノロマーノ、先日間引いたルッコラのベビーリーフをたっぷり生地の隙間に押し込みます。

この成形、大変気に入りました。
本当に簡単ですよ。
そうそう、今日のパンは全粒粉にオートミールも入った進化版。
小ぶりに焼いて冷凍しておきます。

◆材料(小ぶりなパン 6個分)
- 全粒粉強力粉 150g
- グラハム粉 15g
- オートミール 15g
- スキムミルク 15g
- てんさい糖 15g
- インスタントドライイースト 1g
- 木綿豆腐 150g
- ホエー(自家製豆乳ヨーグルトの水分です) 50g
- お塩 1g
- オリーブオイル 15g
- 生地にぬるオリーブオイル 適量
- 白胡麻 適量
- 水溶き卵黄 適量
◆作り方
- 生地の準備は前日の夕方に。
全粒粉強力粉〜インスタントドライイーストまでをビニール袋に合わせ、口をしっかり持ってふり混ぜましょう。
木綿豆腐とホエーを合わせ、バーミックスで滑らかに攪拌します。
合わせた粉類の半量をここに加えて菜箸でしっかりと混ぜ合わせます。
お塩・オリーブオイルを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせましょう。
残った粉類にこれを加え、ひとつにまとまるまで揉みます。
ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留め、ヨーグルトメーカーへ。
40℃で1時間醗酵させたら、軽く揉み直してもう一度ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。
保存容器に入れ、野菜室でひと晩ゆっくり醗酵を促しましょう。 - 今朝はここからスタート。
先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。
少なくとも30分はおいてから次の工程へ。 - 室温に戻した生地を軽く揉み直してまとめ、包丁で6等分して丸め直します。
乾燥しないようきつく絞ったぬれ布巾とラップをふわりとかけ、20分間のベンチタイムを設けましょう。 - ベンチタイムが終了した生地をラップで挟み、めん棒を使って平らにのばします。
ひろげた面積の半分に極薄くオリーブオイルをぬって二つ折りに。
更にその半分の面積にオリーブオイルをぬって折り、四つ折りにします。
四つ折りにした状態でオーブンシートを敷いた天板の上に間をあけて並べましょう。
乾燥しないようふわりとラップをかけ、時々霧吹きでお水を吹きかけながらオーブンの醗酵機能 40℃で1時間ほど醗酵を促します。 - 発酵した生地に水溶き卵黄をぬり、白胡麻を散らしましょう。
180℃に予熱したオーブンに移し、設定温度 170℃で15分。
焼き上がったら網の上で冷ましておきます。
◆仕上げ
セミドライトマトは前日のうちに準備しておきます。
輪切りにしたトマトを網の上に並べ、110℃で1時間35分×2

時間はかかりますが放ったらかしなので手間はかかりません。
甘味がぐっと増す上に、サンドウィッチにしても比較的水分が出ないのでとても重宝します。

輪切りにしたトマトを網の上に並べ、110℃で1時間35分×2

時間はかかりますが放ったらかしなので手間はかかりません。
甘味がぐっと増す上に、サンドウィッチにしても比較的水分が出ないのでとても重宝します。

パン生地の折り目部分を指でひろげ、スライスしたペコリーノロマーノとビーツのピクルス、セミドライトマト、ルッコラとビーツのベビーリーフを挟んで出来上がり。



艶出しに使った水溶き卵黄の残り、生地にぬったオリーブオイルの残り、そして少し残ったペコリーノロマーノを使って、ささやかなお弁当のお菜をひとつ。

- ソース代わりのアボカドペースト。
アボカド・みじん切り玉ねぎ・ローストした胡桃を合わせます。
オリーブオイルとレモン汁、スパイスソルトを加えて和えましょう。 - 残った卵とペコリーノロマーノを合わせ、ここに木綿豆腐も加えてバーミックスで攪拌します。
ビーツグリーン(ビーツの葉っぱ、今日は茎部分だけ)をやわらかく蒸したものを刻んでここに加えます。
鯖缶も水気を切って加えましょう。
アルミホイルとオーブンシートで即席の型を作って流し込み、200℃のオーブンで20分焼きます。
粗熱が取れたら切り分け、アボカドのソースを添えて召し上がれ。
ビーツの葉っぱ、ビーツグリーン。
若いうちはベビーリーフとしても食べられますが、ビーツが育ってしまってからのビーツグリーンはなかなかの強者。
葉っぱと茎の部分に分け、茎の部分はやわらかく蒸して今日のようなお料理に使います。
マリネにして朝の納豆に添えるのも我が家の定番。
葉っぱの部分はケールチップスならぬビーツグリーンチップスがお勧め。

若いうちはベビーリーフとしても食べられますが、ビーツが育ってしまってからのビーツグリーンはなかなかの強者。
葉っぱと茎の部分に分け、茎の部分はやわらかく蒸して今日のようなお料理に使います。
マリネにして朝の納豆に添えるのも我が家の定番。
葉っぱの部分はケールチップスならぬビーツグリーンチップスがお勧め。


今朝は主人が喜ぶ釜たまうどんを主食と致しました。
ビーツグリーンのマリネもたっぷり納豆に添えて。
週末が近づく頃合いのイワシ、今週は味噌煮ですがお酢煮でも味噌煮でも週末は味がなじんで味も抜群。
週末が近づく頃合いのイワシ、今週は味噌煮ですがお酢煮でも味噌煮でも週末は味がなじんで味も抜群。

主人が岩ガキを手に帰宅しました。
金曜日ですものね。
では、早く仕事を片付けてもらって宴会ですね。
先ずは私が主人に仕事部屋を譲らなければ。

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