心配な雨が降りやみません。
それでも岐阜市周辺には目立った被害はなく、普段と変わらぬ生活があります。
今朝は甘くないマフィン、お食事マフィンとか塩マフィンとかっていうのかしら?を焼いてみましたよ。

早朝までシトシトとふり続いておりました雨が止んだ日曜の午前中。
窓からふといつも眺めております近所の畑を見ると、女性が何やら畑作業をされていました。
そうね、しばらくはこの雨、降り続く予報ですものね。
あれだけ雨が降り続いた後の作業は無理だけど、せめて収穫だけでもしてこないとね。
この長雨でせっかくの野菜も腐ってしまうわ。
・・・という訳で、一緒に行くとグズる主人を今回も説き伏せて行ってきましたよ、ひとりで畑、ひとりで収穫。
そろそろ旬を越え始めたビーツもいつもより多めに収穫して参りました。
旬は過ぎたとは言え、皮をツルリとむいたビーツのこの輝き。
ビーツの皮むきの楽しさを知っているのと知らないとでは、随分人生損をしていると思うのは大袈裟かしら。

そんなビーツをたっぷり使った今日のマフィン。
いえ、たっぷりとは言い過ぎです。
収穫したビーツをたっぷり保存はしましたが、マフィンに使用したのは極々一部、いわゆる切れっ端です。

じっくり加熱したビーツは、ひげ根の部分もつるりと面白いように皮がむけます。
その様子、そうね、脱皮とでも言いましょうか。
その様子、そうね、脱皮とでも言いましょうか。
本当にツルリと、まるで魚肉ソーセージ?のような見事な脱皮っぷりですよ。
ひげ根部分や葉とのジョイント部分を寄せ集め、細かく刻んで玉ねぎやチーズと一緒に全粒粉生地に混ぜ込んだお食事マフィン。

バターは使用せず、使用したオリーブオイルも極々少量。
玉ねぎを炒める時に使用した分と型にぬった極少量に抑えました。
濃厚なヨーグルトもたっぷり混ぜ込んだお食事マフィン。
塩気を控えて玉ねぎやビーツの甘さを際立たせるため、たっぷり加えたチーズの塩味だけに頼った体にも優しいマフィンです。

◆まずはビーツの下拵え
- 収穫したばかりのビーツ、先ずは葉っぱを切り落としましょう。
葉っぱはまた後ほど、ビーツグリーンなんて素敵な名前の歴とした野菜です。
泥を丁寧に洗い流し、皮つきのままアルミホイルでしっかり2重に包みましょう。 - 予熱なしのオーブン 180℃で1時間35分。
ここまでを前日に済ませておき、後はオーブン庫内に朝まで放ったらかし。 - 軽く表面をこすれば、ツルっと皮がむけます。
ひげ根もツルっと。
葉とのジョイント部分は、葉周辺のかたい部分だけを取り除きます。
これら形のよろしくない切れ端部分を寄せ集めてマフィンの材料に。 - 中心部分の形が揃った部分、一部はピクルスに、一部は食べやすく切って冷凍しておきます。
マフィンを作ります。
◆材料
- 全粒粉薄力粉 70g
- ベーキングパウダー 小さじ1/2
- ペコリーノロマーノ 60g
- ヨーグルト(マックスバリュのギリシャヨーグルトを目下愛用中) 110g(1パック)
- 卵 1個
- ビーツの切れ端 適量
- 玉ねぎ 適量
- アーモンド 適量
- ビーツの蒸し汁 15g
◆作り方
- 玉ねぎは粗みじんにし、エルブ・ド・プロヴァンス、粗挽きガラムマサラを加えてオリーブオイルでじっくり炒めて冷ましておきます。
アーモンドは予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストし、粗く刻んでおきましょう。
ローストして皮をむいたビーツのきれはしを刻み、これらと合わせておきます。
これら3つを合わせた状態で140g程でした - 粗くおろしたペコリーノロマーノ・ギリシャヨーグルト・卵をボールに合わせ、泡だて器でよく混ぜ合わせます。
- 薄力粉とベーキングパウダーを合わせて2にふるい入れ、スパチュラでさっくりと混ぜ込みます。
粉っぽさが残る状態で1も加え、蒸し汁も加えて混ぜ込みましょう。 - 型に極々少量のオリーブオイルをぬって生地を分け入れます。
軽く空気抜きをし、200℃に予熱したオーブンへ。
設定温度を180℃にして23〜25分。
焼き上がったら熱いうちに型から出して網の上で冷まします。
流石松永製作所のマフィン型、ひっくり返すだけでポロっと転がり落ちてきます。
流石ストレスフリーな型離れ。

日曜日、文字通りの梅雨の晴れ間を狙って収穫してきたビーツ。
少量で小ぶりはありますが、今年初めてのズッキーニも収穫してきました。
あまり器量はよろしくありませんがミニトマトも。
少量で小ぶりはありますが、今年初めてのズッキーニも収穫してきました。
あまり器量はよろしくありませんがミニトマトも。
お弁当のお菜と作り置き料理を兼ねてこれらを甘酢漬けに。

昨年漬けた梅干しも風味付けに加えてみました。
お弁当用にジャーに詰めたら随分と隙間が出来てしまいましたので、さっと湯掻いた生わかめも追加で。
また隙間が出来たら、今度は塩麴漬けにしたなまり節も追加しましょうか。
こうして細々と追加しながら週末まで持たせるのです。


畑の帰りにマックスバリュに寄って、速やかにお買物も済ませてきました。
そろそろ真サバが店頭に並ばなくなったようですが、それでも形の良いイワシを調達して参りました。
先週真サバを煮た煮汁を再利用してイワシの味噌煮。
継ぎ足し継ぎ足しの煮魚、もはや我が家では当然のお料理となりました。

主食は先週煮た緑豆の餡をぜんざいにリメイクして。
流石に今日は三角食べとはいきません。
明日は久しぶりに、本当に久しぶりの外食デートです。
着物の着方、忘れてしまっているのではないかしら。
指輪は左手の中指に収まってくれるかしら。
あれ?
気付けば今年は単衣の頃合いをすっかり過ぎてしまっているのね。
不安少々、期待満載、といったところです。
不安少々、期待満載、といったところです。
