最近、とても気にって頻繁にお買物致しております『OWL〜アウル』
レッドホースコーポレーションを母体とした農水産物の産地直送サイト、いわゆるec(electronic commerce)産業というものです。
最初は新型コロナ感染防止による外出自粛により、いつもお買物をしておりました農協直売所に行くのを躊躇したことから始まりました。
が、恐る恐るお買物をしたニンニクが新たなお買物方法のきっかけを作ってくれました。
品質良し、お値段は良心的、そして何より生産者さんと直接やり取り出来るのが嬉しい。
ニンニクを受け取ってお礼のメッセージを送ったところ、先方様から『めっちゃ嬉しいです!』との素直な返信。
野菜を買って、あんな嬉しい思いをしたのは初めてです。
さて。
ニンニクに続き、我が家では多用する玉ねぎを注文致しました。
『訳あり』とはなっておりましたが、5キロで400円、送料を含めて700円のお買物。
お値段は恐縮するほどリーズナブル、でもね、肝心なのは品質・味ですものね。

アウルさんのご仲介により、昨日兵庫の南あわじ市から届いた訳あり玉ねぎ5キロ。
どこが訳あり?
そう思ってしまうほど綺麗な玉ねぎが届きましたよ。
しかも5キロって意外と大容量。
画像は届いた玉ねぎのほんの一部、半分にも満たない量です。
これだけは皮をむいて冷蔵庫で保存しようと取り分けた分。
これだけは皮をむいて冷蔵庫で保存しようと取り分けた分。
送料込みで700円とは驚きです。
何かしらの心づけをしなければ、昨晩はロゼワイン片手に主人とそんなお話をしておりました。

我が家にとって玉ねぎは毎日使う野菜のひとつ。
朝のチアシード入り納豆に刻んで入れる薬味は玉ねぎですし、何より主人が好きなものが玉ねぎがどっさり入った甘いお味噌汁。
そうそう、主人が愛して止まないスパイスカレーにも玉ねぎは必須野菜。
そうそう、主人が愛して止まないスパイスカレーにも玉ねぎは必須野菜。
届いたばかりの玉ねぎ、生食は朝の納豆でお味見をするとして、お昼はじっくり加熱したバージョンを試してみました。
それが冒頭の画像のキッシュ。

キッシュとは申しましても、そこはうんと簡略版。
随分前に韓国土産で頂いたミニサイズのライスペーパーがありましたので、そのお片付けも目論んでのお気楽キッシュ。
ライスペーパーのお気楽キッシュにじっくり炒めた玉ねぎをたっぷり使用致しました。

お塩を敢えて使用せず、ベーコンとペコリーノロマーノの塩気だけで玉ねぎの風味を引き立てます。
そして睨んだ通り、最高に美味しい玉ねぎたっぷりの生春巻きキッシュが焼き上がりましたよ。

もちろん最高に簡単です。
◆作り方
- 先ずは玉ねぎの準備。
圧力鍋でちょちょいのちょいです。
繊維に逆らって薄切りにした玉ねぎ・包丁の腹でつぶしたニンニク(こちらもアウルさんにお世話になりました)・エルブ・ド・プロバンスを合わせ、オリーブオイルで炒めます。
油が全体になじんだら、極少量のスープストック(大さじ2〜3といったところ)を注いで圧力鍋の蓋をします。
圧がかかって錘が揺れ始めたら、ひと呼吸おいて火を止めましょう。
圧が抜けたら蓋を開け、生クリームとベーコンを加えます。
生クリームはキューブ状に冷凍しておいたもの。
デコレーションには不向きですが、ソース等にこうして冷凍しておくと重宝します。
木べらでスジが残る程度に煮詰めて冷ましておきましょう。 - マフィン型に極々薄く油をぬります。
指でさっと油をぬったら、キッチンペーパーで拭き取るくらい極薄く。
でないと焼き上がったキッシュから油がポタポタ、そんな事態になり兼ねません。
ハサミで2等分したライスペーパーをさっとお水にくぐらせ、やわらかくなったところでマフィン型に敷き込みましょう。
1をライスペーパーの上に。 - 卵・すりおろしたペコリーノロマーノとナツメグ・豆乳を合わせてよく混ぜましょう。
2にそっと注ぎ、210℃に予熱したオーブンへ。
設定温度を190℃にして18〜20分。
ぷっくりとふくらんだ卵生地が落ち着いたら、そっと型から出して網の上へ。
うん、塩気良し、不器量な形も愛おしい、そして何より玉ねぎが美味しい。
アウルさん、農協朝市を卒業した我々の新しい野菜調達場となりそうです。

最近、何かをそうのんびり熟している訳ではないのに朝が今まで以上に忙しいのです。
ちゃちゃっと出来たはずのライスペーパーキッシュなのに、お弁当のお菜にまで全く手が回らず。
なので作り置き料理を詰めただけ。

あ、そうか。
玉ねぎの一部保存にと、皮をむいたりしていたからね。
決して怠けていた訳ではないと分かってちょっと安心。

納豆には刻んだ玉ねぎがたっぷり。
もちろんお味噌汁にもたっぷりの玉ねぎ。
南あわじ市から我が家にやってきた玉ねぎ 『福玉』は、もはやすっかり我が家の食卓に馴染んでおります。

週末に拵えた鯖の味噌煮、味がなじむ金曜日の鯖が何より主人のお楽しみ。
豆乳の炊き粥を主食に、今週もしっかり過ぎる朝ご飯を楽しみました。
雨の中、主人がスーパーに寄って帰宅しました。
手にはエコバッグ。
金曜日のお刺身、これもまた主人のお楽しみ。
私がお刺身を食べないので、主人は時々こうしてお刺身を手に帰宅します。
来週は魚屋さんに寄って牡蠣を買ってくる、と主人。
まだ宴会が始まっていないうちから来週の肴を予定している主人。
金曜日は特に楽しみなのです。
