7月に入り、存在感を猛烈にアピールしているかのような梅雨空。
我が家のリビングではクーラーが朝から夜まで終始稼働体制となり、いよいよ本格的な夏に向けての覚悟をかためた次第です。
ぼちぼちと外出の予定も入れるつもりではおりますが、すっかり外出自粛生活に馴染んでしまった昨今。
お楽しみのお酒も夏支度に取り掛からなければ。
最近お気に入り、京都 玉川、木下酒造の『Ice Breaker(アイスブレーカー)』
ロックグラスにまん丸な氷、そしてこのアイスブレーカーを注いでチビチビ飲むのが最近ふたりのお気に入り。
先週一升瓶を買ったばかりなハズですが既に瓶は空っぽ。
快適な夏を過ごすにはこれくらいないと不安ですものね。
可愛らしい500ml瓶は、そうね、この状況下でなかなか会えない姪っ子にプレゼントしようかしら。
ささやかな夏支度を済ませたところで本日のお弁当。
アイスブレーカーはワインセラーに片付けて、代わりに抜栓済みの白ワインを取り出しましたよ。
白ワインをアガーでかためたゼリーをあんみつ風に。
分かるかしら?
淡い琥珀色した白ワインのゼリー。
緑豆とココナッツシュガーの餡に白ワインのゼリー、自家製ビーツのピクルスに三嶋豆を合わせてみました。
トッピングは以前拵えて冷凍しておいた、ビーツの蒸し汁で色付けしたお豆腐白玉(☆彡)
なんともまとまりのないあんみつです。
どうもね、最近ね、この湿気のせいか、キッチンに立っていてもすぐに椅子へと体が吸い寄せられてしまうのです。
なので今日の目標はただひとつ。
『この白ワイン要らない、不味いもん』そう主人が言い放ったこの白ワインを片付ける。
これが達成できれば満足度も十二分、そういうことにしておくのです。
◆白ワインのアガーゼリー
- 白ワイン 300t
- アガー 小さじ2
◆作り方
- 分量の白ワインの半量弱をお鍋に移します。
ゆっくり加熱して温めながらアガーをふり入れましょう。
そっと混ぜながら煮立て、アガーを完全に溶かします。 - 室温に戻しておいた残りの白ワインをそっと注ぎ、沸騰直前まで温めたら火を止めます。
- さっとお水で濡らした容器に濾しながら移し、表面の泡をスプーンで丁寧にすくいましょう。
粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やします。
◆仕上げ
- 大好きな緑豆餡。
ひと晩お水に浸しておいた緑豆を浸け水ごと圧力鍋に移します。
必要ならばお水を足し、10分間加圧しましょう。
ココナッツシュガーをお好み量足して中〜弱火でぽってりと練り上げます。
仕上げにお塩をひとつまみ。 - 容器の底に緑豆餡を詰め、ビーツのピクルス・白ワインゼリーを詰めましょう。
クコの実やパンプキンシードを隙間に散らし、三嶋豆をたっぷりと。
冷凍してあったお豆腐白玉を自然解凍してトッピング。
ビーツのピクルス、お砂糖入りとお砂糖不使用の2ver.作っておくと何かと重宝致します。
ビーツの保存はピクルスばかりではありません。
冷凍保存だって可能です。
オーブンでローストするか圧力鍋で蒸したビーツの皮をむき、食べやすい大きさにカットして冷凍保存しておきます。
週末のスムージーに使うことが多い冷凍ビーツですが、今週のように食材が貧困しております時の救世主。
週末のスムージーに使うことが多い冷凍ビーツですが、今週のように食材が貧困しております時の救世主。
トマトとビーツのぽってりスープなどいかがでしょう。
- ざく切り玉ねぎ・トマト・マイタケ・オートミール・スープストックを圧力鍋に合わせます。
オートミールはとろみをつける為。
じゃが芋や押し麦等でも美味しく出来るかと存じます。
10分加圧したら圧が抜けるのを待ちましょう。 - 冷凍ビーツ・豆乳・ハリッサ・お塩を加え、バーミックスで滑らかに攪拌します。
器によそって、アボカドと薄切り玉ねぎをトッピング。
黒胡椒をガリっと挽いて出来上がり。
思えば、マイタケもハリッサも冷凍保存してあったもの。
週末が雨降りだと冷凍食材のお片付けが捗ります。
この白ワイン、主人は自分が拒絶した代物だとは気づかなかったようですよ。
今朝の主食は久しぶりのお蕎麦。
山芋はすりおろす代わりにすりこ木で叩いて食感を楽しみます。
山芋はすりおろす代わりにすりこ木で叩いて食感を楽しみます。
・・・なんてね、単なる時間不足。
我が家の小さなワインセラーは、今アイスブレーカーに占拠されております。
夏支度はこれで完了。
そして窓辺ではもう一つのささやかな夏支度。
ビーツとはとても相性の良い畑なのですが、どうもバジルとはあまり相性がよろしくないようで。
なんど種を撒いても、いつの間にか跡形もなく消えてしまうバジル。
ちょうど使わないスポンジがありましたので、バジルのスポンジ栽培に着手致しました。
ちょうど使わないスポンジがありましたので、バジルのスポンジ栽培に着手致しました。
3日目となりました本日、小さな双葉を確認致しました。
主人が帰宅致しました。
今日は気合を入れてお仕事に励むようです。
今どきますからね。
ラベル:白ワインゼリー