2020年06月30日

ビーツのブラウニー〜お砂糖もバターも、チョコレートすら使いません

畑のビーツが只今旬を迎えております。
先日の日曜日は生憎未明からの激しい雨で畑作業は中止。
なので梅雨の晴れ間を待って昨日、主人の帰宅と入れ替えにせめて収穫だけでもと畑に行って参りました。

ずっしり太ったビーツを選んで収穫してきましたよ。
早速ビーツを使ったブラウニーなど。

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最近は生のビーツもたまに見かけるようになりました。
ビーツってね、本当に育てやすい野菜なのです。
しかも種蒔きから収穫までが比較的短期間、ルッコラとビーツは畑になくてはならない存在です。

そんなビーツは扱いやすいのも魅力的。
圧力鍋で蒸すこともありますが、ほとんど下処理はオーブンにお任せ。

葉っぱを落として綺麗に洗い、皮ごとオーブンに放り込んで加熱するだけ。
夕方ここまでやっておいて、後は朝までオーブン庫内に放ったらかし。
皮をツルっとむけばそれで下拵え完了。
じっくり加熱したビーツは香りも手触りもまるで蜜芋のよう、甘い香りに満たされます。

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そんなビーツですもの、ブラウニーを思いつくのも全く以って道理というもの。

たっぷりとビーツを使用したこのブラウニー、薄力粉は極力量を抑えてアーモンドプードルでしっとりと。
バターは使用せず、代わりにココナッツオイルを使いました。

どうせならばとお砂糖も不使用。
お砂糖を使用しないからと言って、チョコレートを使っていては本末も転倒ですものね。
もちろんチョコレートも使いませんよ。

甘さを補うのはデーツ。
デーツにビーツに、あぁもぅややこしいったらないわ。
実際、過去の日記を読み返してみるとビーツとデーツを入れ違えている箇所が多々見受けられます。
面白いのでそのままにしてありますが。

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お砂糖不使用、バターも不使用、もちろんチョコレートすら不使用な、もはやブラウニーと名乗るのが申し訳ない程のビーツのブラウニー。
ビーツって大したヤツだ、そう納得させる上々の美味しさですよ。





◆材料(野田琺瑯のホワイトシリーズ レクタングル深型 Lサイズにひとつ分です)

  • ビーツ(ローストして皮をむいた状態) 220g
  • ココナッツオイル 35g
  • デーツ(種なしタイプ) 45g

  • 卵 2個

  • アーモンドプードル 60g
  • 全粒粉薄力粉 30g
  • カカオパウダー 10g
  • ベーキングパウダー 小さじ1/2

  • 自家製塩レモン 7g
  • 胡桃(予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしておきます) 40g
  • オートミール 15g





◆まずはビーツの下拵えから

  1. ビーツは葉を落として綺麗に洗い、アルミホイルで2重に包みます。
    予熱なしのオーブン 180℃で1時間35分ローストし、そのままオーブン庫内で冷ましましょう。
    前日の夜にオーブン庫内に放り込み、後は朝まで放ったらかし。
    朝起きればこんな状態に。

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  2. キッチンペーパーで軽く表面をこすれば面白いように皮がむけます。
    長いひげ根の部分もツルっと皮がむけますよ。

    中心部分の形が整った部分は、ひと口サイズに切ってピクルスや冷凍保存へと回します。

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    今日使うのは、このひげ根の部分や葉とのジョイント部分。
    皮をむき、ジョイント部分のかたい箇所を包丁で落として220g分を取り分けておきましょう。

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◆ビーツブラウニーの作り方

  1. ひげ根部分や葉とのジョイント部分、所謂ビーツの切れ端をボールに合わせましょう。
    ココナッツオイルとデーツを加え、バーミックスで滑らかなピュレ状に

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  2. 卵を割り入れ、泡だて器でよく混ぜ合わせます。

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  3. アーモンドプードル・全粒粉薄力粉・カカオパウダー・ベーキングパウダーを合わせてふるい入れます。
    塩レモンは出来るだけ細かく刻んで加えます。
    オートミールと粗く砕いた胡桃も加え、スパチュラで混ぜ込みましょう。

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  4. オーブンシートを敷いた容器に移して表面を平らにならし、底を数回打ちつけて生地の中の空気を抜きます。
    200℃に予熱したオーブンに移し、設定温度を180℃にして30〜35分。

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    焼き上がったら網の上で冷まし、完全に冷めてから切り分けます。

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    先日、在庫がなくなったので近所のスーパーにオートミールを買いに行きました。
    あれ?いつもある場所にオートミールが見当たらない。
    次のスーパーでも然り。

    何が品薄になるのか全く読めない昨今、スリリングです。

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加熱して皮をむいたビーツはピクルス、もしくは冷凍保存しておけば大変重宝致します。

ピクルス液には毎度配分に悩むところではありますが、ビーツのピクルス液はとっても簡単。
お水とお酢を同量、そしてお塩をひとつまみ、それだけです。
ここに下処理したビーツを丸ごと、または食べやすく切って漬け込むだけ。
年に2度あるビーツの旬、次のシーズンまでは持ちますよ。

ちょっと気分をかえてお砂糖を足したり、コリアンダーシード等のスパイスを足すのもまた一興。
冷凍保存したビーツは週末のスムージーに大活躍します。

お弁当のお菜は、そんなビーツのピクルスをちょっとジャーの底に詰めて。
彩りが強烈なビーツですので、上の方に詰めると全体がビーツカラー一色に染まってしまいますからね。

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ビーツのピクルスの上には、人参サラダや旬野菜の甘酢漬け。
畑で収穫してきたミニトマト、オーブントースターで焼いた茄子の皮を大雑把にむいて適当に裂き、蒸し大豆や薄切り玉ねぎと一緒に甘酢に漬けこむだけ。

多めに拵えて今後の作り置き料理としても。



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妙に地味な今日の朝食。
そうか、炊き粥やお味噌汁の薬味を省略するだけでこんな地味な佇まいになってしまうのですね。

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入梅イワシに釣られて最近ちょっと真サバ離れが加速しておりました。
が、昨日、畑の帰りに覗いたマックスバリュで綺麗な真サバを見かけたので。
少量ではありますが、継ぎ足し継ぎ足しのお味噌で味噌煮に致しました。





その状況によって自在に生活スタイルを変えらる、そしてその変化を楽しめる意外と柔軟性に富んだ我が家。
性格がほぼ正反対と言っても良い程の主人と私ではありますが、その点だけは見事なまで一致していたのがとてもラッキーです。

まだまだ海外旅行の計画には至りませんが、それでも双方に『出掛けようか?』という気持ちが芽生え始めているのもこれまた事実。
もちろん先方様にご迷惑をおかけしないよう、それ相当な注意を怠らないことを大前提に。





外出する時にはいつも左手の中指にしておりましたお気に入りの指輪。
いえ、主人に買ってもらったものでも何かの思い出の品でもありません、自分で買った指輪です。
久しぶりに指輪をする気にはなったのですが・・・あれ?

第二関節が指輪を受け入れてくれませんでした。

体重はさほど増えておりませんので、これは飲酒によるむくみでしょうか。
大慌てで加圧手袋をAmazonで探す羽目に陥った次第であります。


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posted by しんさん at 14:34 | Comment(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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