昨日はお砂糖不使用の人参ケーキを焼きました。
お砂糖の代わりにみりんでメレンゲを仕上げ、卵黄に少量の薄力粉やアーモンドプードル、すりおろした人参をたっぷり加えて合わせ、マフィン型に流し込んでしっとり焼き上げた正真正銘人参ケーキ。
そして型抜きで撃沈致しました。
マドレーヌ型はともかく、まだつい最近購入したばかりのマフィン型。
どうも最近使い勝手が宜しくありません。
マフィン型を使うのが少々憂鬱なほど。
なので拵えるものは型を使わないもの、この条件を前提に昨晩冷蔵庫の中を覗いてみると、そろそろお片付けしたいアーモンドバターと目が合いました。
アーモンドバターを使ったお気軽シナモンロールなどいかがでしょう。

ちょっと甘めのパン生地で包むのは、シナモンバターでなくちょっと甘めのアーモンドバター。
もちろんシナモンをたっぷりふったシナモン風味のアーモンドバターです。

全粒粉にグラハム粉とスキムミルクを加えた生地にはお水を使わず、自家製の豆乳ヨーグルトを使います。
ちょっと多めに加えたバターとお砂糖の効果か香りも抜群。
想像していたより甘さもぐっと控えめで美味しいのです。
前日の夜にちょちょいと生地を準備し、ひと晩ゆっくり野菜室で醗酵を促すいつものオーバーナイト醗酵スタイル。
前日の夜にちょちょいと生地を準備し、ひと晩ゆっくり野菜室で醗酵を促すいつものオーバーナイト醗酵スタイル。
インスタントドライイーストの量を極少量に抑えられるのも魅力です。

そろそろ作り慣れても良い頃合いのオーバーナイト醗酵パンですが、いつもヤッてしまう小さな失敗。
アーモンドバターも使い切りました、型も使っておりませんのでいつもの型抜きの大惨事もありません。
アーモンドバターも使い切りました、型も使っておりませんのでいつもの型抜きの大惨事もありません。
今日のヤッてしまったポイントは、アーモンドバターがまだ少々冷えてかたかった、という点でしょう。
気持ち良くパン生地にのばすことが出来ず、かといって無理にのばすとやわらかなパン生地が悲惨なことに。
やや悲しい渦巻きの断面がそれを物語っております。

それでもこのパン生地の配合はなかなかのお気に入りですので備忘録。
材料の中にある『フェンネルパウダー』は、もちろん『カルダモンパウダー』の代用です。
ホールのカルダモンしか生憎使いません。
ホールのカルダモンしか生憎使いません。
見切り価格に釣られて買ってしまったフェンネルパウダーお片付けの荒業とご認識下さい。
材料(小さなシナモンロール風7個分)
- 全粒粉強力粉 100g
- グラハム粉 15g
- スキムミルク 15g
- てんさい糖 15g
- インスタントドライイースト 1g
- フェンネルパウダー 1g
- 自家製豆乳ヨーグルト(相当ゆるめのヨーグルトです) 125g
- お塩 1g
- 無塩タイプの醗酵バター(湯せんにかけて溶かしておきます) 30g
- アーモンドバター(蜂蜜入り)
- シナモンパウダー
- 水溶き卵黄
- パールシュガー
◆作り方
- 生地の準備は前日の夕方に。
ビニール袋に強力粉〜フェンネルパウダーまでを合わせ、口をしっかり持ってふり混ぜておきます。
豆乳ヨーグルトにその半量を加え、よく混ぜ合わせましょう。
お塩、溶かしバターを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。
これを残った粉類に加え、生地がひとつにまとまるまで揉みましょう。
ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留め、ヨーグルトメーカー 40℃で1時間醗酵を促します。
その後生地を軽く揉んでガス抜きをしたら、再度ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。
保存容器に入れ、野菜室でひと晩ゆっくり醗酵を促しましょう。 - 今日はここからスタート。
先ずは生地を室温に戻し、軽く揉んでガス抜きをします。
生地をまとめてビニール袋に戻し、15分間のベンチタイムを設けましょう。 - ベンチタイムが終了したら、ビニール袋を使って生地を長方形にのばします。
ビニール袋を切り開き、上部2〜3cmを残してアーモンドバターをたっぷりぬりひろげましょう。
アーモンドバターは最初にやわらかく練っておくことを強く強くお勧め致します。
そしてダマになったアーモンドバターを誤魔化すようにたっぷりのシナモンパウダー。
手前からきつくしっかり生地を巻き、巻き終わりを指で摘まんできっちり閉じます。
更に軽く転がして綴じ目をしっかりなじませたら、包丁で台形に切り分けます。
台形の辺の短い方を上にして並べ、お水で軽く湿らせた菜箸でそっと真ん中を押さえます。
両端の渦ががキュッと上を向いた例のシナモンロール、アーモンドバターのダマだけが心外です。
オーブンシートを敷いた天板に間をあけて並べ、霧吹きで軽くお水を吹きかけてふわりとラップを被せます。
オーブンの醗酵機能 40℃で20分間醗酵を促しましょう。 - 水溶き卵黄を刷毛でぬり、パールシュガーをぬる間にオーブンを200℃に予熱しておきましょう。
速やかにオーブンに移し、設定温度 190℃で10分間。
カルダモンパウダーの代用に使用したフェンネルパウダーの存在感は全くなし。
理由はともかくたっぷり使用したシナモンの香りに満たされます。

金曜日の朝は大抵来週用の納豆を仕込みます。
1日たっぷりのお水に浸した大豆を圧力鍋で蒸し、市販の納豆と合わせてヨーグルトメーカーで丸っと1日。
この為だけに圧力鍋を使うのは非効率ですものね。
今日のお菜は在庫食材のスープ、具沢山スープです。
1日たっぷりのお水に浸した大豆を圧力鍋で蒸し、市販の納豆と合わせてヨーグルトメーカーで丸っと1日。
この為だけに圧力鍋を使うのは非効率ですものね。
今日のお菜は在庫食材のスープ、具沢山スープです。

厚切りベーコンとつぶしたニンニク、唐辛子、さいの目に切った人参と玉ねぎをオリーブオイルで炒めたところに、大豆の蒸し汁と戻し汁を合わせて注ぎます。
ざく切りトマト、洗ったひよこ豆も加えてお塩をひとつまみ、エルブ・ド・プロバンスを加えて10分間加圧しましょう。
圧が抜けたら冷凍しておいたマッシュルームを加えてひと煮立ち。
隠し味程度にナンプラーを加えて器に盛り、自家製ビーツのピクルスを添えます。
戻さずそのまま加圧したひよこ豆。
食感がしっかり残っていて大好きなのです。
ざく切りトマト、洗ったひよこ豆も加えてお塩をひとつまみ、エルブ・ド・プロバンスを加えて10分間加圧しましょう。
圧が抜けたら冷凍しておいたマッシュルームを加えてひと煮立ち。
隠し味程度にナンプラーを加えて器に盛り、自家製ビーツのピクルスを添えます。
戻さずそのまま加圧したひよこ豆。
食感がしっかり残っていて大好きなのです。
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圧力鍋はご飯を炊くのもほんの2分。
もちろん蒸らす時間はそこそこかかりますが、それでもいちど出したらとことん使ってから片付けるのが効率的だと思っております。
もちろん蒸らす時間はそこそこかかりますが、それでもいちど出したらとことん使ってから片付けるのが効率的だと思っております。
白いご飯(白くはありませんね)にぴったりな塩鯖。
シナモンロールに使った卵黄の残りは、ゆっくり湯せんでスクランブルエッグにして納豆に添えます。
ビーツのピクルス、ふきの葉の醤油漬けにスクランブルエッグの黄色が賑やか。
シナモンロールに使った卵黄の残りは、ゆっくり湯せんでスクランブルエッグにして納豆に添えます。
ビーツのピクルス、ふきの葉の醤油漬けにスクランブルエッグの黄色が賑やか。

まだつい最近買ったばかりだと思っておりましたマフィン型。
Amazonの購入履歴を見ると、いや、最近と言えば最近ではありますが既に2年と少々が経過致しておりました。
私の使い方が悪かったのだろうと、ここは潔く見切りをつけると致しましょう。
先日買った松永製作所のマドレーヌ型に続き、今度はマフィン型を注文致しましたよ。
私、すっかり松永製作所のファンです。
来週はきっと美しい人参ケーキを主人に持たせることが出来ることでしょう。
私、すっかり松永製作所のファンです。
来週はきっと美しい人参ケーキを主人に持たせることが出来ることでしょう。

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