2020年03月16日

チャパティ?〜自家製ホウレン草のカレーを添えて

秋に種を撒いた畑のホウレン草、今シーズンは抜群の出来です。
よくやってしまいがちな肥料不足による葉っぱの黄化もなく、濃い緑色で瑞々しく活き活きしたホウレン草は只今正に収穫期。
昨日、ちょっと多めに収穫してまいりましたので今週の幕開けはホウレン草カレーと致しましょう。

20200316 00007.png

まぁ、なんて地味な佇まい。

幸い今日は冬に戻ったような寒さですので、来週あたりまでは活力漲るこのホウレン草、楽しめるのではないかしら。
ですがそうは言っても野菜の旬は短いもの。
そろそろ収穫してあげないととう立ちも始まりますし、何より美味しくなくなります。

収穫したばかりのホウレン草をピュレにして惜しげもなく使用した主人大喜びのホウレン草カレー。
全粒粉の自家製チャパティを添えて。

20200316 00001.png


チャパティ?

本当はナンを焼きたかったのですが、何しろ思い付きですから。
慌ただしい朝に醗酵時間もそうそうとれないし、最近は楽ちんなオーバーナイト醗酵ばかりですのでその気力も皆無。
醗酵時間も不要なチャパティにとあっさり変更したのですが・・・

はてさて、これってチャパティなのかしら?
主人のメッセージには“パパド美味しい!”とありましたが、いや、パパドではないでしょ?
でも果たしてこれがチャパティかと聞かれれば、自信なし。

20200316 00006.png

でも美味しいから良しと致しましょう。
幾度か焼いているうちには、よく見るチャパティのようにフクっと風船のようにふくらむやもしれません。

材料も手順もシンプルそのもの、自称チャパティ。
しっとりとした食感、全粒粉の素朴な風味、ニゲラのアクセント、あとはチャパティらしいぷっくりとした焼き上がりを目指しての備忘録。





◆材料(ふたり分)
  • 全粒粉薄力粉 85g
  • グラハム粉 15g
  • ニゲラ(色々と呼び名があります、カロンジとも) 適量
  • お塩 ひとつまみ

  • 無塩タイプの醗酵バター 10g
  • ホエー(ヨーグルトからでた水分、乳清です) 50g





◆作り方
  1. バターは大きめのボールに入れて溶かしておきます。
    湯せんでも電子レンジでも、神経質になる必要はなし。
  2. 粉類をビニール袋に合わせてよくふり混ぜ、1のボールに加えましょう。
    菜箸でバターを粉類に混ぜ込み、ホエーを加えます。
    同じく菜箸でそぼろ状に混ぜ込んだところで手で捏ね、全体がひとつにまとまったらボールから出して5分ほど捏ねてまとめます。

    20200316 00012.png20200316 00011.png
    20200316 00010.png


    ぬれ布巾をかけて室温で30〜40分ほどおき、包丁で4等分します。

    20200316 00009.png

  3. 生地をまん丸に丸め、ラップで挟んで手のひらで平らにつぶしましょう。
    更にめん棒を使い、出来るだけ薄く丸くのばします。
    小ぶりなめん棒を持っておりませんので、そこはすりこ木で代用。

    20200316 00013.png

    のばした生地は、乾燥しないようぬれ布巾をふんわりとかけておきましょう。
    生地を重ねてもくっついたりしないので大丈夫。

    20200316 00015.png

  4. オーブントースターを予め温めておき、出来るだけ高温でさっと焼きます。
    表面が白っぽくなってきたら裏返し、両面焦がさないように。

    20200316 00014.png

    少しふくらむ兆候も見られたのですが、まだまだ技術不足です。
    網の上で冷ましておきましょう。

    20200316 00005.png





ホウレン草のカレーはいつもの感じで。
  1. ホウレン草は根元に十文字の切れ目を入れ、泥を残さないよう綺麗に洗います。
    美味しいホウレン草は軸まで美味しい、いえ、軸が美味しいのです。

    洗っていつものように水を切らずに圧力鍋へ。
    必要ならば大さじ1程度お水を足し、圧がかかったらひと呼吸おいて火を止めます。
    圧が抜けたら蓋を開け、バーミックスで滑らかなピュレ状に。

    20200316 00016.png20200316 00017.png


  2. 圧力鍋をさっと洗い、オリーブオイル・スタータースパイス(クミン・カスリメティ・ブラウンマスタード・ブラックペッパー・クローブ・カルダモン、いつものメンバー。後者3つはつぶして加えます)を合わせてじっくり加熱しましょう。
    香りが十分に上ったところで、刻んだ生姜・ニンニク・フレッシュ唐辛子を加えて炒め合わせます。

    次いで刻んだ玉ねぎも加え、油がなじんだらターメリックパウダーを加えてしっかりと炒めます。

    20200316 00019.png20200316 00018.png


  3. トマトの水煮缶とお水を少々、さっと洗ったムングダルも加えて5分加圧しましょう。
    圧が抜けたら蓋を開け、ホウレン草のピュレを加えます。

    20200316 00020.png

    なじんだところで刻んだマイタケ、お塩・グリーンコリアンダーパウダー・ガラムマサラ・カイエンペッパーを加えてひと煮立ち。
    お塩はしっかりと効かせるのがポイントです。
    素朴なチャパティを添えて召し上がれ。

    20200316 00008.png

    ホウレン草のピュレは冷凍保存も出来ます。
    今日拵えたカレーと一緒に冷凍保存。
    いつか主人の食欲を満たしてくれることでしょう。

    20200316 00004.png






2018-06-29T14_21_44-08195-thumbnail2.gif





本当に地味な本日のお昼。
自家製野菜ってね、思い入れもあって愛らしい反面、泥が目に見えるので意外と準備に時間がかかるのです。
それでも止められませんけどね、野菜栽培は。

20200316 00002.png





2018-06-29T14_21_44-08195-thumbnail2.gif





スパイスの香り漂う朝の食卓。
ですが朝食は純和風、週末に仕込んでおいた鯖の味噌煮が食べ頃です。

20200316 00003.png

ホエーを少し足して炊いたご飯は艶々のモチモチ。
このホエー効果、もう少し世に広まっても良いと思うのですが。
実家の母に教えても実行する気配はなし、残念なお話です。





白菜の季節も終わる昨今、自家製キムチの醗酵が進んで酸味が際立って参りました。
これが納豆によく合うのです。

最近気に入っているのが、ヨーグルト+自家製甘酒。
キューブ状に冷凍して保存してある麹だけで拵えた自家製甘酒をヨーグルトに添えます。
デーツとデーツシロップの甘みが甘酒の穏やかな甘みに良く合います。





『大丈夫、国民は俺が守る!』
ハッタリでも何でもそんなことを安倍さんの口から聞きたい昨今ではありますが、なかなかそうもいかないようです。

ですが、近所のマックスバリュでは普通にティッシュもトイレットペーパーも並んでいます。
マスクはまだまだ店頭で見かけることはありませんが、もしせき込んでいる方がいたら、日々持ち歩いているマスクを差し上げようと思う余裕も生まれてきました。

取り敢えず免疫力向上、そして筋力トレーニング。
出来ないと思っていた腕立て伏せですが、谷本先生が紹介していた筋肉エクササイズを毎朝の運動に追加してみました。
うん、これは続けられそう。

トイレットペーパーやティッシュに励まされる、筋肉つく、やはり私はタダでは転ばない性分のようです。



2018-06-27T13_23_19-52bb8-thumbnail2.gif





posted by しんさん at 14:17 | Comment(0) | エスニックなお料理・カレー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。