我が家に常備してある食材のひとつが酒粕です。
近所の造り酒屋さんを始め色々な酒粕を試してはみましたが、今は京都伏見の招徳酒造さんの酒粕に落ち着いておりますし横恋慕する気もありません。
そんなお気に入りの酒粕を使って、最近よく耳にする低糖質な酒粕ケーキなど。

日曜日の早朝、平日よりは少々遅くまで寝ている主人を待つ間にちょちょいと出来る酒粕のケーキ。
じっくり低温で焼いて1日冷蔵庫で寝かせた酒粕ケーキは、たっぷり加えたレーズンの効果もあってかフルーツブランデーのような複雑な美味しさ。

プロテイン入りのコーヒーパウダーを使った土台はほんのりコーヒー風味。
たっぷりの酒粕に全粒粉薄力粉を使った台の上に酒粕風味のフィリング、ほんのり漂うコーヒーの風味が思いの外酒粕フレイバーとよく合うのです。

薄力粉の使用を出来るだけ控えた低糖質な酒粕ケーキ。
酒粕を始め、豆乳、ヨーグルト、全粒粉と地味ながら体が喜びそうな食材てんこ盛りです。


◆材料(約19.5cm四方のスクエア型ひとつ分です)
台
- 酒粕 50g
- てんさい糖 15g
- アーモンドプードル 30g
- 全粒粉薄力粉 20g
- プロテイン入りアイスコーヒー(ハーバライフ製) 15g
- お塩 ひとつまみ
フィリング - 酒粕 170g
- てんさい糖 20g
- 豆乳 140g
- 白味噌 15g
- 卵 1個
- ヨーグルト 110g
- レーズン 60g
- 干しレモン(☆彡) 適量
- コーンスターチ 大さじ1
- チョコレート(ヴァローナのエクアトリアール ノワール カカオ分 55%を使いました)適量
- ザクロ 適量
材料は色々ですが、作業そのものはとても簡単です。
◆作り方
- 先ずは土台から。
酒粕はよく冷えた状態でさいの目に切り、大きめなボールに移しましょう。
ビニール袋にてんさい糖〜お塩までを全て合わせ、口をしっかり持ってふり混ぜます。
酒粕と合わせ、酒粕を指先でチネるように粉類をまぶしながら全体がサラサラの状態になるようなじませましょう。
オーブンシートを敷いたスクエア型にひろげ、スプーンの背を使ってしっかりと敷き詰めます。 - 早々とフィリングへと進みます。
酒粕〜白味噌までをボールに合わせ、バーミックスで滑らかに攪拌しましょう。
ここに卵を割り入れ、バーミックスで混ぜ込みます。
ヨーグルトも加えてスパチュラで丁寧に混ぜ込んだら、レーズン・刻んだ干しレモンも加えてコーンスターチをふるい入れます。
スパチュラで混ぜ込み1の上に流しましょう。
底を数回打ちつけて空気を抜き、表面を平らにならして180℃に予熱したオーブンへ。
設定温度を150℃にして焼くこと50分。
焼き時間が残り15分ほどになったらチョコレートをトッピングします。
チョコレートをトッピングして計50分ほど焼いたらオーブン庫内で粗熱をとり、チョコレートが完全にかたまらないうちにザクロを飾りましょう。
完全に冷めたところでふんわりとラップをし、1日ゆっくり冷蔵庫で休ませれば出来上がり。
濃厚な酒粕生地、高カカオチョコレートの程よい酸味、そしれレーズンの甘み、うん、一般受けするかどうかはさておき美味しい。

酒粕ケーキは日曜の朝に焼いて冷蔵庫で寝かせてあります。
週末を経てちょっと体が怠け気味な月曜日の朝、これくらいのユルい週明けというのも良いものだと実感致しております。
お弁当の主食は酒粕ケーキ、時間もあることだし納豆を仕込んだり作り置き料理に専念したり。
主食とは全く以ってチグハグですが、お弁当のお菜には油揚げの福袋を拵えるつもりでおりました。
ひじきや卵、ベジミートはお豆腐を合わせて油揚げに詰めるフィリングは完成。
さ、油揚げを袋状に開いて・・・とここで大ハプニング。
いつもよりちょっと厚手の油揚げを買ったところ、上手く袋状に開いてくれません。

ライスペーパーで巻いてオーブンで焼きました。
ユルい週明けが緊張感に包まれた瞬間、一気に目が覚めました。

それでも、今週もおかげさまで作り置き料理が揃いました。
畑で収穫した蕪は冷凍してあった里芋と合わせて風呂吹き風に。
うんと厚切りに切った大根は鰹出汁を効かせたお出汁で一気に加圧、風呂吹き大根は今宵の晩酌にもぴったり。
うんと厚切りに切った大根は鰹出汁を効かせたお出汁で一気に加圧、風呂吹き大根は今宵の晩酌にもぴったり。

そして何より頼りになるのはイワシとサバの両者。
先週のサバは胡麻サバでしたが、今週は嬉しい真鯖が手に入りました。
サバの横には同じく丸々太ったイワシ。
先週のサバは胡麻サバでしたが、今週は嬉しい真鯖が手に入りました。
サバの横には同じく丸々太ったイワシ。
鰯のお酢煮と鯖の味噌煮、両者が揃うなんて嬉しい限り。
一切れずつしかない鯖の味噌煮は味がなじむまで後回し。
今週はイワシのお酢煮でスタートです。
今週はイワシのお酢煮でスタートです。

主食は鶏粥のミルク粥ver.
あおさをトッピングした真っ白なお粥に、一瞬躊躇する主人ですが順応性の高い彼のことですもの、すぐ受け入れてくれました。
今週で1月も終わり。
この暖かさで畑の野菜の育ち過ぎが気になります。
