この辺りでは見かけない洋梨の品種なのですが、収穫期間が極めて短いこともありオーロラが手に入るか否かがその年の運試しのようなもの。
そしてオーロラをすっかり食べてしまい晩秋を迎えると、我が家における風物詩ともなりました名月りんごの季節。
もちろん今年も取り寄せ、2度タルトタタンを焼きました(☆彡 ☆彡)
気付けば12月も半ば、いくら日持ちするりんごでも年を越すのは本意ではありません。
2個残った名月りんごで何か目新しいものを作りたいな、と。
サックサクのりんごチップス、出来ましたよ。
本当にサックサク、そして甘酸っぱいりんごの風味がぎゅっと濃縮。
食べてよいのならどれだけでも食べてしまいそうなくらい美味しい。
数日前に拵えたセミドライのりんご(☆彡)は電子レンジで水気を飛ばしてから、オーブンでじっくり焼いて仕上げました。
思い付きで拵えた干しりんごでしたのでこの工程は致し方ありません。
ですが今は冬。
乾燥した北風が吹くこの季節、野菜や果物を干すにはぴったりですもの、利用しない手はありませんよね。
思惑通り飛び切り美味しいりんごチップスが出来ましたよ。
ベランダで1日干して乾燥させたら、後はオーブンで仕上げるだけ。
本当に簡単で体にも優しいおやつ、りんごを買ってきてでもまた拵えたいりんごチップスです。
◆材料
- りんご(名月りんごを使いました) お好きなだけ
- 塩水(変色防止用) 適量
◆作り方
- りんごは小ぶりで筋肉質な名月りんごを使いました。
皮ごと干すので食用重曹等でよく洗ってから、水気を拭き取ってくり抜き器で心をくり抜きます。
スライサーは貝印の厚み調節機能付きのものを愛用しております。
いちばん厚い2.5ミリでスライスし、塩水にさっとくぐらせて水気を切ります。
寒いお天気の良い日を選んで1日外に干しましょう。 - 早朝から夕方まで干すと随分しんなりします。
オーブンシートを敷いた天板に形を整えながら重ならないように並べましょう。
予熱なしのオーブン 110℃で1時間、ゆっくりと乾燥させたらそのままオーブン庫内で冷まします。
はい、サクサク甘酸っぱい飛び切り美味しいりんごチップスの出来上がりです。
密封容器に入れて保存・・・
するとつい手が伸びてこまります。

数年前に立派な野菜干し網を買ってはもらいましたが、お手軽な竹串干しが気に入っております。
場所も取らない上にひっくり返す必要もありませんもの。
ここ数日お天気が良かったので、りんごだけでは飽き足らず色々干してみましたよ。
菊芋チップスは我が家の定番 ⇒ ☆彡2015年12月05日
菊芋と一緒に頂いたヤーコンも干してみました。
思った程には甘い仕上がりでありませんでしたが、水分が飛んでいるからこそ出来るお料理が何かしらあるハズ。
干しヤーコンスイーツなんて素敵じゃない?
◆干しヤーコンの作り方
- ヤーコンは綺麗に洗って皮つきのまま蒸します。
圧力鍋で5分蒸しましたが、もう少し長くても良いかもしれません。
蒸したヤーコンの皮をむき、適当な大きさに切って1日天日干しします。 - 干したヤーコンを予熱なしのオーブン 110℃で1時間半焼いてじっくりと乾かしましょう。
- 再度1日天日干しして出来上がり。
ヤーコンと同時進行で干した菊芋。
菊芋は生のまま、皮つきのままスライスして干します。
ヤーコンと菊芋、冷風に晒されてどんどん水分が抜けていきます。
菊芋は2日間干した後、昨年まではフライパンで乾煎りして仕上げておりました。
が、今年からは更に気楽なオーブン仕上げ。
予熱なしのオーブン 110℃で40〜45分じっくり焼いて乾かせば出来上がり。
今年からは厚さ調節が出来るスライサーを使っておりますので、厚みも2.5ミリとやや厚め。
断然この厚さがお勧めです。
野菜やりんごを干してばかりいる訳ではありませんよ。
月曜日ですもの、ちゃんと朝食もお弁当も拵えました。
でもね、今朝の食材の主役はこちら。
先日主人が取り寄せた塩引き鮭(☆彡)の頭です。
私の顔程もある大きな塩引き鮭の頭を中骨と共に圧力鍋で30分加圧し、更に牛蒡や大根、人参を足して15分加圧した塩引き鮭のアラ汁。
迫力ある鮭の顔がごろんっと入った椀の画像をとてもアップすることは出来ませんでした。
朝食の画像は控えますが、今週の作り置き料理はそこそこ準備完了です。
今週もイワシは手に入りませんでしたが、代わりに鯖の味噌煮を仕込んでみました。
今日1日味をなじませ、明日の朝には食べ頃になっているはず。
今シーズン初収穫のほうれん草は、主人が大好きなお浸しに。
春菊は胡麻和え、ブロッコリーは塩麴和えにして作り置き。
先週拵えたつくね芋の照り焼きをヒラタケと一緒に再照り焼きに。
甘辛い照り焼き風味はご飯にぴったりですからね。
さ、今週は何かとお出掛けの予定が入っています。
いよいよ年末ムードの到来といったところでしょうか。
大掃除とは言わないまでも、何となくいつもより念入りに掃除をしている自分に気付きました。