たまに産地直売所で見かける里芋の親芋。
そのゴツゴツした無骨な佇まいのせいかあまり人気がないようですが、その分お値段もお手頃。
タロイモ代わりにココナッツシュガーやココナッツミルクと合わせるのが私の大のお気に入り。
出来ればこのまま日の目を見ることなく、親芋にはお手頃価格のままでいて欲しい。
今朝は少量残ったタルト生地のお片付けを兼ね、親芋とココナッツミルクの餡でリメイクタルトを焼いてみましたよ。

とても地味ですがとても美味しいの。
タルト生地は、今シーズン2回ほど焼いたタルトタタン(☆彡 ☆彡)の残り生地を冷凍しておいたもの。
ココナッツシュガーで煮た親芋にココナッツミルクを足して煮詰めた餡をたっぷり詰め、アーモンドバターをちょっとしたアクセントに焼き上げました。
ココナッツシュガーで煮た親芋にココナッツミルクを足して煮詰めた餡をたっぷり詰め、アーモンドバターをちょっとしたアクセントに焼き上げました。

親芋は既に煮てあったものですし、タルト生地は自然解凍してのばすだけ。
なのでとても簡単です。

残り生地の有効活用ですので少々不格好ではありますが、甘さも程よく本当に美味しい。
親芋の注目度が上昇しないことを祈るばかりです。

◆作り方
- タルト生地はタルトタタンに使用した全粒粉生地の残りを冷凍しておいたもの ⇒ 2019年11月20日☆彡
2回分を冷凍してあったので、それぞれ自然解凍した後2等分して丸めます。
手の平で平らにのばし、マフィンパンにカップ型になるよう敷き込みましょう。
愛用しておりますWiltonのマフィンパン。
バターをたっぷり使用したタルト生地ですので、油等ぬらずそのまま敷き込んで平気です。 - 親芋のココナッツシュガー煮はこの日のもの ⇒ 2019年12月05日 ☆彡
煮汁ごと軽く温めてココナッツミルクを足し、バーミックスで滑らかなピュレ状にしてから煮詰めます。
溢れないよう1に詰め、アーモンドバターをあしらいます。
200℃に予熱したオーブンに移し、設定温度を180℃にして焼くこと20分。
型のまま粗熱をとり、その後パレットナイフを隙間に差し込んでくるっと取り出します。
網の上で完全に冷まして出来上がり。
親芋とココナッツの組み合わせ、止められません。

そう。
今朝はお弁当を諦めようかと思う程時間に追われておりました。
多少起床時間が遅くはありましたが、致命的なお寝坊でもありません。
時間がなくなった理由はこんなことをしていたから。

菊芋チップスを作ります。
今の畑に引っ越してくる前は栽培致しておりました菊芋ですが、新しい畑では栽培を断念。
わざわざ買ってまでお料理することもないだろうと思っておりました菊芋ですが、ご縁あって沢山いただきましたので早速。
そして串にさす前に割れてしまったものや端っこをかき集めて拵えたのが、久しぶりの菊芋ポタージュ。

マイタケでコクを加えた菊芋のポタージュです。
牛乳でなく豆乳を使ったからかしら、主人がいたく気に入った様子。
また是非作ってほしい、余計なことはせず菊芋のポタージュだけを今後も作り続けて欲しい、と。
また是非作ってほしい、余計なことはせず菊芋のポタージュだけを今後も作り続けて欲しい、と。
- 玉ねぎとニンニク、オリーブオイルを合わせてじっくりと炒めます。
菊芋は皮ごと、前述の通り切れ端ばかりです。
加えてなじませたらスープストックを注いでフルールドセルをちろり。
ほぐしたマイタケを加えて加圧すること3分間。 - 圧が抜けたら豆乳を注ぎ、白味噌を隠し味にしてひと煮立ち。
バーミックスで滑らかに攪拌して器に盛り、オリーブオイルをちろり、スパイスソルトを挽いて出来上がり。
今日はいつもに比べるとやや食材が乏しかったかしら。
でも久しぶりの菊芋、やはり面白い食材です。
ベランダでは良い感じに菊芋が干されております。


親芋とココナッツミルクの餡は朝食の主食にも。
こんがり焼いたお餅を添えてぜんざい風に。
緑豆をここに加えることが多いのですが、親芋とココナッツミルクの組み合わせはそれだけで十分美味しい。
緑豆をここに加えることが多いのですが、親芋とココナッツミルクの組み合わせはそれだけで十分美味しい。

今日は秋晴れ。
菊芋チップスもきっと美味しく仕上がることでしょう。
先程追加で菊芋を頂きました。
主人に釘を刺されましたよ。
菊芋はポタージュに、面白くないかもしれないけれど余計なことはしないように、と。
