探し物が見つかりました。
古い2通のお手紙、大切にし過ぎてどこかにしまい込んでしまったことすら忘れていました。
先日主人に言われてふとその存在を思い出した残り2通のお手紙、無事に見つかりました。
1通は2018年の12月25日、約1年前に開封する筈だったのですが今夜主人と開封します。
・・・ってことは平日でも飲むってことですね、お酒。

このお手紙、結婚前に主人が書いてくれたものです。
今から19年前のクリスマス。
プレゼント交換をしよう、但し予算は300円、こう言うことを言い出すのは大抵私。
ひとり暮らしを始めたばかりの主人に、私は可愛らしい手の平サイズのお醤油差しを選んだのではなかったかしら。
そして主人が300円で選んだのは3通の便せんセット。
2008年、2018年、2028年の私に宛てた3通のお手紙が主人からのプレゼントでした。
以来いつも持ち歩いていたバッグのポケットに入れ、お守り代わりとしていつも持ち歩いていたのですが、最初の2008年のお手紙の開封とバッグの買い替えをきっかけに、残り2通のお手紙を自宅のどこかにしまい込んで今日まで。
バッグの中でお手紙が擦れてボロボロになっていたこともあって自宅保存にしたのが仇になりました。
“そう言えばそろそろ2通目の開封時期も過ぎてない?”つい先日主人にそう言われてハッと・・・
ここ1週間は夢の中でも2通のお手紙を探しておりました。
私の部屋の引き出しの整理ボックスのいちばん奥、開封時期をほぼ1年過ぎたお手紙を見つけた頃には、押し入れのバッグというバッグ、写真立ての裏、本という本の間、結婚アルバムや旅行バッグのポケットまで確認した後でございました。
あぁ、これで安心して来年結婚指輪を買いに行けるというものです。
無事確保した残り2通のお手紙。
今宵主人と一緒に読んで、後の1通は2028年まで大好きなNigel Slaterの本の間に挟んでおきましょう。
クリスマスのレシピのページにね。
手紙が見つかるまではどこかもやもやしておりました。
これでご飯も心置きなく楽しめます。
今日のお昼は久しぶりのアボカド巻き。

アボカド、ちょっとレモンを効かせたビーツの茎のマリネ、そしてちょっと甘めのお醤油味を煮からめたかんぴょう。
これら賑やかな具材を蕪の葉の菜飯でくるり。
ビーツの茎がウクかな?少々心配でしたが、問題なし、意外と上手くなじんでおります。

自家製ビーツの葉っぱや茎、いわゆるビーツグリーンの扱いにも随分慣れてきました。
ビーツの収穫期の今、事あるごとにビーツグリーンを使って来年に備えるつもりでおります。

このアボカド巻きを拵えている時は、まだ手紙が見つかっておらずモヤモヤ致しておりました。
今日からは寝付くまであれこれ考えることもないでしょう。
残り1ヶ月となりました2019年、晴れ晴れと過ごせそうです。

最近気に入っております、かんぴょうとなまり節の酢の物。
夏場はキュウリとなまり節を合わせていたのですが、この時期にキュウリという気分にもならず遠退いておりました。
が、ふとかんぴょうと合わせたところの大成功。
主人も大のお気に入りですので最近よく拵えます。
- なまり節は適当に切って熱湯を回しかけ、粗くほぐして少量の塩麴を全体になじませておきます。
この状態で作り置き料理として冷蔵保存しておくと、ちょっとした和え物やサラダ等に色々使えて便利です。
塩麴でマリネしたなまり節はしっとりしますからね。 - かんぴょうの下茹では圧力鍋でちょちょいのちょい。
さっと洗ったかんぴょうを絞り、少量のお塩をふって丁寧に揉み込みます。
お塩を洗い流したら5分ほど真水に浸しましょう。
しっかりとお水を絞り、圧力鍋で煮立たせたお湯の中へ。
ピンが上がって錘が揺れ始めたら、1〜2分おいて火を止めます。
圧が自然に抜けるのを待って、かんぴょうの下拵えは完了。
酢の物にするなら、生砂糖 大さじ2.5・米酢 大さじ4を合わせ、食べやすく切ったかんぴょうと塩麴でマリネしたなまり節を加えて和えるだけ。
なまり節に味がついているので、合わせ酢のお塩やお醤油は不要なのです。
これを今シーズンの最後と致しました畑のピーマンは煮浸しに。
収穫期を迎えたブロッコリーと春菊はお浸しにして今週の作り置き料理に。
下茹でしたかんぴょうを少量取り分け、お醤油とみりんで煮含めます。
蕪の葉っぱはさっと下茹でして絞り、細かく刻んでお酒とお塩で炒りつけましょう。
ヨーグルトのホエーを加えて艶々モチモチに炊き上げた押し麦入りのご飯に蕪の葉を混ぜ込み、かんぴょう・レモン風味でマリネしたビーツの茎(☆彡)、酢飯をからめたアボカドを巻けば出来上がり。
蕪の葉っぱはさっと下茹でして絞り、細かく刻んでお酒とお塩で炒りつけましょう。
ヨーグルトのホエーを加えて艶々モチモチに炊き上げた押し麦入りのご飯に蕪の葉を混ぜ込み、かんぴょう・レモン風味でマリネしたビーツの茎(☆彡)、酢飯をからめたアボカドを巻けば出来上がり。
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久しぶりのアボカド巻き。
隙間を作り置き料理で埋めれば本日のお弁当の完成です。
もちろんこれを食べる頃には、主人もお手紙発見の知らせを受け取った後。
明朝から降り続いておりました雨までが上がったようですよ。


朝食はもちろん艶々新米の菜飯。
香ばしく炒った白胡麻をちろりとひねって召し上がれ。

そう、今週もイワシは手に入りませんでした。
ですが気にしません。
先週の金曜日、主人が取り寄せた塩引き鮭がどどんと届いたのですから。
先週の金曜日、主人が取り寄せた塩引き鮭がどどんと届いたのですから。

明細を見てびっくり。
この塩引き鮭、えっ!2万円以上?
一切れ1000円ってこと?
焼くにも気合が入ります。
久しぶりにお魚焼き網を出してみました。
久しぶりにお魚焼き網を出してみました。
ぎゅっと肌理の詰まった鮭の身。


これからしばらくは、我が家のキッチンは焼き鮭の香りに満たされそうです。
今朝のお味噌汁の具に蕪が仲間入りしました。
冬です。
冬です。

雨が上がって日が差してきました。
月曜日、本来ならばお酒は控えて9時には就寝する日です。
ですが2000年に主人が私宛に書いてくれた手紙、予定より1年遅れの今日開封することと相成りました。
・・・と言うことは、お酒、ですね。
ちょっと食材調達に行ってこようかしら。
19年前の主人は私宛になんと書いてくれたのかしら。
最高の酒の肴になりそうです。

