成長の早いビーツが只今畑で収穫期を迎えております。
今収穫しているのは秋蒔きのビーツ。
春に種を撒いて初夏に収穫したビーツのピクルスがまだ少し冷蔵庫に残っておりました。
この真っ赤に染まったビーツのピクルス液を使って、ビーツカラーのパウンドケーキなどいかがでしょう。

ピクルス液と言うだけあって、もちろんお酢も使ってあります。
確かお水とお酢が半々だったのではないかしら。
他の野菜のピクルス液だとお塩も相当量使用しますが、ビーツに限っては使用するお塩も極少量。
同量のお酢とお水、そしてひとつまみのお塩、ここにやわらかく蒸したビーツをつけ込むわけです。
漬け込んだビーツは既に完食。
残ったピクルス液に収穫したばかりのビーツの蒸し汁、これらを合わせた中に漬け込んだドライフルーツはビーツに負けず劣らずビーツ色。
全粒粉生地にもビーツの漬け汁をたっぷり混ぜ込んだ印象的な生地です。

このビーツカラーの全粒粉生地、実はバターもお砂糖も使っておりません。
バターの代わりはピーナッツバターならぬアーモンドバター。
極少量のデーツシロップは使用致しましたが、これだけたっぷりドライフルーツを混ぜ込んであるのでお砂糖は使わなくても甘さは十二分。

どうせならばと、アイシングもお砂糖不使用で参りました。
これ、実はプロテインパウダーなのです。
バニラ風味のプロテインパウダーと卵白、極少量のレモン汁で出来てしまいました、アイシング。

最近よく使用するハーバライフ製のプロテインパウダー。
そしてアメリカ土産で頂いたアーモンドバター。
そして栽培を初めて2〜3年になるのかな?自家製ビーツ。
一見無関係なこれら食材との出会いが、お菓子作りをますます楽しいものにしてくれそう。

◆材料(底辺約200×70・H60のパウンド型にひとつ分)
- アーモンドバター(※) 70g
- 自家製のピーナッツバター(※) 25g
- 卵 2個 (アイシング用に卵白を10g別皿にとっておきました)
- デーツシロップ 10g
※自家製ピーナッツバターが少量残っておりましたので合わせて使用しました。
卵も含め、室温に戻しておきます。 - 全粒粉薄力粉 100g
- アーモンドプードル 20g
- ベーキングパウダー 3g
- 胡桃 適量
- ビーツを漬け込んであったピクルス液 適量
- ビーツの蒸し汁 適量
- ドライフィグとレーズン 適量
- 卵白 10g
- レモン汁 適量
- ハーバライフ製のプロテインパウダー(バニラ味) 適量
◆作り方
- 先ずはドライフルーツをデーツのピクルス液+蒸し汁を合わせた中に漬け込みましょう。
レーズンはオイルコーティングしていないタイプを愛用致しております。
マックスバリュのプライベートブランドのレーズンがお手頃でお勧め。
半日程度室温に置いたら後は冷蔵庫へ。
昨日浸したドライフィグとレーズンがふっくらしました。 - 予め室温に戻しておいたアーモンドバター・ピーナッツバターをボールに合わせ、デーツシロップを加えて泡だて器で攪拌します。
室温に戻しておいた卵を軽くときほぐし、分離しないよう少しずつ加えて攪拌しましょう。 - 全粒粉薄力粉〜ベーキングパウダーをビニール袋に合わせ、口をしっかり持ってふり混ぜておきます。
ザルを通して2にふるい入れ、スパチュラで混ぜ込みます。
粉っぽさがまだ残る状態で1の漬け汁を60g加えてなじませましょう。
漬け込んでおいたレーズンもスプーンですくって生地に加えます。
粗く砕いた胡桃も一緒に加えてスパチュラでなじませ、オーブンシートを敷いた型に移しましょう。
底を数回打ちつけて空気を抜き、漬け込んでおいたドライフィグを並べます。 - タイミングを見てオーブンを210℃に予熱しておきましょう。
素早くオーブン庫内へ移し、設定温度を170℃にして焼くこと40分。
焼き上がったらすぐに型から出して網の上で冷まします。 - 完全に冷めたらアイシングで仕上げましょう。
成功すると思っておりませんでしたので分量が曖昧です。
卵白 10gに冷凍レモン汁を少量加えてよく混ぜ、バニラ風味のプロテインパウダーを加えて滑らかになるまで泡だて器でよく混ぜるだけ。
スプーンですくいながら細く垂らし、乾けば出来上がり。
厚めに切り分けて召し上がれ。

ビーツの収穫はとても嬉しいのですが、小さな悩みの種がその葉っぱ。
小ぶりな実の割に葉っぱと茎部分が占める割合が大きいのもビーツの特徴。
小ぶりな実の割に葉っぱと茎部分が占める割合が大きいのもビーツの特徴。
若いうちのビーツは葉っぱも茎もやわらかくて美味しいのですが、収穫期を迎えたビーツの葉っぱはとてもかたいのです。
煮込んでしまえば?そう思うのも道理ですが、何しろ他と交わらないこのビーツカラーが曲者。
ビーツカラーのお醤油味ってなんだか嫌ですし、お料理方法を選り好むのがビーツの葉っぱや茎の特徴です。
煮込んでしまえば?そう思うのも道理ですが、何しろ他と交わらないこのビーツカラーが曲者。
ビーツカラーのお醤油味ってなんだか嫌ですし、お料理方法を選り好むのがビーツの葉っぱや茎の特徴です。

ビーツの葉っぱでオイルサーディンをくるり。
オーブンで焼けば出来上がりの簡単な一品。
オーブンで焼けば出来上がりの簡単な一品。
ビーツの葉っぱは電子レンジでしんなり加熱して粗熱をとっておきます。
オイルサーディンとくし形に切った玉ねぎをくるりと巻き、巻き終わりを下にして並べましょう。
予熱なしのオーブン 180℃で20分焼けば出来上がり。
ビーツの葉っぱの独特の風味、オイルサーディンと玉ねぎの旨味が美味しく調和します。
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ビーツの葉っぱを切り落とした後の茎部分。
ここを使ってもう一品。
ビーツの茎のマリネです。
ここを使ってもう一品。
ビーツの茎のマリネです。
ビーツの茎は綺麗に洗い、軽く水を切った状態で厚手のお鍋に移します。
ぴったりと蓋をし、弱火でやわらかくなるまで蒸し煮にしましょう。
お酢 大さじ4
ぴったりと蓋をし、弱火でやわらかくなるまで蒸し煮にしましょう。
お酢 大さじ4
生砂糖 大さじ2
お塩 小さじ1
オリーブオイル 大さじ1
お好みのスパイスソルトと粗挽き黒胡椒 適量
をボールに合わせて乳化させておきます。
蒸し上がったばかりのビーツの茎を熱い状態で加えて絡めましょう。
保存容器に移し、味がなじめば出来上がり。
をボールに合わせて乳化させておきます。
蒸し上がったばかりのビーツの茎を熱い状態で加えて絡めましょう。
保存容器に移し、味がなじめば出来上がり。
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火曜日は前日の食べ過ぎ、水曜日は特定検診。
二日ぶりとは言え、久しぶりのいつもの朝食スタイルな気が致します。
頂いたたちばなさんのかりんとうを木匙にのせて、さ、朝食です。
頂いたたちばなさんのかりんとうを木匙にのせて、さ、朝食です。

いつも以上のボリュームは高揚感のせいでしょうか。
やはり我が家で朝食抜きは考えられません。
明日は早くも金曜日。
今週はあっという間でした。
