先週、最終見切り価格になっておりましたラフランスで拵えたコンポート ⇒ ☆彡2019年11月14日
お砂糖の代わりに濃縮タイプのアロエドリンクで煮たラフランスは軽い食感。
今後コンポートを拵える時はこのアロエドリンクを使おう、そう思う程お気に入りの味でした。
ですがそろそろ賞味期限、ちょっとリメイクしてお片付けしてしまいましょう。

ラフランスのコンポートが主役のパイです。
タルト風にクレームダマンドを添え、縦1/2のコンポートを丸っと埋め込んでみました。

実はこのクレームダマンド、艶出し用に使った卵黄の残りを有効利用したもの。
そう、卵黄でなく卵白のクレームダマンド。
もっと言えば、艶出し用と他の用途に使った卵黄の残り、卵1個分の卵白だけを使ったクレームダマンドです。
意外と卵黄だけ、卵白だけを使用することって多いもの。
どちらか残った方だけを使うレシピ、引き出しは多いに越したことはありませんものね。

卵白に醗酵バター、そしてアーモンドプードル、お砂糖の代わりにアロエドリンクと同じハーバライフ製の粉末ティーを使った卵白クレームダマンドを使ったラフランスのタルト風パイ。
パイ生地は冷凍パイシート、コンポートは既に冷蔵庫の中でスタンバイ、なのでとっても簡単ですよ。
◆材料
- ラフランスのコンポート(作り方はこの日の日記にて ⇒ ☆彡)
- 冷凍パイシート ラフランスのコンポートを乗せて余裕がある大きさ
- 艶出し用の卵黄 ほんの少し
(卵白使用のクレームダマンド) - 卵白 1個分(約25g)
- 無塩タイプの醗酵バター 25g
- アーモンドプードル 25g
- ハーバライフ製のハーバルティー 5g
◆作り方
- 冷凍パイシートをコンポートの大きさに合わせてひと回り大きな長方形にカットします。
4辺から内側1cm弱に包丁で切り込みを入れますが、完全に切り離さないよう4点に1cm程度の間をあけておきます。
内側にフォーク等で丁寧にピケし、切り込みの外側には水溶き卵黄をぬって220℃に予熱したオーブンへ。
設定温度を200℃にして10分間焼きます。 - その間にクレームダマンドの準備をしましょう。
予め室温に戻しておいた卵白と醗酵バター、そして他の材料を泡だて器で混ぜ合わせるだけ。
もちろん本来のクレームダマンドは卵黄で、しかももっと繊細な作り方をしますよ。
あくまでも卵白の有効利用としての一環だとご理解下さい。 - 10分間焼いたパイ生地はこんな感じ。
真ん中の部分を軽く崩してクレームダマンドを控えめに詰めます。
切り込みを入れたラフランスのコンポートを上に乗せ、窪みの中全体にクレームダマンドが行き渡るように軽く押し込みましょう。
クレームダマンドが窪みからはみ出してもそこはご愛敬。
この間もオーブン庫内の温度は200℃を保つように。
最後生地をオーブン庫内へ移し、200℃で13〜15分焼きましょう。
焼き上がったら網の上で冷まします。
縁はサクサク、コンポートとクレームダマンド部分の内側はしっとり、そして甘さも程よい美味しいパイが焼き上がりましたよ。
残ったコンポートの煮汁にアガーを加え、コンポートの上にぬって仕上げます。
アップルカモミール風味のハーバルティーやグレープ風味のアロエドリンク。
効果のほどはよく理解致しておりませんが、お砂糖代わりに大変重宝致しております。

畑のビーツが収穫期を迎えております。
昨日は間引きも含めて2〜3株抜いて参りました。
ビーツの主役とも言えるのは所謂“ビーツルート”、ビーツの根の部分ですが、いえいえ、ビーツの葉っぱだって美味しいのです。
ビーツグリーンなんて素敵な名前も与えられているくらいですもの。
先週はこのビーツグリーンを柚子風味の味噌和えに致しましたが、今回は洋風にチーズと合わせお弁当のお菜に。
ちなみに、一緒に詰めてあるビーツルートのピクルスは先シーズン収穫したビーツで漬けたものです。

- ビーツグリーンは綺麗に洗い、お塩を加えた熱湯でさっと茹でて冷水にとります。
ビーツルートを収穫出来るまでに育ったビーツグリーンはちょっとかため。
かたい根元部分から熱湯に浸し、徐々に葉っぱ部分を浸すように時間差で茹でます。
冷水にとって熱が取れたらすぐに水気を絞り、醤油洗いをしておきましょう。
ビーツの赤は水溶性なので、水に長く浸すとどんどん栄養が抜けていく気がするのですもの。 - ビーツグリーンを食べやすい大きさに切り、ほぐしながらボールに移します。
フードプロセッサーで細かく刻んだペコリーノロマーノ、粗挽き黒胡椒を加えて和えれば出来上がり。

今週は良い大きさのイワシが手に入りました。
1週間ぶりのイワシのお酢煮、やはりこれがあると朝の支度が楽ちんです。


とは言え、今日月曜日の段階で冷蔵庫にある作り置き料理はイワシのお酢煮とビーツグリーンのチーズ和え、この2品だけ。
2品ではあまりに心細い。
そう思いつつ、今朝は実家の母親が届けてくれた銀杏ご飯に甘えましょう。
ちょっとお醤油味が濃い母の銀杏ご飯、濃い味好きの母の味です。
ちょっとお醤油味が濃い母の銀杏ご飯、濃い味好きの母の味です。

昨日の農協朝市では、袋いっぱいに詰まった茄子がお手頃価格となっておりました。
茄子農家でもそろそろ茄子を抜いてお片付けといったところでしょうか。
今シーズンおそらく今度こそこれが最後であろう茄子のお味噌汁。
主人がお味噌汁をすすりながらうっとりする姿、イワシを物も言わずに頬張る姿を横目に今朝もちょっとだけ幸せを噛みしめるのです。
冷たい雨が降り始めました。
昨日蒔いたホウレン草とスナックエンドウが順調に発芽してくれますように。
