祝賀御列の儀に相応しい秋晴れだった昨日、畑で落花生を収穫して参りました。
畑をお引越しする前に1、2度落花生の栽培を試みたことはありましたが、新しい畑では初めての落花生栽培。
今までになく成長も良く大豊作を期待していたのですが、その気配をいち早く察知したのは近所を縄張りとするカラスだったようです。
網を張っても効果なし。
感心するほど食べ頃の落花生だけを選りすぐって啄んでは、“してやったり”とでも言いたげな食べ散らかしよう。
まだ収穫するには少々早いと思いつつ、これ以上カラスに差し上げる訳にもいきません。
不本意ながら収穫し、塩茹でにする程の量でもありませんので炊き込みご飯にしてみました。
自家製落花生の炊き込みご飯です。
数週間前、実の生りようを見る為ひと株分だけを収穫した時よりは実がついておりました。
が、どう見ても株周辺に散らかっていた空の落花生の数の方が多いのは明らか。
カラスの食欲から逃れた貴重な落花生、間引きしたビーツと共に自宅のキッチンに連れ帰って早速お料理です。
極少量ヨーグルトのホエーを加えて炊いた押し麦入りのご飯は、まるで新米のような艶ともっちり食感。
ここに風味良い自家製落花生をたっぷり加えて炊き上げる落花生ご飯。
お鍋の蓋を開けた途端、いつもならば邪険にされる落花生の薄皮が香りとなってふわりと鼻先をくすぐります。
そう。
カラスが落花生を好むのも道理と納得してしまう程、収穫したての落花生って美味しいのです。
炊き立ての落花生ご飯を朝食の主食にした後は、残った落花生ご飯でお昼のお稲荷さん。
寿司酢を利かせた落花生ご飯と甘辛お醤油味の油揚げ。
嬉しそうにひと口で頬張る主人の顔がチラついて、ついにやけてしまいます。
最終間引きをしたビーツは先に小さな実をつけておりました。
が、その前にビーツの葉っぱも美味しい一品にして落花生ご飯のいなり寿司の脇に添えましょう。
ビーツの葉っぱ、ビーツグリーンも侮れない美味しさですよ。
落花生ご飯、落花生の殻をむくのが少々手間と言えば手間ですがその美味しさは保証します。
- 落花生は綺麗に洗い、殻から出しておきましょう。
若い落花生は薄皮も真っ白、薄皮をむかずお召し上がりになることをお勧めします。
茶色くなった薄皮は指先で優しくこすればむけますが、食べるのに躊躇するほど黒ずんだものでなければ私はそのままお料理してしまいます。 - お米をいつも通り洗い、押し麦少々とお鍋に合わせます。
いつもより気持ち多めに水加減をしますが、この時大さじ1〜2杯分のホエーを足して水加減します。
ホエーはヨーグルトから出た水分のこと。
白だし醤油を極少量加えてひと混ぜし、殻から出した落花生を散らして30分ほどおきます。
その後いつも通りに炊けば、美味しい落花生ご飯の出来上がり。
間引いたビーツ。
若いビーツの葉っぱはベビーリーフとしてサラダがお勧めですが、こうして小さいながらも実をつけたビーツは葉も随分逞しくなっています。
ですがちょっと火を通せば美味しく食べられますので是非お試しを。
- ビーツの葉っぱは長いままお塩を加えた熱湯でさっと茹でて冷水にとります。
茹でる時はかたい軸の部分から。
しんなり茹だったら冷水にとって素早く熱をとってしぼり、更に醤油洗いをしておきます。 - カシューナッツと胡桃は合わせて予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしておきます。
これをすり鉢に移し、しっとりするまで擂りましょう。
柚子麹味噌(詳しくはこの日の日記にて ☆彡) をすり鉢に加え、お出汁やみりんでのばしながらなじませます。
醤油洗いしたビーツグリーンをほぐしながら加え、丁寧に和えれば出来上がり。
落花生ご飯はお昼のお弁当にも。
作り置きしてある油揚げの含め煮に詰めただけの簡略版いなり寿司ですが抜群の美味しさです。
最近気に入ってしばしば作り置きしてある甘辛お醤油味の油揚げ含め煮。
電子レンジでちょちょいのちょいっと出来るので重宝致します。
- 耐熱のボールにだし醤油やみりん・お水を合わせてやや甘めの煮汁を用意します。
油揚げはたっぷりの熱湯を回しかけてから粗熱をとり、両手に挟んで絞っておきます。
煮汁に油揚げを浸し、ふわりとラップをして途中でいちど上下を返しながら3分ほどレンジ加熱しましょう。
その後はラップを外し、煮汁がなくなるまで油揚げの上下を時々返しながらレンジ加熱します。 - 落花生ご飯に寿司酢(☆彡)を加えてなじませ、小さなお結びを作っておきましょう。
- 油揚げは1辺を切り落とせば簡単に袋状に開きます。
落花生ご飯を詰めて形を整えれば出来上がり。
ビーツのナッツ和えを添えて召し上がれ。
お弁当のデザートとして添えたこちらの一品。
プロテインラボの一環、コーヒー風味のプロテインデザートなのですがまだまだ要改善の段階。
ですが味は大変美味しいので期待は大です。
今週中にも再挑戦したいお気に入りのプロテインデザート、主人からもなかなかの高評価を頂戴致しました。
月曜日ですが、今週は作り置き料理が少々品薄。
最終見切り価格となっておりましたラフランスはお砂糖なしのコンポートに。
備忘録も致しましたビーツグリーンはナッツ和えに。
煮なますは主人のお気に入り、作り置き料理のレギュラーメンバーです。
ですが秋も深まり、大根が材料の一員として新たに加わりました。
そろそろ大根が美味しくお手頃価格になっておりますからね。
大根が今シーズン初の食材に加わったのと時を同じくし、いよいよお味噌汁の具として定着しておりました“茄子”がメンバーから外れました。畑の茄子も抜いてきたことですし、茄子の季節もおわりのようです。
今朝のお味噌汁は蓮根・人参・大根等、根菜色々。
もちろん季節は移れどお豆腐とマイタケは不動ですけどね。
もちろん季節は移れどお豆腐とマイタケは不動ですけどね。
そうか、作り置き料理が品薄だと感じたのは特にイワシが無かったからかも。
今週もイワシが手に入りませんでした。
ちょっと寂しい・・・というか朝の支度が少々不安です、イワシがないと。
派手に降った雨も上がったようですし、ちょっとイワシが店頭にあるかどうか見てこようかしら。
派手に降った雨も上がったようですし、ちょっとイワシが店頭にあるかどうか見てこようかしら。