2019年10月31日

甘くてもっちり小さな全粒粉パン〜コンポートの煮汁を有効利用

週末の奈良・京都一泊旅行を終え、旅行の後のもうひとつのお楽しみ “食材調達なしで週末まで乗り切ろう”週間を楽しんでおります。
旅の後の恒例となりましたこの催事も、在庫食材整理と不要食材認識に大変役立っております。

さて。
そんな訳で貧相な在庫食材をかき集めて拵えた本日のお弁当の主食は全粒粉パン。

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真っ白な小麦粉を使用せず、全粒粉強力粉だけの素朴なパンです。
ほんのり甘い
もっちりとした生地にレーズン・ドライブルーベリー、胡桃を混ぜ込んでみました。
少々赤みがかった生地の色の訳はこちら。

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冬瓜と柿のコンポートです。
飲み残したロゼワインにアロエシロップを混ぜてコンポートにしたのですが(ちらっと端の方に ☆彡)、使用した柿がどす黒いタイプだったことから主人からは不評。
本来ならばロゼワインの美しいピンク色に染まるハズだった冬瓜も肩身が狭そう。

ならばと少々やけっぱちで、飲み残した赤ワインを継ぎ足し継ぎ足しした結果が上の姿。

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そう、この全粒粉パン、コンポートの煮汁で生地を捏ねた力技の結果です。
やわらかめな生地なので、マフィンパンを使いました。

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手法はいつものオーバーナイト醗酵。
夕方ビニール袋で生地をちょちょいと合わせ、ひと晩野菜室で醗酵を促す時間任せのお気楽パンです。
技術も出来栄えもとてもとても自慢出来たものではありませんが、まぁお片付け料理の一環として、ね。
決して悪い材料は使っていませんしね。







◆材料(小ぶりな全粒粉パン6つ分)
  • 全粒粉強力粉 150g
  • グラハム粉 35g
  • スキムミルク 25g
  • てんさい糖 10g
  • インスタントドライイースト 1g
  • コンポートの煮汁 185g

  • お塩 1g
  • オリーブオイル 15g

  • 胡桃・レーズン・ドライブルーベリー 各適量



◆作り方
  1. 全粒粉強力粉からイーストまでをビニール袋に合わせてよくふり混ぜましょう。
    コンポートの煮汁はひと煮立ちさせて人肌に冷ましておきます。

    粉類の半量をコンポートの煮汁に加えてよく混ぜ、お塩とオリーブオイルを順に加えてその都度しっかりと書き混ぜたらこれをビニール袋に戻し入れます。

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    ひとつにまとまるまで軽く捏ねましょう。
    ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留め、ヨーグルトメーカー40℃で1時間軽く醗酵を促します。
    再度軽く揉んでビニール袋内の空気を抜き、端の方で留めて保存容器に。
    この状態でひと晩野菜室で醗酵を促します。

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  2. 今朝はここからスタート。
    生地を出来るだけ早く野菜室から出し、30分以上は室温におきます。

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    室温に戻した生地を軽く捏ね、包丁で6等分して丸めましょう。
    ぬれ布巾をかけて10分間のベンチタイムをとります。
    その間に胡桃を予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストし、粗熱をとって刻んでおきます。

    ベンチタイムを経た生地を軽く手の平でつぶし、中央に胡桃・レーズン・ブルーベリーを乗せて中心に生地を寄せるようにしながら丸めます。
    胡桃その他が少し生地から顔を出すように、ね。
    薄くオリーブオイルをぬったマフィンパンに綴じ目を下にして生地を詰めましょう。

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  3. 、オーブンの醗酵機能40℃で50分ほど醗酵を促しましょう。
    生地が乾燥しないよう、時々霧吹きでお水を吹くことを忘れずに。

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  4. 210℃に予熱したオーブンに移し、設定温度180℃で15分。

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    焼き上がったら熱いうちにマフィンパンから出し、網の上で冷ましましょう。
    ほんのり甘くて、ほんのりワインの風味。
    器量悪しでも美味しいパンが焼き上がりました。

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食材が豊富でない時、頼りは冷凍庫。
冷凍してあるマッシュルーム、シーフードミックス、ひよこ豆・・・うん、どうにかなりそう。
困った時のジャーサラダ、有り合わせでどうにでもなりますもの。


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  • ラップにひとつひとつ包んでジッパー付き保存容器に入れておけば、意外と日持ちするアボカドは我が家の必須食材。
    ほんのり塩味を効かせた茹で鶏・みじん切り玉ねぎ・レモン汁(これも冷凍してあったもの)と合わせて和え、ハーブ塩を効かせましょう。

    冷凍マッシュルーム、シーフードミックス、茹でて冷凍してあったひよこ豆を合わせてさっと加熱し、水気がとんだところですりおろしたパルミジャーノと粗挽き黒胡椒。

    底にはビーツのピクルスを刻んで入れ、順に詰めれば本日のお菜の出来上がり。

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お買物に行かなくてもどうにかなってしまうのが我が家の不思議なところ。
朝食だっていつもと同じスタイルですものね。

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  • 主食は小田巻蒸し。
    意外と生うどんって、ひとふくろ3人分というのが多いのよね。
    主人とふたり暮らし、ひとり分余った分は卵とお出汁を足して小田巻蒸しに。
    要するにうどん入りの茶碗蒸し。

    具はうどんと干しシイタケのみのシンプルなもの。
    寒くなるこれからに嬉しい主食です。

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さ、主人が帰宅して今からお出掛けです。
ニトリへね、ちょっと義母のお付き合いでね。

・・・あら、だったら食材調達もついでにしてくれば良いのに。
とはならないのがこの旅行後の楽しみなのです。
明日は何を拵えましょう。
食材がないわ、困ったわ、でも楽しいわ、飛び切り楽しいわ。

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posted by しんさん at 14:10 | Comment(0) | お弁当日記 リメイク料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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