主人が先日職場の方から頂いたスペイン土産、カカオサンパカのスタイリッシュなチョコレートは主人とふたり1日1個と決め大切に完食致しました。
そしてそれから数週間、カカオサンパカと一緒に頂いた“サフラン”もそろそろ開封しようかしら。
これ見よがしにいつまでもキッチンに飾ってあるだけでは先方様にも失礼ですしね。
高価なスパイスの代名詞ともいえるサフランですもの、つい何を拵えようかと気負ってしまいがち。
実際、なかなか開封出来なかったのも無意識に気負っていたのでしょうしね、何か特別なものを拵えねば!と。
気負った結果、今朝私が拵えたのは有り合わせのサフランライス。
ブイヤベース?魚介たっぷりのパエリヤ?
サフランを使った料理を色々考えてはおりましたが、結局は実に私らしい野菜ばかりのサフランライスが炊き上がりました。
しかも最近お気に入りのヨーグルトのホエーを加えて炊いたモチモチのサフランライスが。
お米は極々普通の日本米にひよこ豆、蓮根、ゆり根を合わせてみました。
サフランの色合いを楽しみたくて、出来るだけ白い食材を選びました。
有頭海老やムール貝が無くても、サフランの風味でパッと華やぐ美味しいサフランライスに仕上がりましたよ。
そしてやっぱりホエーと圧力鍋の効果は最強、モチモチでもち米入りかと勘違いしそうな程のこの食感、この艶感。
ひよこ豆と蓮根はホコホコ、ゆり根は存在感を潜めてしまう程のやわらかさ、そしてサフランの風味と色合い。
うん、こんなお気楽なサフランライスも時には贅沢なのではないかしら。
もちろんとっても簡単ですよ。
- ひよこ豆は洗い、たっぷりのお水にひと晩浸しておきましょう。
- サフランはほんのひとつまみ、お水に20分ほど浸けて色と風味を抽出しておきます。
お米はいつも通りに洗って圧力鍋へ。 - 1のサフラン水にひよこ豆の戻し汁・ヨーグルトから出た水分(ホエー)を足してお米と同量計量し、圧力鍋に注ぎます。
戻して水を切ったひよこ豆、皮をむいてさいの目に切った蓮根、ほぐして黒ずんだ部分を切り落としたゆり根をたっぷり上に散らしましょう。
お魚風味のシーズニングソルトをひとつまみ散らしてひと混ぜし、5分加圧して蒸らします。 - 全体をさっくり混ぜて出来上がり。
お気楽だけど幸せ黄色なサフランライス、やっぱりサフランは特別なスパイスだと再確認するのです。
ゆり根は不格好な外側部分を主にサフランライスに炊き込みました。
内側の器量良しで真っ白な部分は、やはり紅く染めたゆり根花びらに。
お酒、みりん、少量のお酢、お塩を合わせて煮立てたところに、綺麗に洗ってほぐしたゆり根を加えるだけ。
ひと呼吸おいて火を止め、そのまま冷ませば出来上がりです。
ひと呼吸おいて火を止め、そのまま冷ませば出来上がりです。
野菜ばかりのサフランライスはお弁当にも。
ホエー入りのモチモチご飯はお昼になってもモチモチ感健在、大したものです、ホエーの威力。
- 主人が日本酒の肴にと取り寄せた鰹の酒盗。
これが今までに食べたことがない程の塩辛い酒盗で、主人はあっさり“何か料理に使いたまえ”と。
・・・そんなぁ。
試しに、刻んだ玉ねぎ、お出汁で練った酒粕と合わせて油揚げで巻き、オーブンで焼いてお弁当の一品に。
塩より塩辛いお菜がここに。
もっと酒盗の量を控えないとダメだ、こりゃ。
10月だというのに、まだまだ夏野菜の作り置き料理が今週も豊富です。
煮なます、ゆり根花びら、そして夏野菜の煮びたしに茄子の姿煮、ほぼいつもの顔ぶれ。
ですが柚子胡椒の仕込みに取り掛かり始めたり、少しずつ食材にも秋の気配。
畑の落花生はなかなか順調ですが、賢いカラスにどうやら目をつけられたようです。
落花生の脇にはカラスが美味しく食べたであろう落花生の殻が散らばっております。
そして少し大きくなったビーツも試してみたのでしょう。
1本引っこ抜いて、美味しくなかったのか遠くの畝に力任せに放り投げた後も。
よほど気に入らなかったのか、隣の畝の“下仁田ネギ”のプレートが引っこ抜かれておりました。
今週はイワシのお酢煮はお休みです。
お魚売り場はサンマで占められておりました。
ですが大ぶりで美味しそうなシジミがありましたので、今朝は早速具沢山のシジミ汁に。
ですが大ぶりで美味しそうなシジミがありましたので、今朝は早速具沢山のシジミ汁に。
さ、賢いカラスに対抗するために何か対策グッズを考えないと。
ああも上手に落花生を啄ばまれては収穫時期まで持ちません。
黄色い麻紐を張るか、それともこれで勘弁して下さいとバタピーなどたっぷり供えるか・・・
・・・バタピーかな、やっぱり、ハト派の私としては。
ああも上手に落花生を啄ばまれては収穫時期まで持ちません。
黄色い麻紐を張るか、それともこれで勘弁して下さいとバタピーなどたっぷり供えるか・・・
・・・バタピーかな、やっぱり、ハト派の私としては。