以前から気になっていた食材がありました。
近頃時々耳にする“アクアファバ”、ビーガンの方が卵白を使ったメレンゲの代用にと使用する特にひよこ豆の茹で汁です。
お砂糖を加えて泡立てると、ババロアやアイスクリームはもちろん、マカロン等の焼き菓子にさえ応用出来るというアクアファバに興味津々。
先ずは焼きっぱなしのブラウニーでそのアクアファバとやらのお手並み拝見。
チョコレート 30g、ココナッツシュガー 20gを使用してはおりますが、主材料はチョコレート風味のプロテインパウダー。
しっとり濃厚、我が家にしては“甘過ぎる”ブラウニーがしっかり焼き上がりましたよ。

ひよこ豆の茹で汁、アクアファバは以前ひよこ豆を茹でた時に冷凍しておいたものを使いました。
乾燥ひよこ豆をよく使う我が家では、この利用方法は願ったり叶ったり。
ただ、本来ならばひよこ豆の茹で汁をとろみがつくまで煮詰めるのが理想なのだとか。

茹でただけの茹で汁は卵白ほどのメレンゲ力はなく、メレンゲとしては少々力不足。
それでもこのブラウニーの断面、少々不器量ではありますが伝わるかしら、この濃厚さ。

初めてのアクアファバは改善点が盛り沢山。
ですが追求心がうずうずと疼くのです。
さすがの主人も、これがひよこ豆の茹で汁を使ったブラウニーとは気付いていないことでしょう。
アクアファバのプロテインブラウニー、あくまでも今後の為の備忘録。

◆材料(野田琺瑯のレクタングル浅型Sサイズにやや控えめのひとつ分)
- アクアファバ キューブ状に冷凍しておいたものを2個、35gを2個です。
- ココナッツシュガー 20g
- チョコレート(クーベルチュールノワール55フレーク) 30g
- ココナッツオイル 30g
- チョコレート風味のプロテインパウダー(ハーバライフ製を愛用) 60g
- 全粒粉薄力粉 20g
- カカオパウダー(ココアパウダーではありません) 10g
- シナモンパウダー 2g
- 胡桃 30g
- トッピング用のチョコレート 適量
◆作り方
- チョコレートとココナッツオイルを合わせ、湯せんにかけて溶かしておきましょう。
プロテインパウダー〜シナモンパウダーまでを合わせてふるっておきます。 - アクアファバを大きめのボールに移し、半解凍状態で泡立てます。
フワフワと泡だってきたらココナッツシュガーを加えて更に泡立てましょう。
やはりメレンゲにするには少し煮詰めた方が良さそうです。
メレンゲと呼ぶには相当ゆるめ、最大の改善点です。 - 湯せんしておいたチョコレートとココナッツオイルをよく混ぜて粗熱をとり、泡立てたアクアファバの1/3量程度を加えて泡だて器で混ぜ込みましょう。
これをアクアファバのボールに戻し入れ、スパチュラで底からすくうように混ぜ込みます。
ふるっておいた粉類も加えて混ぜ込みます。
粉っぽさが残る段階で胡桃もざっくり砕いて加えましょう。 - オーブンシートを敷いた容器に移し、表面を平らにならします。
トッピング用のチョコレートを散らし、200℃に予熱したオーブンへと素早く移しましょう。
設定温度180℃で20分。
焼き上がったらそのまま粗熱をとります。
冷めて生地が落ち着いたところで、オーブンシートを摘まんでそっと容器から取り出し網の上で冷ましましょう。
完全に冷めてから切り分けます。
初めてのアクアファバは改善点が沢山。
ですが反省よりなにより、豆の茹で汁がメレンゲの代用になる、こちらの方に興味が注がれます。
面白い食材、アクアファバ。
豆好きにとして、いろいろ試さずにはいられない魅力的な食材です。

金曜日です。
週末に向け、野菜室を含め冷蔵庫の中はお片付けが順調に進んでおります。
要するに食材が貧困状態です。
ですが乏しい食材を寄せ集めて何かしらモノにするのは数少ない得意技。
トマトと茄子のオーブン焼き〜バジルとパルミジャーノ風味、着地出来てホッとしております。
トマトと茄子のオーブン焼き〜バジルとパルミジャーノ風味、着地出来てホッとしております。

- ひと口サイズに切った茄子、シーフードミックス、自家製バジルペースト(☆彡)をお鍋に合わせ、蓋をして軽く蒸し焼き状態に。
バジルペーストを全体にからめたら、茄子とシーフードミックスを耐熱容器に敷き詰めましょう。
隙間埋めにズッキーニも。
今シーズン大豊作だったズッキーニは、干して冷凍保存してあります。 - 1cm弱の厚さに切ったトマトを1の上に敷き詰めます。
お鍋に残ったバジルペーストを回しかけ、すりおろしたパルミジャーノを散らしましょう。
予熱なしのオーブン 200℃で20分ほど焼いて出来上がり。
干しズッキーニが程よくトマトの水気を吸収し、相乗効果を生み出しております。

昨晩の就寝時、おやすみなさいの前にいつもの質問。
“明日の朝は何が良い?”
翌朝食の主食を聞くのが日課になっております。
主人の答えはお蕎麦。
“明日の朝は何が良い?”
翌朝食の主食を聞くのが日課になっております。
主人の答えはお蕎麦。

今朝、主人はいつもに増してご機嫌でした。
主食がお蕎麦だったからではありません。
今日が金曜日だから。
不摂生を反省し、主人とふたり平日はお酒を控えるようにしております。
もちろん飲みたい時もあります。
ですが幸い思考も好みも実は真逆なふたりですから、片方が飲みたい時は片方は禁酒モード。
お互い心の中では“こいつ、飲もって言えや!”とは思いつつ、口には出さずに禁酒を守って月曜日から木曜日。
主人が言います。
“僕さ、昨晩寝る前から金曜日が楽しみで楽しみで眠れなかったよ”
主人が言います。
“僕さ、昨晩寝る前から金曜日が楽しみで楽しみで眠れなかったよ”
私も言います。
“私なんてさ、月曜日から金曜日が楽しみだったもんね”
さ、今日は金曜日、お酒を飲もう。
マンハッタン用のマラスキーノチェリーも、マティーニ用のレモンも、日本酒用の珍味も揃っております。
早くこいこい、お酒解禁のPM5時。
