豆類が大好きで、市販の蒸し大豆を始め乾燥した豆も数種類が常備してあります。
大豆、ひよこ豆、挽き割りムングダルはレギュラー陣。
ここに時々目新しい豆を見つけては取り寄せ、時々引き出しを開けてはずらり並んだ豆の容器を眺めてはニヤニヤひとり悦に入っております。
中にはいちど取り寄せただけのものもありますが、種類の多い豆類ですのでこれは効率的な趣味と言っても良いのではないかしら。
本日のお弁当に使おうと手にしたのは緑豆の瓶。
小ぶりでお料理しやすい緑豆、ぜんざいにしても抜群に美味しいのです。

緑豆と豆乳、そしてココナッツシュガーで拵えた白玉ぜんざいです。
木綿豆腐で捏ねた白玉団子は笑っちゃうくらいにモッチモチ、もちろん時間が経っても冷蔵庫で冷やしてもかたくなりません。

白玉団子の外にも、さっくりとローストした胡桃、イチジクと一緒にノイリーを効かせてコンポートにしたオーロラ、昨日卵白消費の為に拵えたチョコレートケーキ(☆彡)と具沢山です。
特にオーロラはコンポートにしたものとフレッシュなもの、食感・風味の異なるオーロラの食べ比べも楽しめます。
本当に洋梨って美味しい、しみじみそう思える賑やかな白玉ぜんざいに仕上がりましたよ。

実のところ、今回緑豆を選んだのはお片付けがその最たる理由でした。
最近登場頻度が底辺の緑豆ですので、ここらでそろそろお片付けを・・・と。
ところがぎっちょん、主人がこの緑豆豆乳ぜんざいを大変お気に召した様子です。
“こんご家のぜんざいは緑豆にしよう”そんな案までもちあがるくらいですから。
緑豆が我が家の豆ゾーンのレギュラー陣に仲間入りするのも、もう間もなくのようです。
ところがぎっちょん、主人がこの緑豆豆乳ぜんざいを大変お気に召した様子です。
“こんご家のぜんざいは緑豆にしよう”そんな案までもちあがるくらいですから。
緑豆が我が家の豆ゾーンのレギュラー陣に仲間入りするのも、もう間もなくのようです。
お豆の煮方は正に三者三様。
お水に浸したり浸さなかったり、茹でこぼしたり丁寧にアクを除いたり・・・
緑豆に関してはいまのところ、私はこの最も簡単な手順に落ち着いております。
- 緑豆は綺麗に洗い、たっぷりのお水にひと晩浸しておきます。
- 浸け水ごと圧力鍋に移し、お豆の2〜3cm上になるまで必要ならばお水を足して加圧すること15分間。
ここまで多めに済ませておき、今日使わない分は冷凍しておきます。 - やわらかく茹でた緑豆に豆乳を足し、ココナッツシュガーも足して沸騰直前まで温めます。
お塩をほんのひとつまみ足して味をしめれば出来上がり。
お砂糖の量や種類、茹で加減もその時の気分次第で良いのではないかしら。
美味しいのです、どう作っても。
お豆腐の白玉団子はとっても簡単、それでいてこのモチモチ食感には毎度頬が緩みます。
- 白玉粉は65g。
お豆腐も65g、ずっしりとした木綿豆腐を使っております。
普段お味噌汁に使っている何の変哲もないお豆腐を水切りせずそのまま白玉粉と合わせます。
ビニール袋を使うので簡単簡単。 - お豆腐と白玉粉がそぼろ状になじんだら、様子をみながら少しずつコンポート(☆彡)の煮汁を足して揉みます。
ひとつにまとまったところで、お水に溶いた食紅を極少量足して着色しましょう。
耳たぶくらいのかたさになるように捏ね、棒状に伸ばして包丁で切り分けます。 - まん丸のお団子に丸め、真ん中を少し指で窪ませます。
多めのお湯を煮立ててそっとお団子を滑らせましょう。
弱火で茹で、浮いてきたら1分ほど待って冷水にとります。
とてもやわらかなお団子ですので、ザルにとるとザルの目の跡がついてしまいます。
使うまではたっぷりのお水で湿らせたキッチンペーパーの上に並べておくのがよろしいかと。
さあ、仕上げましょう。
- 緑豆ぜんざいは冷めると幾分かために仕上がります。
たっぷりと容器の底によそいましょう。
フレッシュなオーロラは変色防止のため、ひと口サイズに切ったらすかさず塩水にくぐらせます。
ザルに移してしっかり水切りをしてから容器に移しましょう。
イチジクとオーロラのコンポート(☆彡)はキッチンペーパーの上に並べてしばらくおき、しっかり煮汁を切ってからひと口サイズに切って容器に盛り付けます。
昨日拵えたチョコレートケーキ(☆彡)、ケーキと言うと語弊があります。
そう、この食感はブラウニーです。
最初からブラウニーと銘打っておけばよかった。
これもひと口サイズに切って盛り付けましょう。
間に散らした胡桃は、ざっくり刻んで予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしてから盛り付けます。
もぉ、毎日でも食べたい味。
緑豆をお片付けしようなんて思った私が浅はかでした。

まだまだ蒸し暑い時間帯もありますが、随分と過ごしやすい気候になりました。
そうなると戻ってくるのがスープ。
折角緑豆ぜんざいを煮るのに圧力鍋を出したのですもの、ぜんざいだけでは片づけられません。
ゴロンっと大きなじゃが芋も圧力鍋でホクホク食感ちょちょいのちょい。
具沢山スープが本日のお昼のお菜です。

- 思いっきり大きく切って面取りしたじゃが芋、人参はひと口サイズには大きめに切って面取りを。
農協朝市で手に入れた小さな玉ねぎは丸ごと、お尻部分に十文字の切り込みを入れておきます。
圧力鍋に全て合わせ、少量のお水、キューブ状に冷凍してあるフォンドボーコルセ、押し麦、さっと洗ったムングダル、お塩、粗挽きガラムマサラを加えて加圧すること5分間。 - 圧が抜けたらマッシュルーム、豆乳、オイスターソースを加えてひと煮立ち。
- 器に盛り、ザワークラウトとレタスをあしらって黒胡椒を挽いて出来上がり。
欲張ってあれもこれも・・・つい白玉ぜんざい盛り過ぎました。
蓋が出来ませんのでサランラップでトホホな姿。


スープに使用した面取り野菜、その切れっ端を有効利用した朝食の主食です。
人参と極少量じゃが芋の切れっ端、そこにひじき、マイタケ、油揚げを足して炊き込みご飯に致しました。
もちろんこちらも圧力鍋で。
もちろんこちらも圧力鍋で。

今までになくご飯がもっちりしているのは、もしかしたらザワークラウトの漬け汁を炊飯に使用したかしら。
圧力鍋でご飯を炊いたことは過去に多々ありますが、ここまでもっちり炊き上がったのは初めてですもの。
- ザワークラウトの漬け汁すら勿体ない、そんな貧乏性、ザワークラウトの漬け汁でご飯を炊くともっちり仕上がる、新たな小さな発見です。
小ぶりではありますが、週末が近づくにつれ益々イワシのお酢煮が美味しくなってきました。
主人の淹れてくれるほうじ茶でほぅと心が落ち着きます。
湿度が高くてほんのちょっと湿気った蕎麦ぼうろ、ほうじ茶によくあって大好きな味。
湿度が高くてほんのちょっと湿気った蕎麦ぼうろ、ほうじ茶によくあって大好きな味。

それにしてもザワークラウトの漬け汁で炊いた切れっ端ご飯が美味しくて驚きました。
夏の間はほぼ同じお味噌汁の具、お魚はイワシが鯖、時々鰹のなまり節、納豆にヨーグルトは少々添えるものが異なる程度。
ほぼ毎日同じ朝食なのに毎朝美味しいと思ってしまうのは・・・
健康だな、やっぱり。
明日は金曜日、先週の日曜日以来の飲酒です。
日本酒に煮なます、主人が楽しみにしていますよ。
日本酒に煮なます、主人が楽しみにしていますよ。
