晩夏の藤稔(ふじみのり)に始まり、主人の果物お取り寄せ欲が只今絶頂期を迎えております。
正に食欲の秋到来。
どうも今年の葡萄は主人の味覚を満たす品質ではなかったようで、今主人の興味はあっさり洋梨へと変心。
段ボールいっぱいに届いた洋梨を使って、9月最初、今週最初のお弁当。
あまり写真栄えは致しませんが、洋梨とイチジク、ゴルゴンゾーラ、胡桃のパイです。
家庭ならではの贅沢なパイが風味よく焼き上がりましたよ。
毎年この時期、藤稔やナガノパープル等、葡萄熱が治まると主人の果物熱は信州方面へとむけられます。
数年前の信州ドライブの際、偶然出会った“名月りんご”
そちらのりんご農家の方に教えて頂いたのが、ルレクチェよりラフランスより美味しいと太鼓判をおされたこちらの洋梨 “オーロラ”です。
洋梨の中でも更にずんぐりとした下膨れの体系が特徴的。
昨年は台風で全滅だと聞かされ、がっくりと肩を落としておりました主人。
今年は相当早めに電話をし、見事段ボールいっぱいのオーロラを手に入れました。
ジャムとかコンポートとかにしないでね、そのまま食べようね。
主人にそう何度も念押しされたオーロラ。
ですがやはり一度はブルーチーズ、胡桃と合わせてみたいもの。
ちょうど旬を迎えてお手頃価格になり始めたイチジクと一緒に冷凍パイシートの上にたっぷりと。
オーロラとイチジクの甘い果汁がカリッとカラメリゼされ、そしてゴルゴンゾーラの塩気、胡桃の風味と食感・・・
オーロラを教えて下さったりんご農家のご主人にこの幸せをお伝えしたい。
秋、オーロラを食べるか否かでその年残り数ヶ月の意識が変わるといっても過言でない程。
なんて美味しいんだろう、オーロラ。
冷凍パイシートを使うので簡単、なのに贅沢な風味に心は満たされるのです。
もちろんパイシートはお気に入りのBELLAMY'S
- 冷凍パイシートはほど良く室温に戻します。
オーロラの大きさに合わせてカットし、4辺の内側1cm程に切り込みを入れましょう。
切り込みの内側をフォーク等でピケし、ゴルゴンゾーラを適当に散らします。 - イチジクは皮をむいて横輪切りにし、切り込みの内側に並べます。
オーロラも縦4等分してヘタと皮を除き、更に薄切りにしてイチジクの上に並べましょう。
切り込みの外側縁に水溶き卵黄をぬり、予め230℃に予熱しておいたオーブンに素早く移します。
ちょっと欲張って縁の幅を狭くし過ぎました。
艶出しの卵黄がパイ生地の膨らみを阻止してしまったようです。
でもまぁ致命傷ではないので良しと致しましょう。 - 設定温度を220℃にして先ずは10分。
一旦オーブン庫内から取り出し、粗く刻んだクルミとゴルゴンゾーラを散らして再度オーブンへ。 - ここからは胡桃が焦げないようオーブンの設定温度を200℃に少し下げ、10〜15分焼きます。
パイ生地がサクッと焼き上がったら網の上で冷ましましょう。
オーロラ、ブルーチーズ、胡桃・・・この組み合わせはシーズン中一度、いえ、何度でも味わいたい飛び切りの相性です。
パイ生地の艶出しに使用した僅かな水溶き卵黄。
残った卵を使い、ついでに十分温まったオーブンも有効利用し、お弁当のお菜を拵えましょう。
極少量の卵を使った具沢山のオムレツ風。
オーブンにお任せなので忙しい朝に助かる一品です。
残った卵を使い、ついでに十分温まったオーブンも有効利用し、お弁当のお菜を拵えましょう。
極少量の卵を使った具沢山のオムレツ風。
オーブンにお任せなので忙しい朝に助かる一品です。
- 小ぶりな玉ねぎはくし形、人参はさいの目に切って予め電子レンジで加熱し、ザルに移して水気をとばしておきます。
- 卵にハーブソルト、オリーブオイル、黒胡椒を加えてよく溶き混ぜ、粗熱が取れた1・マッシュルーム・オイルサーディン・蒸し大豆等を加えて混ぜましょう。
- オーブンシートを敷いた琺瑯容器に流し、180℃のオーブンで30分ほど。
粗熱が取れたらオーブンシートを持って容器から出します。
完全に冷めたら包丁で切り分けて出来上がり。
そろそろ夏野菜も終盤。
やや勢力の衰えた夏野菜の中、農協朝市では十六ささげが場所を占めておりました。
淡泊な十六ささげはこってり胡麻和え・・・だけでは物足りず、黒胡麻と胡桃をすりつぶして和えました。
やや勢力の衰えた夏野菜の中、農協朝市では十六ささげが場所を占めておりました。
淡泊な十六ささげはこってり胡麻和え・・・だけでは物足りず、黒胡麻と胡桃をすりつぶして和えました。
今シーズン長らく楽しんだきゅうりのキューちゃん漬け。
畑のキュウリが豊作だったこともあって、煮汁を付け足しては毎週毎週拵えました。
畑のキュウリが豊作だったこともあって、煮汁を付け足しては毎週毎週拵えました。
が、いよいよキューちゃん漬けもおしまい。
これから先しばらく、納豆にはゴーヤと干しエノキの甘酢漬けが添えられます。
これから先しばらく、納豆にはゴーヤと干しエノキの甘酢漬けが添えられます。
主食は十六雑穀入りの炊き粥。
干しシイタケのお出汁がよく効いた炊き粥です。
小ぶりではありますが、今週もイワシが手に入ったのでお酢にも拵えておきました。
干しシイタケのお出汁がよく効いた炊き粥です。
小ぶりではありますが、今週もイワシが手に入ったのでお酢にも拵えておきました。
黒胡麻と胡桃のこってり和え衣で和えた十六ささげ。
ちょっと甘めに仕上げた十六ささげ、これもまた美味しいのです。
ズッキーニもキュウリも終わった畑に、昨日はビーツの種を撒いて参りました。
ビーツの畝の隣は落花生ゾーン、今黄色い小さなお花が零れそうに咲いております。
畑の野菜が入れ替わりの時期、農協で買ってきた蓮根で主人の大好物“煮なます”を今週は拵える予定。
畑の野菜が入れ替わりの時期、農協で買ってきた蓮根で主人の大好物“煮なます”を今週は拵える予定。
夏に続き、秋の食欲も衰え知らずです。