先日、見切り価格になっていたトマトを手に致しました。
少々の過追熟ならば加熱してソースか何かにしてしまおうと、パックの底を見てヘタ部分を確認しようとしたその時。
パックを止めてあったセロハンテープがはがれていて、その隙間からトマトがひとつ転げ落ちてしまいました。
幸いトマトが潰れることもなく、落としてしまった手前責任をとって買って帰りました。
見た所何の損傷もない完熟トマト。
このトマトを使って、今朝は久しぶりに食パンを焼いてみましたよ。

お水を使わずトマトだけで捏ねたトマトの全粒粉食パンです。
真っ白な小麦粉を使用せず全粒粉だけの生地ですので、貧相なふくらみの生地はいつものご愛敬。
でもまぁなかなかの焼き上がりと、いつもの自己満足に浸っております。

トマトの水分で捏ねた全粒粉生地に、乾燥ポルチーニとペコリーノロマーノをたっぷり忍ばせた抜群に香りの良い食パンです。
昨日のうちに生地を合わせておき、ゆっくり冷蔵庫で醗酵させて朝は焼くだけのいつものスタイル。
最近不本意な焼き上がりが多かったので、半ば投げやりにいつも以上の端折った工程。
昨日、畑仕事を終えヘトヘトな状態でビール片手に仕込んだトマト食パンです。
焼き上がったトマト食パンの端っこを有効利用し、お昼用には有り合わせサンドウィッチを拵えてみましたよ。


久しぶりのホットサンドメーカー稼動です。
ビールのおつまみに常備してあるプロセスチーズ、アボカド、玉ねぎ、自家製ビーツの自家製ピクルスを合わせてホットサンドメーカーに押し込むだけ。

見様見真似の全粒粉100%パンではありますが、まぁそれらしく焼き上がっているでしょ?
この真ん中部分は生地が落ち着いた頃合いを見て別のサンドウィッチに仕上がる予定です。
この真ん中部分は生地が落ち着いた頃合いを見て別のサンドウィッチに仕上がる予定です。

床に落としてしまった見切り品トマト、責任をとって買って帰って良かったと納得しております。
そう、以前高級スーパーで見かけた私たちの前で会計中の日焼けしたご夫婦。
派手に折れたホワイトアスパラガス見て『これ、お取替えしますね』、そう言うレジ係の方に笑って『いえいえ、これ私が折ってしまったので・・・』
なんて素敵な奥さま、少しでも新しい商品をと陳列棚に頭を突っ込む自分を恥じた瞬間でした。
以来、我が家の買い物態度を改めたことは言うまでもないことでございます。
さて備忘録。
◆材料(野田琺瑯のホワイトシリーズ スクウェアのMサイズひとつぶん
小ぶりな食パンです)
小ぶりな食パンです)
- トマト 中くらいサイズを1個
- てんさい糖 大さじ1
- インスタントドライイースト 小さじ1/4
- 全粒粉薄力粉 140g
- グラハム粉 15g
- スキムミルク 15g
- お塩 小さじ1/2
- オリーブオイル 大さじ1
- 乾燥ポルチーニ 適量
- ペコリーノロマーノ 適量
◆作り方
- 生地は前日のお昼ごろに合わせ、その後はずっと朝まで野菜室に入れておきました。
トマトのヘタを除き、バーミックスでピュレ状にします。
ピュレにした状態で180t程度だったかしら。
ラップをせず、2分ほどレンジ加熱して人肌程度に温めましょう。
ここにてんさい糖を溶かし、インスタントドライイーストも加えてよく混ぜ合わせます。
粉類をビニール袋に合わせてよくふり混ぜ、この半量をイースト液に加えて混ぜ合わせましょう。
オリーブオイルも加えてしっかりと混ぜ合わせます。
これをビニール袋に残った半量の粉類に戻し入れ、ひとつにまとまるまでよく揉み混ぜます。
室温に1時間ほどおいた後、翌朝まで野菜室へ。
結局、お昼の2時ごろから今朝の4時ごろまでずっと野菜室でした。 - 今朝はここからスタートです。
先ずは生地を野菜室から出して室温に戻しましょう。
40分は室温においておきたいところ。
生地をビニール袋から出して軽く捏ね直し、包丁で2等分して断面を包み込むように丸めます。
きつく絞ったぬれ布巾をかぶせ、20分間のベンチタイムをとりましょう。 - ベンチタイムの間にペコリーノロマーノを細かく刻み、乾燥ポルチーニと合わせておきます。
生地をラップで挟んで楕円にのばし、ペコリーノロマーノと乾燥ポルチーニをたっぷり表面に散らしましょう。
上下を真ん中に向かって折り、ラップで挟んでめん棒で平らにならします。
これを端から巻き、巻き終わりを下にしてオーブンシートを敷いた琺瑯容器に並べましょう。 - ふんわりとぬれ布巾をかけ、時々霧吹きでお水を吹きながらオーブンの醗酵機能40℃で1時間醗酵を促します。
発酵が完了したら、オーブンの天板も一緒に210℃に予熱をしておきましょう。
その間にふんわり醗酵した生地の表面に水溶き卵黄をそっとぬっておきます。 - 予熱したオーブンへ移し、設定温度を190℃にして30分。
焼き上がったらすぐに容器ごと底を適度に打ちつけ、容器から取り出し網の上で冷まします。 - 端っこ部分でサンドウィッチを拵えます。
食パンの断面を外側に並べ、先ずは厚みを半分にしたプロセスチーズ。
薄切りにしたアボカド、スライス玉ねぎ、自家製ビーツのピクルスを重ね、ハーブソルトを挽きましょう。
オーブンシートできっちり包んでホットサンドメーカーで圧をかけて焼きましょう。
焼き上がったらワックスペーパーで包み直し、パンナイフで2等分して出来上がり。

畑のゴーヤが最後の力を振り絞るかのように実をつけております。
お酢と氷砂糖に漬けこんだゴーヤの常備菜も予備豊富、干しゴーヤも沢山拵えました。
たまには肉詰めなど拵えてみましょうか。
食パンの艶出しに使用した卵黄の残りのお片付けにもなりますしね。
たまには肉詰めなど拵えてみましょうか。
食パンの艶出しに使用した卵黄の残りのお片付けにもなりますしね。

主人には見抜かれておりました。
これが挽肉ではなく、ベジミートだということ。
ですが鯖缶も紛れ込んでいることには気づいていないようでした。
これが挽肉ではなく、ベジミートだということ。
ですが鯖缶も紛れ込んでいることには気づいていないようでした。
- ベジミート(挽肉タイプ)はぬるま湯に5分ほど浸してからザルにとり、しっかり水気を切っておきましょう。
- 水気を軽く切った鯖缶の身、ベジミート、卵、極少量の薄力粉、お塩、粗挽きガラムマサラを合わせてよく混ぜます。
- ゴーヤは適当な長さに切ってワタを大雑把に押し出します。
内側に極薄く薄力粉をはたいて2を詰め、適当な厚さに切ってオリーブオイルを熱したフライパンで焼きましょう。
片面に綺麗な焼き色がついたら裏返し、両面に焼き色をつけたらお酒をふってしばらく蒸し焼きにします。

鯖缶の残りは缶汁もろともお味噌汁の一員に。
主食はモロヘイヤのおつゆを従えたお蕎麦。
丈夫なモロヘイヤ、そろそろ茄子やキュウリがおしまいな頃合いですが活き活きしています。
丈夫なモロヘイヤ、そろそろ茄子やキュウリがおしまいな頃合いですが活き活きしています。

昨日、畑の脇に念願だった農機具収納庫を設置致しました。
近所のホームセンターでお買い得になっていた収納庫を購入し、水平器を使って土地をならし、傍から見たら危なっかしいばかりの主人と実家の母、私の3人で文字通り力を合わせての数時間。
危うげながらではありますが、どうにかこうにか畑道具が収納出来る収納庫が完成致しました。
危うげながらではありますが、どうにかこうにか畑道具が収納出来る収納庫が完成致しました。
おかげで昨日はヘロヘロ。
今週分のお味噌汁の具を買いに行く元気もなく、今朝のパン生地を仕込んだ後は素麺を茹でるのが精一杯でありました。
今週分のお味噌汁の具を買いに行く元気もなく、今朝のパン生地を仕込んだ後は素麺を茹でるのが精一杯でありました。
ですがその前日のうちに、今週は久しぶりのイワシのお酢煮を仕込んでおきましたからね。
今週の朝食はどんどん味がなじんでいくイワシが堪能できます。
今日、仕事の帰りに主人がお茄子を買ってくると言っておりました。
どうしても朝のお味噌汁にはお茄子が欲しいようです、主人は。
どうしても朝のお味噌汁にはお茄子が欲しいようです、主人は。
