2019年08月20日

おくらチップスとズッキーニチップス〜ジャムとハムとチーズのサンドウィッチ

畑の夏野菜もそろそろ限界と思いきや、流石夏野菜の生命力。
週末の収穫物は、段ボールからはみ出る程のゴーヤにズッキーニ、オクラ、キュウリ、茄子、ミニトマト・・・その他の葉野菜。

今年の夏はズッキーニの冷たい煮物がお気に入りでした。
オクラは煮浸しが定番。
ですが夏野菜も終盤の今、ちょっと遊んでみたくなって拵えてみましたよ、おくらチップスとズッキーニチップス。

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ひょろひょろになったおくらがまるでムンク。
1日天日に晒したズッキーニを電子レンジで水気をとばし、更に低温のオーブンでじっくり焼きました。
おくらに至っては電子レンジとオーブンだけでサクサクに。

もちろんどちらも油で揚げたりしておりません。
ズッキーニは薄い塩味、オクラはパプリカパウダーとハーブ塩の薄塩仕立て。
市販の器量の良い野菜チップスのようにとは参りませんが、何より安心第一。

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一気に採れる夏野菜を前に、ディハイドレーターを検討した時期もありました。
ですが天日と電子レンジで十分。
見た目はムンクですがおくらが特にお気に入りです。

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◆材料
  • ズッキーニ 好きなだけ
  • おくら 好きなだけ
  • お気に入りのシーズニングソルト
  • お気に入りのスパイスパウダー



◆作り方
  1. ズッキーニはスライサーで薄切りに。
    厚さ調節が出来るスライサーならばいちばん厚いダイヤルを使うのがお勧め。
    薄すぎると、電子レンジの工程で焦げてしまうのではないかしら。

    軽く表面の水気を抑え、オーブンシートを敷いた平ざるに重ならないようひろげます。
    表面がしっとりしているうちに、極薄くシーズニングソルトをふってなじませておきましょう。
    途中で裏返し、朝から夕方まで天日干しに。

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    嵩が減ったズッキーニを今度は電子レンジで更に乾燥させます。
    オーブンシートの上にひろげ、500Wで2分間。
    庫内の水蒸気はその都度拭き取りながら、裏返してまた2分間を繰り返しましょう。

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  2. おくらを電子レンジで乾燥させます。

    おくらは綺麗に洗って水気をしっかりと拭き取り、両端を少し切り落としましょう。
    額の部分をくるりと切り落として縦半分に切り、断面を上にオーブンシートの上に並べましょう。
    断面にシーズニングソルトとパプリカパウダーを少量ふります。

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    500Wの電子レンジで3分ずつ、様子を見ながら数回加熱を繰り返します。
    おくらはズッキーニの時のように裏返す必要はありません。
    その都度庫内の水滴を拭き取りながら地道に作業を進めます。
    500Wで3分を3回繰り返したおくらです。

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  3. 平ザルに3枚分あったズッキーニが、おくらも合わせて2枚の天板に収まるくらいに嵩が減りました。
    ここからはオーブンで仕上げます。

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    予熱なしのオーブン110℃で30分、途中様子を見ながら色付いたものから取り出して網の上で冷まします。
    時間が経ってしんなりしてしまったものも、再度予熱なしの110℃で15〜20分焼けばカリカリになりますよ。

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ズッキーニチップスとおくらチップスだけとはいくら何でも主人がお気の毒。
久しぶりにサンドウィッチなど拵えてみました。

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香ばしい雑穀パンに挟んだ具は、昨日拵えたハックルベリーのジャム (☆彡)
お砂糖でなくデーツシロップで甘みを加えたハックルベリーのジャムに合せたフィリングは塩味がきりっと効いたハム。

ほら、よくサンクスギビングのお料理でターキーとクランベリーのソースって聞くでしょ?
その組み合わせ、実は気になっていたのです。
ハックルベリーだけどね、お中元で頂いたハムですけどね。

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バターの代わりにスライスしたペコリーノロマーノを敷き詰めた雑穀パン、そしてハムとハックルベリージャム、ローストした胡桃。
いかにも私が好みそうな組み合わせです。

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うん、美味しい。

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  1. 薄切りにした雑穀パンの上にスライスしたペコリーノロマーノを敷き詰めます。
    軽くチーズが溶ける程度にさっとトーストして粗熱をとっておきましょう。

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  2. 薄切りにしたハムをたっぷりと重ね、その上にハックルベリージャムの水気を出来るだけ切って果肉だけをたっぷりと。

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  3. 胡桃は粗く砕き、予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストして冷ましておきます。
    ハックルベリージャムの上にたっぷり散らし、雑穀パンでサンドして出来上がり。

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ジャムとハムの組み合わせ、あまりよろしくない組み合わせとの説もありますが無粋なことは言いっこなし。
何でも食べ過ぎは良くないのは当たりまえ、たまにならば少々の食べ合わせも大有りだと私は割り切っております。
どちらにしても、自家製のジャムですから安心ですもの。

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あ、でもチーズが疑わしかったりして。
でも気にしません、誰かが言っていましたもの、50過ぎたら儲けもの、と。






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昨日は久しぶりに立ち上げたPCの機嫌がよろしくなく、画像のアップもままならない状態でした。
今週も自家製夏野菜の作り置き料理の仕込みはばっちりです。

やや小ぶりとは言え丸ごとピーマンの煮浸し。
育ち過ぎたオクラや小ぶりなおくら、サイズも食感もバラバラなオクラの煮浸し。
ツルムラサキは丁寧に二つ折りにして浸すのが私流。

ミニトマトは低温のオーブンでじっくり焼いてうんと甘くしてから浸すのが、今年の夏後半のお気に入りです。

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育ち過ぎたキュウリは甘酢漬けに。
酢洗いをしてから甘酢に漬け込むひと手間、知ってか知らずか主人の大好物です。
自家製塩麴でマリネしたなまり節と合わせるのが我が家の定番。

しっとりしたなまり節と甘酢漬けキュウリの組み合わせは、しめ鯖を抜いて今いちばんのお気に入りだと主人。

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先日、実家の母親がお盆に用意してくれた親子丼。
素麺やら夏野菜の煮付けやらが並ぶ中、どうにもこうにもお腹がいっぱいでお持ち帰りと相成りました。
そのまま冷凍しておいた親子丼を今朝はリメイク。

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完成された親子丼をレンジでチンではお料理屋さんに申し訳ない。
半解凍の状態でお茶碗に盛り、アボカド・お出汁と合わせてふわりと仕上げた溶き卵を熱々の状態でこの上に。
切り海苔を散らしてお茶漬け風にずずっと召し上がれ。





妙なこの親子丼のリメイクご飯が主人は気に入ったようです。
あらら?
今朝の朝食画像、いつもはぴったり寄り添っている湯呑が随分とそっぽを向いていますね。





夕ご飯はいつも通りお喋りしながら食べられそう。

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posted by しんさん at 14:56 | Comment(2) | 市販のパンで | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
しんさん

こんにちは。
ハムとジャムの組み合わせ、宜しくないのですか?お肉とジャム、チーズとジャムの組み合わせは鉄板だと思っていました。

食材の組み合わせを考えるのは楽しいですね。
先日は白味噌にレーズンを漬込んでみました。自家製の白味噌パンに塗ると美味しかったですよ〜。

それから、市販のカフェラテにレーズンを漬込んでみました。乳製品が入ってるところがミソです。
こちらはまだ味見していませんが、焼き菓子の素材にする予定です。

今は梨に組み合わせるものを思案中です。
アーモンドがよく合うことはわかっておりますがココナツはどうでしょうか?
デザートポタージュを作る予定ですが、ココナツバターを少し忍ばせてみようかと思っています。
梨は淡泊で風味がないのでそのまま食べるのが一番ですけどね。
Posted by 朋子 at 2019年08月23日 10:43
おはようございます、朋子さん。
昨日の雨があがって、どこか秋めいたひんやりした空気が心地良い土曜の朝です。
まだまだ日中は真夏の陽気とは言え、確実に秋ですねぇ。

と、そこに朋子さんからの梨の話題。
ちょうど昨日だったか一昨日だったか、そろそろオーロラを取り寄せようかと主人から提案された矢先の梨のお話。
それが洋梨か和梨かはさておき、季節を朋子さんと共有しているようで嬉しいのです♪

ちなみに私、洋梨はフェタチーズと合わせるのが大好き!です。
鉄板な組みわせですが、それこそそこにナッツのアクセント、カリッとトーストした自家製の肌理の荒い全粒粉パンと………はぁ、食欲の秋到来ですね!

朋子さんのレーズン愛には感服致します。
そしてご自身で仕込まれたレーズンの使い道のセンスの良さったら!
私、朋子さんがレシピ本を出版されたら即日予約しますよ。

そうそう、ハムとジャムの食べ合わせの件、水を差すような結果になってしまって恐縮しています。

私も知らなかったのですが、ハム ジャムとGoogleさんに入れた途端に『食べ合わせ』などと候補が上がったので見てみると、色々な説があったという次第です。

あくまでも一説、毎日大量に食べるのでなければこの手の説はスルーするのが常です。
食べましょ、自分が好きな組み合わせで。
それより怖いものが今の日本には溢れかえっているのですもの!

長々と失礼しました。
朋子さん、良い週末をお過ごしくださいね。
Posted by しんさん⇒朋子さんへ at 2019年08月24日 07:01
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