昨日は久しぶりに主人と焼肉屋さんへ行って参りました。
牛肉は大抵年にいちど、私の実家でお正月を迎える際のすき焼きが唯一と言っても良い頻度。
ましてや焼き肉なんて、えーっっと何年振り?くらいのお話です。
お世話になっているソムリエールさんのお知合いが始めた焼肉屋さん、2019年主人のお盆休暇中いちばんのイベントです。
迫る台風の強風の中、てくてく30分強歩いて向かった焼肉屋さん。
途中タクシーを呼ぶと言い張る主人を何とか説得して向かった焼肉屋さん。
ビールも沢山飲みました。
美味しいお肉もお腹いっぱい頂きました。
帰りはタクシーと決めていたのですが、つい気分も良くて帰りもテクテク歩いて帰宅。
資生堂さんがコラーゲンを発売して以来1日も絶やさず就寝前に飲んでおりましたコラーゲン、これが飲めないくらいお腹はお肉で満たされました。
そして翌朝、今朝はお味噌汁デトックス。
食べ過ぎの帳尻合わせは早急に、これが我が家の鉄則です。
なので時間もあることですし、先日焼いた主人大のお気に入りのカボチャスィーツを2種備忘録。

実家の駐車場のグリーンカーテンで実をつけた立派なカボチャ。
お福分けにと半分母が持たせてくれましたので、早速カボチャのプリンを焼いてみました。
お砂糖はカラメルに使用したココナッツシュガー。
カボチャプリン自体はお砂糖は使用せず、チョコレートで甘みを添えました。
カカオパウダーとチョコレートを合わせたほろ苦い甘みが意外なほどカボチャのプリンに良く合います。

カカオパウダーとチョコレートを合わせたほろ苦い甘みが意外なほどカボチャのプリンに良く合います。

そして滑らかなカボチャのプリンを作るには、カボチャの皮は口に残るので厄介です。
厚めにむいた厄介者のカボチャの皮を余すことなく使ったお砂糖不使用のカボチャの皮スコーンを添えてみました。

いつもよりうんと大きく焼いたカボチャの皮をたっぷり使ったスコーン。
もちろん全粒粉、そして生地はフードプロセッサーにお任せです。
ほんのり甘いのは、クリームチーズとデーツをたっぷり生地に練り込んだから。
カボチャのスコーンだけでもほんのり甘くて美味しいのですが、カボチャのプリンと一緒に食べてもこれまたお勧め。

主人がうるさいくらいに褒めてくれるので、これは是非丁寧に備忘録。
・・・と思ったのですが、あれ?あれ?
私、作りながらメモした分量のメモ用紙を捨ててしまったようです。
一期一会のカボチャスコーンとカボチャプリン、事実を知ってがっくり項垂れる主人。
ごめんね、画像を見てまたチャレンジするから。
という訳で、今後作り直すことを前提に画像主体の備忘録です。
先ずはカボチャのプリンから。
- カラメルを作ります。
小鍋にココナッツシュガーとお水を合わせ、沸々煮立ってとろみがついたところで熱湯を加えてカラメルに。
ココナッツシュガーは40g、お水と熱湯はそれぞれ小さじ1/2か小さじ1といったところだったかしら。
素早くパウンド型に流し、ならしておきましょう。 - カラメルがちょっと鍋肌に残った小鍋は洗わず、そのままプリン生地へと移ります。
洗い物は少しでも少ない方が嬉しいものね。
カボチャは皮を厚めにむき、電子レンジでやわらかく加熱しておきましょう。
正味150g、いえ、200gだったかしら。
緑のカーテンの副産物にしては立派なカボチャでしょ?
熱いうちに無塩タイプの醗酵バター(40g?)を加え、バーミックスで滑らかなピュレ状にします。
少しカボチャの熱が下がったところで、卵 1.5個分をよく溶き混ぜて加えます。
カボチャの熱で卵がかたまってしまわないよう、少しずつ加えては素早く混ぜます。
この卵1.5個分というのは、スコーンに溶き卵30gほどを使ったから。
人肌に温めた豆乳 (150tだったか200tだったか・・・)を加えてよく混ぜ、網で濾しておきましょう。 - お砂糖代わりのチョコレート・カカオパウダーを合わせてペーストにします。
チョコレート(クーベルチュールノワール55フレークを愛用しております)・カカオパウダー(ココアパウダーではありません)・豆乳を合わせて湯せんで温め、ペースト状に練り上げましょう。 - プリン液を半量パウンド型に流したところで、ペーストを半量すくって散らします。
ざっとパレットナイフ等で混ぜたら、残りのプリン液を流しましょう。
残ったペーストを散らし、同じようにパレットナイフでマーブル状にざっとなじませます。 - パウンド型をバットに乗せてお湯を張ります。
これを天板にのせ、200℃に予熱したオーブンへ。 - 160℃だったか170℃だったか、40〜50分湯せん焼きにして粗熱がとれたら冷やします。
このカボチャプリン、本当に美味しいの。
不本意な備忘録なのだけが残念です。

カボチャの皮を有効利用したスコーンへと参りましょう。
- 先ずはカボチャの皮だけをフードプロセッサーで細かく刻みましょう。
ここに全粒粉薄力粉(200g?)とベーキングパウダー(小さじ1/2?)を合わせてふるい入れ、アーモンド・デーツを加えて小刻みに攪拌してなじませます。
全体がさらりとなじんだところで、ひく冷えたクリームチーズ(80g)とバター(50g?)を小さく切って加えましょう。
最後によく冷えた溶き卵(1/2個分)を加え、ひとまとめになるよう攪拌します。 - 生地をラップに挟み、めん棒でのばしては半分に折り90℃向きを変える・・・を数回繰り返して長方形にまとめます。
ラップに包んで30分ほど冷蔵庫で冷やしてから包丁で切り分けます。
表面にさっと豆乳をぬり、200℃に予熱したオーブンへ速やかに移しましょう。
設定温度を190℃にして15分。
ほんのり甘くて大きくて、何より主人がお気に入りのこのスコーン。
また焼けると良いのだけれど。

主人のお盆休みも気付けば後半。
昨日の焼肉は少々食べ過ぎましたが、それも大切なソムリエールさんのご紹介とあれば礼儀の一環とも言えるもの。
今年のお盆は暴飲暴食もさほどなく、心身共に健やかに過ごしております。
お盆休み前半は不要になった電化製品のリサイクル処分や粗大ゴミ処分に勤しみました。
その勢いでお料理メモも捨ててしまったのかもしれませんね。
お休みが明けたらもういちど記憶を頼りに焼いてみると致します。

そうそう。
家電リサイクル処分の帰り道、普段ならば行かないであろうカヌレ屋さんに立ち寄りました。
女性ひとりで営む小さな小さなカヌレ屋さん。
お洒落な主人の知人女性に頂いたこちらのカヌレを思い出し、帰り道であったこともあってふたつ買って帰宅致しました。

そう言えば何年、いえ、十何年、もしかしたら何十年か前、カヌレブームがありました。
銅のカヌレ型が欲しくて、その値段を知って諦めたのを憶えております。
当時は蜜蝋もどこで手に入るかもわからず、手の届かないお菓子だと自分に納得させたものです。

そう言えば何年、いえ、十何年、もしかしたら何十年か前、カヌレブームがありました。
銅のカヌレ型が欲しくて、その値段を知って諦めたのを憶えております。
当時は蜜蝋もどこで手に入るかもわからず、手の届かないお菓子だと自分に納得させたものです。
今ではAmazonさんで簡単に手に入りますからね。
高いカヌレ型に関しては、主人が欲しければいつでもどうぞ、と。
主人は私が焼くカヌレに興味津々のようです。

残念ながらカヌレ型は要りませんけどね。
カヌレ、カボチャのスコーンとプリン、そしてロゼのマグナム。
ふたりで二日がかりであっさり空びんにしちゃいましたね。

昨日の焼肉の帳尻合わせて今日はお味噌汁デトックスのつもりでおりました。
・・・でも飲んじゃおうかな、これから。
ちょっとだけ。
