小ぶりながらスイートスポットをびっしり身につけたバナナが2本、キッチンに甘い香りを放っております。
1日遅れるとこの完熟が腐敗にもなり兼ねません。
なので今日のお昼は迷うことなくバナナのケーキ。

全粒粉を使ったバナナのケーキです。
バナナは滑らかにバーミックスでピュレ状にし、アクセントに胡桃を生地に混ぜ込んでみました。
もちろんお砂糖はぐっと控えめです。

ですが何だかパウンドケーキらしいあの活力が感じられない無機質な焼き上がり。
まぁケーキに無機質も無機質でないも例えが妙ですが、どことなくのっぺりとした焼き上がりです。

原因は多分あれ。
卵を卵黄・卵白に分けず一緒に泡立てる所謂“共立法”を今朝は選んだのですが、卵を泡立てるより先にバターを同じ泡だて器で攪拌してしまったから。
いくら全卵を泡立ててもふんわりと空気を抱くことなくシャバシャバのまま。
がっかりです。
当初の予定ではベーキングパウダーを使わず仕上げるつもりでしたが、急きょベーキングパウダーの力を借りて事なきを得たというわけ。

まぁ、食感に関して多少の後悔は否めませんが、それでも致命的なレベルでもありません。
きっと主人からは喜びのメッセージが届くことでしょう。
◆材料(底辺約200×70・H60のパウンド型にひとつ分です)
- 完熟バナナ 小ぶりなものを2本 正味125gでした
- アイリッシュウイスキー(ラム酒が理想的ですが・・・) 小さじ2
- 無塩タイプの醗酵バター(室温に戻しておく) 50g
- てんさい糖 30g
- デーツシロップ 10g
- 胡桃 40g
- 卵(室温に戻しておく) 3個
- 全粒粉薄力粉 100g
- アーモンドプードル 15g
- ベーキングパウダー 小さじ1/2
◆作り方
- バナナとアイリッシュウイスキーを合わせ、バーミックスで滑らかなピュレ状にします。
- 別ボールにやわらかく戻したバター・分量のてんさい糖の1/3量程度を合わせます。
泡だて器で攪拌してふんわり空気を含ませたら、デーツシロップも加えて更に攪拌します。
1を加えて混ぜ、胡桃もざっくり砕いて合わせておきましょう。 - 卵と残りのてんさい糖を別ボールに合わせて泡立てます。
が、前述の通りバターを先に攪拌してしまったのでシャビシャビのままです。
本来ならば泡だて器をもち上げるとふんわりスジが残るくらいにふんわり空気を含ませたいのですが、そんな訳で断念。
早々に粉類を合わせてふるい入れ、スパチュラでさっくりと混ぜ込みます。
粉っぽさがなくなったところで、先ずは2を半量加えて混ぜ込みます。
しっかりなじんだところで2のボールに生地を戻し入れ、同じくさっくり混ぜ込めば生地の完成。
オーブンシートを敷いた型にヒラヒラと流し入れ、表面を平らにならしたら軽く底を打ちつけて空気を抜きましょう。 - タイミングを見てオーブンを200℃に予熱しておき、生地を素早くオーブン庫内へ移します。
設定温度を170℃にして先ずは15分、その後160℃で更に30分。
卵の泡立ては不本意でしたが、まぁこの焼き上がりならば想定内。
型のまま粗熱をとり、生地が冷めて安定してからそっと型から出します。
やや厚めに切り分けて召し上がれ。

最近ちょこちょこ育てております発芽玄米、昨日も育てました。
2合分発芽させた玄米で昨日は炊き込みご飯を炊きました。
そして残った1合分の発芽玄米、冷凍してあった米麹と合わせて今しばらくヨーグルトメーカーで保温。
びっくりするほど甘く、食感もプチプチと楽しい正真正銘“発芽玄米の甘酒”が完成しましたよ。
多めに拵えて、すぐに使わない分は小分けにして冷凍保存。

そして完成した発芽玄米甘酒で拵えたのはドレッシング。
発芽玄米甘酒と玉ねぎ、香酢などを合わせて拵えたドレッシングでひじきを和えて。
発芽玄米甘酒と玉ねぎ、香酢などを合わせて拵えたドレッシングでひじきを和えて。
発芽玄米甘酒ドレッシングのひじき和え、何だかすごく体に良さそう。

そしてそのひじきサラダをジャーに詰めて本日のお弁当と致しましょう。
アボカド・発芽玄米甘酒ドレッシングのひじきサラダ・トマトのジャーサラダです。

発芽玄米甘酒、普通に作る甘酒と同じ工程ですがその甘さは格別です。
- 先ずは発芽玄米でお粥を炊きます。
発芽玄米の育て方についてはこの日の日記にて ⇒ 2019年07月24日☆彡
1合分の玄米を発芽させてお鍋に移し、お水を多めに注いで中火にかけます。
この段階では蓋はしません。
全体がしっかり煮立ったところでひと混ぜし、ほんの少しだけずらして蓋をします。
後は極々弱火でコトコトコトコト30〜40分。 - 炊き上がった発芽玄米のお粥をよく混ぜ、湯冷ましを足して60℃に下げます。
室温に戻して丁寧にほぐしておいた米麹170gと合わせてよく混ぜましょう。 - ヨーグルトメーカーにセットし、55℃で9時間。
鼻の奥がツンっとくるほど甘い甘い発芽玄米の甘酒、完成です。
出来上がった甘酒を使ってひじきのサラダを作ります。
- ひじきはお水で戻し、さっと湯通ししてザルにとり水をしっかり切っておきます。
- 人参は千切りに。
少量のお塩をふってしんなりするまでしばらくおき、しっかりと水を絞りましょう。 - 茗荷は千切りにしてお水に晒し、キッチンペーパーに包んで水気をしっかり絞ります。
- 玉ねぎ・香酢・ごま油・お醤油・お塩をボールに合わせ、バーミックスでピュレ状に。
ここに発芽玄米甘酒を加えてよく混ぜます。
1〜3を加えて丁寧に和えれば出来上がり。
仕上げに白胡麻をたっぷりひねります。
ジャーの底にはみじん切り玉ねぎ・刻んだアンチョビ、そして自家製ドライトマトを漬け込んであるオリーブオイル(☆彡)をトマトと一緒に加えて和えたアボカド。
その上には発芽玄米甘酒ドレッシングで和えたひじきのサラダ。
そしてトップはトマト・青紫蘇・黒胡椒を合わせて自家製ズッキーニのピクルスを散らします。
その上には発芽玄米甘酒ドレッシングで和えたひじきのサラダ。
そしてトップはトマト・青紫蘇・黒胡椒を合わせて自家製ズッキーニのピクルスを散らします。

発芽玄米甘酒の美味しさにはただただ驚くばかり。
残った玄米は全て発芽玄米甘酒にしようと、今朝も主人と話していたところです。

そして朝食でも発芽玄米甘酒。
発芽玄米甘酒と豆乳を合わせた最強コンビ、ここにこんがり焼いたお餅を添えてみました。
いわば発芽玄米甘酒と豆乳のお汁粉風。
お好みでちろりとデーツシロップをたらして召し上がれ。

もちろん発芽玄米甘酒と豆乳は温めたりしません。
それぞれを同量ずつ合わせて混ぜてお椀に盛り、焼きたてのお餅を添えるだけ。
それぞれを同量ずつ合わせて混ぜてお椀に盛り、焼きたてのお餅を添えるだけ。
体に良い何かがスッとしみ込んでいく感じです。

今日もイワシのお酢煮はありません。
代わりに、塩麴でマリネしてキュウリと酢の物にした鰹のなまり節をサラダ風に。
トマト・アボカドと一緒に器に盛り、胡麻油とお醤油をちろりとかけて召し上がれ。
トマト・アボカドと一緒に器に盛り、胡麻油とお醤油をちろりとかけて召し上がれ。
・・・そ、それにしても先日からのこの歯痛。
今日は特に傷みがくっきりはっきりしております。
主人が帰ってきたら入れ替わりに歯医者さんへ向かいましょう。
丁度よいタイミングで痛みもあるし、状況を丁寧に説明出来る筈。
それでも食欲が落ちない自分を誇りに思うのです。
それでも食欲が落ちない自分を誇りに思うのです。
