2019年06月04日

ブラマンジェみたいな豆乳葛餅 〜 ユスラウメのジャム

今年の3月、ふと思い立った京都 俵屋さんの宿泊時 ⇒ 2019年03月18日 ☆彡
若女将 (曰く俵屋さんに若女将は存在しないとのことですが) に点てて頂いた一杯のお茶と、彼女のそのやわらかな佇まいやお喋り全てが主人の興味を惹いたようです。

その会話中ふと話題になった映画 “日日是好日”のDVDを帰宅後即発注し、昨日自宅に届きました。
普段9時に就寝するというのに、10時過ぎまでDVDを見ているものだから今朝は眠いこと眠いこと。
ついでに30分ほど遅めの起床でしたので大忙しです。
忙しい朝でもチョチョイノチョイっ、葛粉を使ったブラマンジェ風デザートなどいかがでしょうか。

粉寒天や粉ゼラチンより後片付けもうんと楽な葛粉。
イメージ程は高価でもないので、最近お気に入りの食材のひとつです。
お鍋に全て材料を合わせて加熱するだけで、フルフル食感の豆乳ブラマンジェ風の出来上がり。

葛餅部分の甘さをぐっと控えめにし、デーツシロップと真っ赤なジャムで甘みを補います。
マーブル模様みたいなデーツシロップ、そして真っ赤なジャム、ドライフィグやナッツ。
見た目にもなかなかの出来なのではないかしら。

もちろんフルッフルの豆乳葛餅の味にも大満足。





真っ赤なジャムの正体は、先日農協朝市で初めてみかけたこちらの実。
これね、“ユスラウメ” っていうのですって。

小さな小さなサクランボのような真っ赤な実。
中に大きな種があるからなのか人気はイマイチ、ですがその分価格も控えめ。
そんなユスラウメで拵えたジャムは想像通りの見事な発色。

初めての食材ですので要領もまだつかめておらず、多少の手間はかかりました。
ですがこの色、また農協朝市で見かけたら買ってしまうかも、ユスラウメ。
そんな風に思わせる可愛らしい実なのです。






体が喜びそうな食材がぎゅっと詰まった今日のデザート。
ますます葛粉の魅力に引き込まれそうな美味しいデザートが出来上がりましたよ。






ユスラウメのジャムは先週辺りに拵えておいたもの。
分量は目分量ですが、それでも一応備忘録。
  1. ユスラウメは綺麗に洗い、ヘタがついているものは取り除いて圧力鍋に移します。
    お水を極少量 (両手の平にほっこりいっぱい程度のユスラウメに対して大さじ1/2程) を加えて5分ほど加圧しましょう。

  2. 粗めのザルで濾して種を除きます。
    濾したユスラウメに生砂糖を加え、乾燥ラベンダー等お好みのハーブも足して煮詰めましょう。
    途中で味をみて酸味が際立っていれば生砂糖を足し、とろりとなれば出来上がり。

    この色、この愛らしさ、たまりません。






そして今朝の手仕事はここから。
以下の分量で245tの小ぶりなメイソンジャーに多めのふたつ分です。
  1. 吉野の本葛粉 20g
    生砂糖 15g

    をお鍋に合わせましょう。
    ここに豆乳 400tを少しずつ加えて混ぜ、葛粉のかたまりをしっかりと溶かします。
    葛粉のかたまりがなくなったら、おもむろに中火にかけましょう。

  2. 丁寧に丁寧に混ぜ続けます。
    やがてふと手応えを感じるまで。

    手応えを感じたらやや火を弱めてぽってりするまで素早く混ぜ続けましょう。
  3. 予めメイソンジャーをさっとお水にくぐらせておきます。
    ジャーの半分よりやや少なめにまで2を分け入れ、デーツシロップをたっぷり注ぎます。
    それだけで勝手にマーブル模様になってくれますからね。

    後は残りの葛生地を流し入れ、室温で粗熱をとりましょう。

  4. ユスラウメのジャムをたっぷりトッピングします。
    胡桃とアーモンドは予め予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストして冷ましておきます。
    ザクロの実、クコの実、ドライフィグ等々、お好みのトッピングを施して出来上がり。











ズッキーニを沢山収穫するには、最初の雌花を摘花しないといけません。
折角咲いた雌花、しかも最初のお花を摘むのってなかなか勇気がいりますよね。
たとえそれが今後の為だと解っていても。

でも大丈夫。
摘んだ雌花は花ズッキーニとして食用に致しますから。
簡略版ロールキャベツの中にひとつだけ、ズッキーニのお花ver.が潜んでいます。
濃いめに味付けしたクスクスがソース代わり。

・・・主人はズッキーニのお花には気付かず食べてしまったようですけど。





  1. 鶏ひき肉にみじん切り玉ねぎ、刻んだセロリの葉っぱ、刻みニンニク等を混ぜてよく捏ねてお団子にします。
    しんなりするまで加熱したキャベツで肉種を包みましょう。
    ズッキーニのお花には破れないよう肉種をたっぷり詰め、花びらで丁寧に包みます。
  2. キャベツの巻き終わりを下にして圧力鍋に並べ、隙間にざく切りトマト・くし型に切った玉ねぎを散らします。
    この上にズッキーニの花を置き、お塩・オリーブオイルをちろりと散らしましょう。
    ミックススパイスも少々散らし、白ワインを少量表面に散らして3分加圧します。
  3. キャベツやズッキーニの花を別皿に取り出しましょう。
    残った煮汁にオイスターソース等で味付けをし、クスクス・乾燥ポルチーニ、ドライトマトを散らして再度加圧します。
    ピンが上がったらすぐに火を消し、後は蒸らせば出来上がり。

    美味しいとこどりのクスクス、塩分控えめのロールキャベツその他に添えて召し上がれ。
















今朝は主人大喜びの釜たまうどん。
先日、西友で見切り価格になっておりました生うどんが目下主人のお気に入り。
Amazonさんで売っていないかしら。

昨日、仕事帰りにお豆腐屋さんに寄って主人が買ってきてくれた厚揚げに存在感を感じます。
その前にでんッと鎮座する丸ごとピーマンのお浸しも負けないくらいの存在感。
ピーマンはこの大胆なお浸しが今シーズンのお気に入りです。





さ、今日は主人とお出かけです。
お天気は大丈夫そうなので、主人が帰宅する前にちょっとお買物を済ませておかないと。
明日も寝不足になりそう。

posted by しんさん at 13:48 | Comment(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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