どこかレストランを予約するでもなく、前倒しで渡したプレゼントは実用的なサイナス リンスキット。
そう、所謂 “鼻うがい” のキットを主人と私、ペアで買い揃えました。
実用的でしょ?
あまりにこれでは色気がない、せめて何か主人が喜ぶ食べ物をとお座なりながら考えました。
シナモンをふわりと効かせたリンゴのクランブル。
そしてアイリッシュウィスキーをがっつり効かせたアイスクリーム。
2019年、主人51回目のお誕生日、私からのプレゼントはイギリス風のデザートです。
でもね、これ、本当に美味しいの。
このアクセントの正体はざらめ糖。
実はこのデザートのレシピ、随分前に主人が私のスマホに送りつけてきたもの ⇒

英国大使館が絡んだ恐れ多いこのレシピ、詳しく見ると材料はワクワクするようなイギリスの香り。
私の性格を手玉に、まんまと主人にのせられたのでしょう。
キャスターシュガーはともかく、テメラーシュガーなんて聞き馴染みのない種類のお砂糖も登場。
いつかはこのテメラーシュガーなるお砂糖を使ってみたいものです。
ですが時は主人の誕生日を翌日に控えた金曜日、調べる時間も取り寄せる時間もありません。
あっさりざらめ糖で代用したという訳。
オリジナルのレシピからは他の材料も含めて相当脱線致しておりますが、これ、最高に美味しい。
アイスクリームに使ったアイリッシュウィスキーはそのまま飲んでも美味しい目下お気に入りの1本。
もちろん主人が取り寄せたもの。
加熱などせず、最後の仕上げに結構な量加えるのでしっかりウィスキーの存在感は健在。
・・・明記された材料の脱線はご愛敬ですけどね。
ココット皿でなく大きな容器で焼いたクランブルは取り分けスタイルで。
そう思わせるまた作りたい上々の出来なのです。
スライスアーモンドをホールにしたり、色々お座なり点は見受けられますがそれもまぁ怪我の功名。
次回も同じレシピで作ってしまうかも。
先ずはアップルクランブルから。
- りんごは2個。
皮と芯を除いて縦8等分にした後、1cm厚さのいちょう切りにします。
三温糖 小さじ2
シナモンパウダー 小さじ1/2
をまぶしましょう。 - ココット皿と琺瑯容器には予め無塩タイプの醗酵バターをぬってあります。
1をたっぷり敷き詰めましょう。 - 全粒粉薄力粉 60g
グラハム粉 15g
よく冷えた無塩タイプの醗酵バター (さいころ状に切って加えます) 50g
をフードプロセッサーに合わせ、小刻みに攪拌してなじませます。 - 3がサラっとなじんだところで、
アーモンドプードル 30g
生砂糖 30g
ざらめ糖 30g
アーモンド 20g
胡桃 20g
を加え、再度小刻みに攪拌します。
粗挽き肉状になれば大成功。 - 4を2のりんごの上にたっぷりと乗せ、平らにそっとならしましょう。
予めタイミングを見てオーブンを190℃に予熱しておきます。
設定温度を180℃にし20分焼きましょう。
最高に美味しいりんごのクランブルの焼き上がりです。
アイリッシュウィスキーのアイスクリームへと移ります。
- 主人のお誕生日ですもの。
使用した生クリームと牛乳は、主人お気に入りの双方タカナシ製品。
牛乳 200tは熱めの湯せんで温めておきます。
生クリーム 200tはとろりとするまで泡立て、出番まで冷蔵庫へ。 - 卵黄 5個分を大きめのボールに合わせ、グラニュー糖 100gを加えます。
白っぽくなるまでしっかり泡だて器で攪拌しましょう。
卵に火が通らないよう、温めた牛乳を少しずつ加えて泡だて器でまぜます。
これを人肌程度の湯せんにかけながら、ふわりとろりとするまで混ぜます。
電動泡だて器で進行した結果泡々です。 - 湯せんを外し、今度は氷水でボールを冷やしながらゆるく泡立てた生クリームを加えます。
最後にアイリッシュウィスキー 大さじ3を加えましょう。
時々攪拌しながら冷凍庫で凍らせます。
主人が30分にいちど丁寧に攪拌してくれたので、仕上がりが最高に滑らかなアイリッシュウィスキーのアイスクリームが完成しましたよ。
量が若干減っているのは、お誕生日ですから大目にみましょうね。
- アップルクランブルにアイリッシュウィスキーのアイスクリームを添えて召し上がれ。
主人、お誕生日おめでとう。
ほんの2ヶ月とちょっと、主人はひとつだけ年上です。
でもいつも私が言っていること。
50歳過ぎたら100も一緒、四捨五入よ。
主人の誕生日を経て週も明け、本日月曜日。
自身の誕生日を機に、主人は今日から1か月ラマダン生活、お酒を断つそうです。
もちろん何故か私も道連れにして。
急きょ強要されたラマダンに文句も言わず、今日もお弁当を拵えます。
昨日抜いたそら豆から、そうは言っても食べられそうな実を持ち帰った貧乏性です。
生もずくと合わせてかき揚げに。
そら豆だけでなく、抜いたスナップエンドウに数個まだ残っていた実も莢から出して合わせましたよ。
- ほんのりと塩味をつけた生もずく・そら豆・スナップエンドウ・セリのかき揚げ。
ご飯には食べやすく切った海苔を敷き詰めて、その上にかき揚げたっぷり。
旬の過ぎた自家製のそら豆はお歯黒も黒々、薄皮もかためです。
今はズッキーニが大きな花を咲かせていますよ。
今週もいつもと同じ、具沢山かつ溢れそうなお味噌汁でスタートです。
イワシの南蛮漬けも冷蔵庫でスタンバイ。
ラマダンだって、夜明け前と日没後の食事は許されるんだよ。
時々はワイン飲むよ、実際来月レストランの予約してあるし
・・・主人は常に自分に寛大です。
良い機会ですから、私の喉の不調を徹底的に直す期間と致しましょう。