せめて古い方のお米だけでも出来るだけ早くお片付けしようと勤しんでおります。
我が家のお弁当としては珍しく、2日連続でお米を使った主食です。
ちょっと懐かしい素朴なお米のお菓子、 “おこし” など拵えてみましたよ。
お砂糖だけでかためるのは少々気が引けるので、お砂糖を極力控えてお醤油を少々。
穀類の歯応えも楽しい甘じょっぱい “おこし” に仕上がりましたよ。
ほろほろ崩れがちな頼りない “おこし” ですが、家庭料理ですもの、器量は二の次。
上記の如く材料はまるでシリアル、主食としてはそこそこ優秀なのではないかしら。
玄米と白米は少し焼き色がつくまでしっかり乾煎りし、煎り米にしてから他と合わせます。
ポリポリ心地良い程度のかための食感が個人的にはお気に入り。
- 白米 大さじ2
玄米 大さじ2
ボールにたっぷりのお水を張り、合わせて拝み洗いをしてザルに移しましょう。
軽く水を切ってから、十六雑穀と押し麦 各大さじ1 (それぞれ無洗米タイプです) と合わせて中火で乾煎りします。
やがて全体がさらりとして香ばしい香りがしてきます。
玄米がパチパチとはじけてきたら火を弱め、綺麗な焼き色がつくまで合計10分ほど。
火を止める1〜2分前に、白胡麻と黒胡麻 各大さじ1も加えて一緒に乾煎りします。
余熱で焦げ過ぎないよう鍋敷きの上に移します。 - 穀類を乾煎りするのと同時に、アーモンドと胡桃をオーブンでローストしましょう。
それぞれ大さじに山盛り1杯といったところでしょうか。
ざっくりと刻み、予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしたら1のお鍋に加えます。
市販の蒸し大豆も大さじ2〜3、ドライフィグ 1個は刻んで加えましょう。 - 生砂糖・蜂蜜 各大さじ1
みりん 大さじ1弱
だし醤油 小さじ1
胡麻油 小さじ1/2
をお鍋に加えて再加熱します。
とろりとするまで少し煮詰めたら、オーブンシートを敷いたバットに素早く移しましょう。
上もしっかりとオーブンシートで覆い、容器の底等を利用してしっかりと押しかためます。
ここでちょっと反省。
2の段階で一旦穀類その他を別ボールに移し、調味料だけを少し煮詰めてから戻し入れるつもりでおりました手順をすっ飛ばしてしまいました。
この手順でいけば、もう少し上手くかたまったかも。 - 完全に冷めたところでオーブンシートをそっとはがしましょう。
包丁で切り分けて出来上がり。
大きいのや小さいの、不器量なのはご愛敬。
母親のボーイフレンド、畑メイトのM氏は知識豊富経験豊富、野菜作りにも精通した頼れるお方。
先日の畑作業の際、大きく実った春キャベツを持たせてくれました。
M氏が育てたキャベツは葉っぱも大ぶり、大きくて具沢山なロールキャベツが出来ました。
半分に切ってお弁当のお菜にしましょう。
おこしに使った蒸し大豆の残り、ひじき、後は残り野菜。
ドライポルチーニやアンチョビをオイルごと加えることで、ぐっと味に深みがでますよ。
- 蒸し大豆はフォークでざっくりとつぶします。
面取り人参の切れっ端を刻んで合わせ、後は乾燥ひじき、刻んだ自家製分葱の葉っぱ部分、ドライポルチーニ、アンチョビをオイルごとここに加えましょう。
コーンスターチを少々ふって捏ね混ぜ、軽く火を通してしんなりしたキャベツで巻きます。
巻き終わりを下にして圧力鍋に並べ、面取りした人参・ざく切りトマトで隙間を埋めましょう。
上にマイタケを散らしてひたひたにスープストックを注ぎ、オイスターソース・ナンプラーで控えめに味付けをして3分加圧すれば出来上がり。
今朝の主食は鶏粥大盛り。
ここでもせっせとお米消費に勤しんでおります。
どうやら主人のリストでは鶏粥の方が釜たまうどんより上位にいる様子。
今朝は鶏粥で何とかごまかしましたが、そろそろ不満の言葉が飛び出しそうです。
明日はそろそろ釜たまうどんかしら。
朝ご飯を終えた途端、明日の主食をリクエストする主人って・・・