バレンタインに焼いたレッドベルベットケーキ(☆彡) に使用した非アルカリ処理ココアパウダー。
双方そろそろお片付けしたい頃合いなので、何か面白い使い道はないかといつものGoogle検索をしておりましたところ、 “ロースィーツ” なる未知の言葉にヒット致しました。
テレビや雑誌で “ローチョコレート” なるものは聞いたことはありましたが、俄然興味がムクムクと。
ちょっと面白そうなので私も挑戦してみようかしら、ロースィーツ。
見ると手順は至って簡単、材料もお家にあるものでどうにかなりそうですし、ね。
という訳で、初めてのロースィーツ、ローチョコレート。
何しろお弁当用に持ち運び可能なことが絶対条件ですからね。
しかも今日に限って主人術後の外来診療の日、いつもより移動時間が長いときました。
うーんと考えた結果、粉寒天を使って常温で溶け出すのを阻止しましたよ。
材料は非アルカリ処理のココアパウダー、そして完熟バナナとアボカド、ナッツ多種。
食感のアクセントに、蕎麦の実も加えてみましたよ。
ロースィーツにお砂糖は使わないと知り、デーツシロップを加えてはみましたがこれはなくても良いくらいバナナの甘さが際立っております。
過度に使い過ぎるのもいかがなものかと。
使用した粉寒天は極僅かですので、生チョコより頼りない食感ではありますがまぁそれもご愛敬。
何よりしっかり甘くて決して体に害のあるものではないでしょう、そんな安心感がお気に入りです。
以下の分量で、野田琺瑯レクタングルの浅型Sサイズにひとつ分です。
- アーモンド ・ 胡桃 各30g はざく切りに。
蕎麦の実 15gと合わせ、予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしておきましょう。
蕎麦の実は他のナッツより5分ほど少なめに時間差でローストしました。
小粒なので焦げてしまいそうですものね。 - バナナはスィートスポットたっぷりの完熟バナナを、更にラップでひとつずつ包んでビニール袋に合わせ、ジッパー付き保存袋に入れて野菜室保存しておいた超完熟バナナ。
皮は真っ黒ですが、果実は真っ白で甘みも倍増している気が致します。
小ぶりな超完熟バナナ 2本 (正味190g弱) と完熟アボカド 1個 (正味107g) をフードプロセッサーに合わせます。
冷凍保存してあった自家製の干し芋 (35g) も適当に裂いて加えましょうか。
デーツシロップ 30gを加え、滑らかに攪拌します。 - 今回使用した非アルカリ処理のココアパウダーです。
滑らかに攪拌したところに、ココアパウダー 30gを加えて攪拌しましょう。
更にローストしたナッツ類+蕎麦の実を加え、ほんの軽く攪拌します。
チョコレートクリームとしてならば、この段階で十分対応可能だと思います。
とっても美味しい。 - ですがあくまでもお弁当のデザートとしてなので、寒天でかためましょう。
お水 100t
粉寒天 小さじ1/2
を小鍋に合わせ、よく混ぜてから中火にかけます。
煮立ったらやや火を弱め、2分ほど混ぜながら完全に粉寒天を煮溶かしましょう。
チョコレート生地 おたま一杯分ほどを寒天液に加え、素早く泡だて器で混ぜ合わせます。
よく混ざったところで残りのチョコレート生地を加え、泡だて器で滑らかに混ぜ合わせましょう。 - オーブンシートを敷いた容器に移し、容器の底を数回打ちつけて空気をしっかりと抜いてからスパチュラで表面を綺麗にならします。
冷蔵庫で2時間も冷やせばしっかりとかたまります。
包丁で切り分けましょう。 - コーティング用のココアパウダーはバンホーテンのピュアココアを使いました。
非アルカリ処理のココアパウダーは色合いも淡いので、色の濃いバンホーテンの方が映えますからね。
適量をビニール袋に入れ、カットしたローチョコレートを少しずつ加えては全体にまぶします。
ココナッツオイルもナッツ類も多用しない寒天仕様のローチョコレート。
次回拵える際は、デーツシロップもカットして更に自然な甘みに身をゆだねましょう。
うん、ココアパウダーのお片付けもこれで拍車がかかりそうです。
本日のお弁当、主役はデザートのローチョコレートです。
なので主食はササッとサンドウィッチに致しましょう。
ごそごそっと冷凍庫を探って・・・と。
日にちを見ると、あらまぁ長きに渡って寝かせたこと、昨年の9月に焼いた全粒粉食パン (2018年09月07日 ☆彡) が発掘されましたよ。
在庫食材をたっぷり挟んでサンドウィッチに。
文字通り在庫食材総ざらいのサンドウィッチです。
- 水分の多いトマトはオーブンでセミドライ状態に。
前日の夜にオーブンで乾燥させておけば今朝は楽々です。
トマトをやや厚めにスライスして網の上に並べ、予熱なしのオーブン 110℃で90分ゆっくりと乾燥させるだけ。 - 全粒粉食パンは予め冷蔵庫に移して解凍しておきます。
室温に戻しておいた無塩タイプの醗酵バターをたっぷりと表面にぬりましょう。
アクセントにハリサも少々。 - アンチョビを細かく刻み、オリーブオイル、輪切りにした茄子と合わせて軽く炒めます。
マッシュルームは凍ったままここに加えて軽く炒めましょう。
日持ちしないマッシュルーム。
使うあてのないマッシュルームは、買ったら早々にさっと洗ってしっかりと水気を拭き取ってから適当に縦切りにして冷凍しておくと、何かと重宝します。
バターとハリサをぬった全粒粉食パンの上に薄切りセロリ、薄切り新玉ねぎをたっぷり。
その上に茄子とマッシュルームを重ねましょう。 - トマトも合わせてパンで挟めば出来上がり。
あまり強くパンを抑えると、野菜の水気が出てしまうのでそこはふんわりと。
今週最後のお弁当は甘いロースィーツとサンドウィッチでした。
サンドウィッチのフィリング、茄子とアンチョビを合わせて炒めたお鍋。
ここに胡麻油をちょっと足して新たに茄子を炒めます。
こんがりと茄子に焼き色がついたところでお出汁を注ぎ、大根・人参・マイタケにお豆腐・・・
我が家の朝の必須アイテム、具沢山お味噌汁に有効利用。
昨日の夕食に拵えたおから団子も添えて更にボリュームアップです。
おまけに今日は金曜日。
この日の為に、週ほんの数日、いや二日だけではありますがアルコール控え日を設けているのですもの。
今日は焼酎ですって。
暑いのでロックですって。
主人が鰹のたたきをお土産に帰宅しましたよ。
さ、飲酒に向かって佇まいを調えましょう。